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羊と鋼の森
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羊と鋼の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 41~60 3/4ページ
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とても好きな世界観なんだけど、読後は思いのほか何も残らない。評判が良いのが分からん。多分、いろいろと不自然な設定と冗長な言い回しに冷めたのかもしれない。 | ||||
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私たちの世界は果てしない。 どこで生きるか、どうやって生きて行くか。 * 世界。 * 音楽。 * 世界と音楽。 * 音楽だけに限らず、私たちが生きる それぞれの森がある。 「ピアノで食べていこうなんて思ってない。」 「ピアノを食べて生きていくんだよ」。 見つけた者の強み。 静かな闘志が淡々と描かれる。 それぞれの、闘志。それぞれの。 秋野さんを主人公にした物語だったら、また違う音楽の世界を感じることができたかもしれない。 羊、森、ふたご 、カササギ。 キーワードがなんだか村上春樹っぽい。 静かな、淡々とした世界観もどことなく似ている。 * * 宮下奈都の文章が苦手で、これまで宮下作品は読みかけても挫折、を繰り返していた。言葉が、どうしても解せなくて、私の中には入って来なくて。ずっと読めずにいた。避けていたと言ってもいい。周波数が違うというのかな。調律がしっくりこないのと似ているかもしれない。周波数が合わないから、調律が合わないから、雑音混じりでザワザワして。 絶賛な評価も多く、高く、本屋大賞も受賞した本作も正直、苦戦した。 読んでも読んでも、宮下奈都という人の言葉が私とは一致しなくて居心地悪くて。 でも、世界観は好きだし、調律師とピアノと音楽との関わりが興味深くて居心地の悪さと闘いながら読んだ。 美しい文章… ごめんなさい。私は最後まで感じ取ることができなかったショボーン * 「音楽は人生を楽しむためのものだ。はっきりと思った。決して誰かと競うようなものじゃない。競ったとしても、勝負はあらかじめ決まっている。楽しんだものの勝ちだ。」 「僕には何もなくても、美しいものも、音楽も、もともと世界に溶けている」。 美しいもの。 美しいものってなんだろう。 美しく善いもの。 美しく善いものって。。。 * 世界は、果てしなく続く。 続く世界の中で、私たちは あらゆるものの周波数に合わせ、周波数を感じ、生きてゆく。 周波数を合わせるために、時には調律をしながら。 | ||||
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友人の薦めで購入、読んで見ましたが、イマイチの内容に思いました。 | ||||
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物語が淡々と進んで行き、いつ話が盛り上がるのかなとワクワクしながら読み進めましたが、盛り上がらずに終わってしまいました。文章は読みやすいですが、物語としてはあまり面白くはありませんでした。 | ||||
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主人公の生い立ち、育った環境から得た性格と、調律師としての成長していく様を細かな描写で書かれた作品で、途中つまずきながら読み終えました。 読み終わったときに、まるで精細な版画を見たような思いがしました。 私には深い森の中での経験が少なく、森の香まで想像できなかったのが、少し残念でした。 | ||||
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が、雰囲気だけ似ていてリアルな調律師の本って感じでした。 う~む。。。面白いのかといえば・・・普通かな。 直木賞・芥川賞よりは読みやすい本屋大賞。 村上作品に近いというとライトノベルになってしまうのかな? | ||||
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2017本屋大賞「蜜蜂と遠雷」,2016本屋大賞「羊と鋼の森」を続けて読みました.「蜜蜂と遠雷」は「ピアノの森」に設定が似ているのでどうかなと思っていましたが,天才達の競演は面白く一気に最後まで読みました.「羊と鋼の森」はレビューの評判が良いので期待していましたが,平凡(?)な主人公の成長物語の途中までという感じで,中途半端な終わり方でがっかりしました.好みにもよりますが,私はせめて物語の中ではスーパーヒーローでありたいと思います. | ||||
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主人公は、外村。 高校生の時に「ピアノの調律師」 という仕事に心打たれて、職業とする。 主人公は「調律師」の学校を卒業し、 地元の楽器店に就職する。 物語は、主に就職後の数年間の 主人公の成長を描く。 レビューを読むと、実際の調律師の方の 書き込みが見られる。 しかし、私は詳しく知らないので、 そのことを前提として書かせて頂く。 柔らかな文体と内容で、比較的に読みやすい。 主人公が、先輩の調律師やお客さんと、 素直な心で向き合う姿は好感が持てる。 もちろん彼は、当初、精神的にも技術的にも 未熟であり、周囲に迷惑を掛けてしまう。 その度に、自問自答を繰り返し、先輩の話を聞き、 成長していく。 表現としては観念的で抽象的なものが多く、 情景が浮かびにくい。 主人公の思考過程は、素直過ぎる部分や 独特な発想(ピアノの音を森に例えるなど)があり、 理解しづらい箇所が多かった。 | ||||
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読み終わるのに時間はかからなかったけど、あまり印象に残るものはなかった。 | ||||
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タイトルが変わっていて、メルヘンの森での妖精の物語。でも何でもなく、ピアノの調律師に魅せられて、主人公も調律師という職業につき、ピアノの調律をする日常生活を描く物語。羊と鋼がつまった森はピアノに対する比喩かぁ。大きな盛り上がりに欠けて、2016年のベストセラーへの期待が半減。 | ||||
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毀誉褒貶相半ばする本書だが、私には薄味すぎて、良くわからなかった。こういう職業を取り扱うストーリーであればテレビドラマにすると良いのかも、と思ったりもしたが、その場合でも調律師を目指す青年ではなく、ベテラン調律師の方を描きたくもなるだろう。 誰でも下積み時代は苦労するもの。苦労しているけど頑張ってるよ、だけでは小説にならず、その人を動かす思いとか動機付けをきちんと描かないと、感情移入できないのではないか。 | ||||
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周りは山ばかり。小中はあるけれども高校のない村に育った男の子が進学のために町で一人暮らしを始め、その高校でたまたま体育館のピアノの調律を目にして感動し、自分もピアノ調律師になろうと決意する。専門学校に2年間通って技術を身に着け、幸いにもその町の楽器店に就職して、家庭のピアノの調律をするようになる。そして数年、先輩調律師の仕事を見ながら成長してゆく。 今の世の中にこんな男がいるだろうかと思われるほど、気立てのよい青年である。周囲の人を幸せにして行く人なんだとおもう。でもさらに望むなら、調律師としてすごく立派な仕事をしてるところをもっと見たかった。素人にはわからないほど専門的で高度な作業に真剣に打ち込んでいる男性こそが、素敵に見えますから。 | ||||
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ピアノの調律師のお仕事を丁寧に追った作品。 それ以上でもそれ以下でもない。 特に感動するとかいう感じのものではない。 | ||||
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読み始め、好みの文体だったし、昔から教養小説(青春小説、成長小説)好きだったので、 手にとって半日で、すっと読めました。 文章技術や構成のしっかりした、完成度の高い小説だと思います。 帯に村上春樹と小川洋子の魅力を備えたとありますが、翻訳小説の影響を受けた、和風 の古典的な表現に頼らない文体という以外は、似て非なるものだと思います。 わかりやすくて、すっと読めて、ひっかかりがない(それだけでもすごいのだが)のが、この 小説のものたりなさにつながっていると思います。 主人公の育った森の自然描写は、視覚と聴覚だけの表現で、匂いや触覚の表現がない から、リアリティが削がれています。これは、意図したことかもしれませんが。 主人公の生真面目さ、求道的な姿勢が、きわめて特殊なので、共感するというよりも、 ふーん、こういう人もいるんだで、終わってしまいました。 実際に、調律をやっていた方を知っていました。 ピアノという機械をメンテナンスする技術者、工学系の知識豊富なおじさんで、小説に描かれ ている調律師の方とは、まったく違っていましたが、少なくとも、読んでいる間は、そのことは 気になりませんでしたし、現実にいない作者の理想像かなあと判断しています。 | ||||
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昨今の文学賞の低レベル化は皆さんもご存じのことだと思う。 その中では比較的よくかけていると思う やりたい事もはっきりしているし丁寧な文体も好感を持てる それなのになぜか読後何も残らない まるで好きでも嫌いでもない人と数時間一緒にいた様な感覚 ただ同じ空間にいたというだけの印象なのである 一人称小説というのは個人の内面にスポットを当てる作品に採用が多い形態 私小説や心象小説なんて言われてきた この物語も主人公の私小説的な書きかたがされている だから違う人間である以上どうしても多少の違和感は生じるし多少の反論や共感は生じるものであるはず それが一番の疑問だった たぶんこの小説は感情論だけなんだとおもう 理由はあるかもしれないけど理屈がない だからとても薄く感じるんだと思う きっと男性には絶対にかけないと思う 正に子宮で書いた小説 僕はダメでした | ||||
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私がこの本を読んだ理由は2つ 1つ目、本屋大賞であったため 2つ目、読みやすそうな本だと感じたため (暇潰しにさっと読めそうだと感じた) 結論を先に述べると、 買って損はしてないかなって思える程度の満足度 所感 ストーリーの展開が早いので飽きないけど、少し内容が薄い気がした。 ただし、主人公の仕事(調律師)に対する熱意は私も見習いたいと感じた。また、音楽の魅力を感じた。 印象的な言葉 絶対とか正しいとは世の中に存在しない 才能を気にせずに、根気があるやつが勝つ | ||||
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調律師のことも、ピアノを弾く人のことも、とってつけたようで読み進んでも音楽の美が見えてこなくて、読み終わるまでずっと違和感を感じた。これまで世に出ている作品などから取材して印象的なところを引っ張ってきたのではないか、作者本人の中から出てきたものではないのでは。 でもピアノを弾くことと調律することの「奥深そうな」魅力を伝えているので、多くの人に読まれるのは良いことだと思う | ||||
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何も変わったことが起こらず、長い時間の経過もなく、ある中途半端とも言える時点で話は終わります。それが自然な本です。 | ||||
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インパクトに欠ける。分かり易い内容と素直な主人公で最後まで簡単に読めるが、読んだ後で思いだす言葉や場面が余り浮かんでこなかった。 | ||||
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本屋大賞は毎回どんな人にも受け入れられそうな読みやすい本を選んでくれるし、最も信頼できる賞だと思っています。 しかし今回は「?」でした。 この世界観は決して悪くはないけど、あまりに静謐で、好き嫌いが分かれそう。 本屋大賞にはそぐわない作品という印象です。 静謐で、まっすぐで、心がふわっと優しくなるような世界・・・だけどそれはとても表面的なもの。 夢や目標に向かうにあたって、血のにじむような努力や苦しいほどの絶望感はあったはずなのに、 それらをオブラートにくるむようにしてなるべく感じさせないところに違和感を感じる。 きれいにまとめすぎようとしてるのが読んでてわかる。 それに気づいちゃうと、一気に白けてきちゃいます。 本屋大賞だけに期待が大きすぎた。背負った看板が大きすぎたってことなのかなぁ。 | ||||
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