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白衣の女



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白衣の女の評価: 4.48/5点 レビュー 25件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(5pt)

緻密なミステリー

日頃ミステリーにはあまり興味がなかったのだが、ミステリーの人間学―英国古典探偵小説を読む (岩波新書)の中に紹介されていて、興味をそそられて手に取った。その結果、結構な厚みの3巻を、あまりのおもしろさに一気に読んでしまった。複数の語り手によるいくつかの断片的な事件の謎の側面が、最後にはすべて解決されるのは爽快だった。
最近の日本のミステリードラマや小説では、謎の解決が中途半端だったり、納得できなかったりして、あまりすっきりしないと感じていたのだが、100年以上前のこの作品では、実にすっきりした読後感を味わった。もちろん、現代の事件捜査力から見れば、ごく簡単に解決する問題なのだが、この時代の社会状況なども楽しみながら読める。
白衣の女 (上) (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:白衣の女 (上) (岩波文庫)より
4003228413
No.1:
(5pt)

ミステリーのはしり

1860年頃イギリスで出版され、当時大変な話題になった作品だそうです。ミステリーの先駆的作品とのことですが、色の描写を効果的に使って、読者に情景を想像させるテクニックは、今読んでもうまいの一言です。こういう作品が、後のヒッチコックの映画につながっていくのかなと思いました。今読んでも楽しい小説です。
白衣の女 (上) (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:白衣の女 (上) (岩波文庫)より
4003228413

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