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(短編集)

13のエロチカ



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【この小説が収録されている参考書籍】
13のエロチカ
13のエロチカ (角川文庫)

13のエロチカの評価: 3.33/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

官能小説

女性が描く官能小説集。そんなに下品ではなく、逆に爽やかな印象を与える作品もある。なんというか、ソフトな官能小説集というしかない作品集。
13のエロチカ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:13のエロチカ (角川文庫)より
4041932084
No.1:
(3pt)

可もなく不可もない官能小説集

坂東真砂子は高知県出身の作家である。つい先日も高知新聞にスローフードとナショナリズムについての論考を寄せていた。同紙に小説の連載もしている。この作品は彼女のこれまでの土俗ホラーとは一線を画する官能小説集である。「幼児性愛」など所謂禁断の性を扱ったものも含まれているが不思議に卑猥な感じはない。イタリアを背景にしたものが5篇、どれも南欧の地でファンタジーを解放させる日本女性の微妙な性意識がスタイリッシュに描かれる。男性を主人公にしたものは2篇だが、結局いずれも女性が主導的役割を果たす。
 今後人気作家による官能小説は流行になるとふんでいるが、これはまずまずの出来だ。問題は、どれもが似たような展開の話で、読後感がほぼ同じであるということと、若干オリジナリティーに欠けるところであろう。精神と肉体を取り巻く人間心理の深奥に迫るというところには程遠く、それは今後に期待したい。
13のエロチカ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:13のエロチカ (角川文庫)より
4041932084

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