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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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けっこうおもしろかった。 気軽に読めるし、その読んだ分のおもしろさは十分にあると思う。 (前に、TVでこれを一冊のちゃんとした本にするのに紙の厚さを厚くしたり、文字の大きさや間隔を調節したり…なんかをやってて、なるほどと思った。 一冊読んだって感じするけど、よく考えたらかなり分量少ないかも←だったらおもしろさも案外少ない?) 高校生の時に読んだらもっとよかったと思う 共感よりも懐かしさや寂しさの方が強い 等身大の感情はもうあまり残ってないと少し残念に感じた… | ||||
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文藝賞を受賞して入るものの、内容が薄い。実際に作者がこの小説を通して伝えたいことは何なのかが、よく分からない。もしかしたら何もないのか?と思い、星は3つにした。 読みやすいのは事実であるし、ストーリー自体も楽しい。ただ、文学としてそれほど高尚ではないのではないかと思う。 | ||||
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実家にたまたまあったので読んでみた。 1時間くらいで読めた。 この作家に興味をもったので、「蹴りたい背中」も読んだが、 形式的にはこの2作は殆ど同じである。 ただ、「蹴りたい背中」の方が混濁してて不快だ。 ぼくは「インストール」の方がすっきりしてて好きだ。 しかし、どっちにせよ、騒ぐほどの作家とは思えない。 別にたいした小説ではないと思う。 それから、これは蛇足になるが、この本の映画版は、 神木隆之介が出てなかったら、 本当に救いようのないものになっていただろう。 | ||||
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そこまでひどくはありませんでした。ただ、芥川賞受賞というのはこんなものなのかな?と思いました。でも、個性が出ている所や次の展開へ持っていく力など、なかなかだと思う場面もあるっちゃありましたけどね。 ただ、心に深く刻みこまれることは絶対に無いと思います。綿矢りささんのファンとかでないと・・・。 でも、さっきも言ったように優れている技術だなと思わせられる場面もあったので星3つぐらいですかね。 | ||||
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1日で読み終えましたが、他の多くのレビューアーと同じく何か物足りなさを感じました。主人公が女子高生であったり、受験の話で早稲田が登場するなど、何か綿矢さん自身の日常を綴ったのではないかと思われる節があります。 小説というのは自分の人生経験を基にして書く側面があるので、まだ17歳(この時点で)の彼女に多く期待するのは酷なのかもしれません。ただ、文章表現は魅力的だったので、今後に期待しています。 | ||||
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共感が出来る反面、よく意味のわからないストーリーだった。 しかし、どこかひかれるところがあるように感じる。 最後はなんだかあまりにもあっけなく、風俗のチャットを通してなにを伝えたかったのか里理解に苦しむ。 それは『蹴りたい背中』にもいえることで、正直言うと、なぜ芥川賞を受賞したのかさっぱりだ。 ただ、前述したとおり、どこか惹かれるものを持っている作品なので、読んでみて損はしないと思う。 | ||||
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新作のYou can keep itを読みたくて手に取った。 綿矢りさには大きな期待をしていた。 文体に対しての意識が高く、リズムのよく流れるような文章を書く人だと思う。インストールも蹴りたい背中も、文章のうまさで読み手を惹きつけたのではないかと思う。その辺は、高橋源一郎の解説を読んでください。 今後もそのやわらかい中に、どこか緊張感があり、深層心理を書き出すような文体を持続してくれるのかと期待をしていた。 今回は著者初めての3人称。 悪くはなかったけど(おもしろかったけど)、正直期待はずれ。決して描写が下手になったとかそういうことではないけれど独特のリズムがない。鮮やかにつないでいく文体の流暢さがない。(3人称だから仕方ない部分はあると思うけど) いじめられたくないから物をあげる、という主人公の行動も、短編とは言え、雑な感がする。 | ||||
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話が物語らしくきっちり展開して、結末もしっかり存在していた所が良かった。 著者の独特の人物の描き方がここにも健在。 まぁ小さい世界での大したことのない出来事の話なんだけど。 それなりに楽しく読めた。 | ||||
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一言で言うと、少女マンガ。 そういうものなのだと思って読めば結構読める。 テンポがいい。まとまりもとれている。 人物造形はいわゆる「漫画的」だが、それだけに読みやすい。 ストーリーテリング、文章表現、観察などの面で、 高校生(当時)の水準からは一段突き抜けている感じ。 余談だが、近所の小規模書店ではコミックコーナーに並べられていた。 笑えた。 | ||||
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「人と会いたくない。一人きりでいたい。」と思ったことが誰にでもあるのではないだろうか?朝子も、そう思った一人なのだ。「チャット」は確かに楽しい。見えない相手と気楽なおしゃべりが出来る。しかしその反面、むなしさも感じてしまう。朝子は生身の人間との出会い、会話の大切さを改めて知る。そしてかずよしも、義理の母との関係をいいものにするために努力していくのだろう。 人の心はインストールし直す事が出来ない。だからこそ、大切にしなくてはならないのだ。 | ||||
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