■スポンサードリンク
身も心も 伊集院大介のアドリブ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
身も心も 伊集院大介のアドリブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あとがきから読むのは適切ではないが、 ついついあとがきを呼んでしまった。 本書を楽しむのには2つの方法があることがわかった。 1つは、素直に、この本を読むこと。 登場人物について、過去に知っていたことがあろうとなかろうと、 伊集院大介のように、無頓着に、透明に読むこと。 本書を読んで、栗本薫が期待している読者像が、伊集院大介であることがわかった。 過去の読書好きで徹夜してしまう話があったが、 今回はジャズを聴いて徹夜してしまう。 栗本薫の望む読者なら、本書も楽しめるはずだ。 2つめは、あとがきにかかれている 関連書籍を先に読むこと。 キャバレー で登場する 八代俊一 たそがれのローレライ 死はやさしく奪う 水曜日のジゴロ で登場する 藤島樹 ヴァンパイア、ゾディアック で登場する 竜崎晶 その他 滝沢稔 通称 アトムくんが登場するさまざまな既刊書 これらを読んでいると楽しめることもある。 こちらも、よく考えたら、伊集院大介の読み方だ。 関連する文献をすべて読んでしまう習性があるらしい。 どちらにしても、栗本薫が期待している読者は、伊集院大介だと分かった作品でした。 伊集院大介が好きでない人は、本書を読んでもつまらないかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あとがきから読むのは適切ではないが、 ついついあとがきを呼んでしまった。 本書を楽しむのには2つの方法があることがわかった。 1つは、素直に、この本を読むこと。 登場人物について、過去に知っていたことがあろうとなかろうと、 伊集院大介のように、無頓着に、透明に読むこと。 本書を読んで、栗本薫が期待している読者像が、伊集院大介であることがわかった。 過去の読書好きで徹夜してしまう話があったが、 今回はジャズを聴いて徹夜してしまう。 栗本薫の望む読者なら、本書も楽しめるはずだ。 2つめは、あとがきにかかれている 関連書籍を先に読むこと。 キャバレー で登場する 八代俊一 たそがれのローレライ 死はやさしく奪う 水曜日のジゴロ で登場する 藤島樹 ヴァンパイア、ゾディアック で登場する 竜崎晶 その他 滝沢稔 通称 アトムくんが登場するさまざまな既刊書 これらを読んでいると楽しめることもある。 こちらも、よく考えたら、伊集院大介の読み方だ。 関連する文献をすべて読んでしまう習性があるらしい。 どちらにしても、栗本薫が期待している読者は、伊集院大介だと分かった作品でした。 伊集院大介が好きでない人は、本書を読んでもつまらないかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズが昔から大好きで、生涯で一番読み返したのが『伊集院大介の私生活』だ、と言ったらそのマニアぶりも分かるかしらん。しかし、この作品は余り感心しなかった。どうもゲストが、他のシリーズから持って来た人物のようだけど(あたしは知りませんが…)、大介が一目も二目も置く、天才型キャラとの共演はもう十分です。そもそも、こういう共演は、作者が楽しんでいる程、成功していないパターンの方が多い。どちらかが割をくってしまうからなのでしょうね。事件すら起こらない時がある伊集院大介シリーズにおいて、彼の存在が霞んでしまう位、ガッカリな時はありません。…それでも、この後に怒涛のように続く「大駄作」のオンパレードに比べると、まだマシなのかも知れませんが…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天才肌のジャズ・ミュージシャンが、前の結婚で歌手だった 夫人のクスリにまつわる災禍で自身も巻き込まれ、大怪我 を負ってしまった。アーチストとしての孤独、音楽への 限りない愛、自分なんか音楽を取ったらただのおじさんだよ… というつぶやき。 その昔、75年12月に書かれた芸能長編の主要人物、『翼ある もの』の今西良が、ずっと経ってからの続編、88年の『朝日の 当たる家』だったと思うが、それでこのジャズ・アーチストにコン プレックスを感じてしまう程なのだ。 良程の、生まれながらのスターだと芸能プロデューサー、古株の業界 人にそう言わせてしまう人は、そうはいないというのに。 マスコミの作ったのではない、真の天才、才能の輝きが堪能出来る小説 でした。キャストと脚本でいい人がいれば、映像化して欲しいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少なくとも、伊集院大介シリーズの中の一冊で なかったらこの一冊は愛すべき一冊になったかも 知れない。 名優と名バイプレーヤーを揃えれば良い芝居になる 訳ではない、と言う現実を見せ付けている好例。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラスト1ページでそれまで感じていた違和感が噴出。 一気呵成に主人公が大ッ嫌いになってしまいました。 やっぱ殺人事件が起こっているのに、みんなが後始末にかかろうとしたら 「じゃボクはおうちに帰ってオンガクするね~」つったのはどうよ? 人ひとり死んどるっちゅーねん!(相当はしょってますスミマセン) 主人公が天才ですごくてエラくてご立派で藝術の神に偏愛されていると いう設定じたいは問題ないんですけど、いくら何でもここまでエゴイストだと 魅力を感じなくなっちまって。栗本作品には珍しく読むのが辛かった。 同じエゴイストでも「アンティック・ドールは歌わない―カルメン登場 」の ヒロインには強烈な魅力を感じたし励起されるものがあったのに。 しみじみと嫌いだわ~。 読んだ私が小市民だっつーことの証明でもあるのでしょうが、こんなイヤな やつのオンガクなんか聞きたくないし、きっと聞いても「・・・で?」と思って しまうに違いないと確信・・・そんな決心したくないのに! なんか、今回は伊集院先生とからむってことで相当に期待していたので 落胆も大きかったです。読み返す気にならず古本屋に(以下自粛)。 栗本さんの作品で「真夜中のユニコーン」もちょっとこの作品みたいなニオイ を感じはっきりと「嫌い」な小説なんですけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊集院シリーズの伊集院大介先生とキャバレーの矢代俊一氏の 共演です。こういう共演が出来るのも栗本さんならでは。 ジャズがこの本の柱になっていますので、ジャズファンならかなり 楽しめるはず。ジャズファンでなくても、伊集院大介ファンなら さらに楽しめる一冊です。 謎解きとして読むのではなく、このまたとない共演を堪能して 下さい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!