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闇に問いかける男
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闇に問いかける男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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登場人物が抱える暗い過去と幼女殺人事件が最後にきっちり組み合わされ事件解決するのかと思っていたら、 本当にクックって性格悪いよなあ。 その方がリアルではあるのかもしれないけど万人受けはしないよなあ。 スッキリさせればもっと人気でるんじゃないのかなあ。 | ||||
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I couldn't stop reading until the end. | ||||
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1952年、秋。8歳の少女が公園で殺された。容疑者はその公園を根城にしている浮浪者の一人だった。だが、自白も物的証拠も無いので釈放せざるを得なかった。 翌朝の6時に釈放となる前日夕刻6時に、エース級の二人の刑事が最後の取り調べを行う。果たして自供は得られるのか――。 タイムリミット・サスペンスであるが、曲者のクックのこと、一筋縄ではいかない。 容疑者も刑事も、いや、登場人物すべてが心に暗い十字架を背負って生きている。文章は相変わらず老練で巧い。 そして最後のドンデン返し。心憎いの一言。 | ||||
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1952年、秋。8歳の少女が公園で殺された。容疑者はその公園を根城にしている浮浪者の一人だった。だが、自白も物的証拠も無いので釈放せざるを得なかった。 翌朝の6時に釈放となる前日夕刻6時に、エース級の二人の刑事が最後の取り調べを行う。果たして自供は得られるのか――。 タイムリミット・サスペンスであるが、曲者のクックのこと、一筋縄ではいかない。 容疑者も刑事も、いや、登場人物すべてが心に暗い十字架を背負って生きている。文章は相変わらず老練で巧い。 そして最後のドンデン返し。心憎いの一言。 | ||||
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幼女殺し、12時間という時間の制約、意外な犯人という三題噺。いつもどおりの伏線に満ちた展開と、さまざまな問題を抱えた登場人物たちのリアルな描写。クックの作品に共通する「なぜ?」という繰り返される問いかけ。それは犯罪者の犯した罪に対するクックの止むことのない糾弾と、被害者への深い同情を示すのでしょうか。文句なしに面白いのですが、好きになれる登場人物がいなかったので、星ひとつ減点。 | ||||
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いつものクック節全開です。文章の魔術師とでもいうのでしょうか、スローモーションの様な緻密な描写力、そして透き通った文体。まさに芸術品です。目の前で大画面の映画を見ているような、そんな錯覚になってしまいます。この味はクック以外には出せません。 | ||||
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いつものクック節全開です。文章の魔術師とでもいうのでしょうか、 スローモーションの様な緻密な描写力、そして透き通った文体。まさに 芸術品です。目の前で大画面の映画を見ているような、そんな錯覚になってしまいます。この味はクック以外には出せません。 | ||||
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それにしても、どうしてこういう邦題になったのでしょう?直訳すると、別の作家のシリーズみたいだからでしょうか?(直訳は「尋問」みたいな感じ?) 「闇に問いかける男」って、それは変。 「男」シリーズにしているのは分かりますが。でもこれは・・・? それはさておき、内容は、どんどん先を知りたくなってたまらなくなる感じがとてもいいです。 読み終わってみると「なーんだ・・・」という感じがしなくもない。この作家の本も飽きてきたかな。といっても「緋色の記憶」とこれしか読んでいませんが。 そのうちまた読みます。嫌いじゃないので。 | ||||
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待望のトマス・H・クックの新作。彼には「男」「女」「記憶」という3つのシリーズがある。これは原題ではなく、日本で名づけられたモノなのだが、わりとうまく分類されていると思う。で、本作は「男」のシリーズとなるのだが、今回はそれにカテゴライズするにはちょっと毛色の変わった作品となった。以前僕はクックの作品を「僕はクックの作品を読むとアンドリュー・ワイエスの絵を思い浮かべる。」とこのレビュー上で表現した。本作の舞台は1950年代のニュー・ヨーク、今度はエドワード・ホッパーを思い出さずにはいられなかった。「ナイト・ホークス」だ。登場するさまざまな人物が、大都会と貧困と日々の仕事に押し潰され、心に痛みを持っている。これはストーリー全体にうねりのように一貫し!て流れている。そのストーリーだが、幼い少女が公園で殺された事件で逮捕された容疑者の取り調べが柱になり、それを担当する刑事、上司、そしてどんな関連があるのか最後まで明かされない人物たちが絡み合っていく。そしてそれらがクックお得意の「驚愕のラスト」へ収束していく。全体のトーンは相変わらず暗い。あまりに暗いのでそれぞれのエピソードの暗さがある種のパロディに感じられるほどだ。主人公の刑事の名前がコーエン、その相棒がピアース‥紫煙もうもうの刑事部屋とくれば、えっエルロイ?かと思ってしまった。「驚愕のラスト」じたいも良く練れた短編のような趣だ。でもやはり、クックは「田舎もの」を読みたい。次回作に大期待!! | ||||
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待望のトマス・H・クックの新作。彼には「男」「女」「記憶」という3つのシリーズがある。これは原題ではなく、日本で名づけられたモノなのだが、わりとうまく分類されていると思う。で、本作は「男」のシリーズとなるのだが、今回はそれにカテゴライズするにはちょっと毛色の変わった作品となった。 以前僕はクックの作品を「僕はクックの作品を読むとアンドリュー・ワイエスの絵を思い浮かべる。」とこのレビュー上で表現した。本作の舞台は1950年代のニュー・ヨーク、今度はエドワード・ホッパーを思い出さずにはいられなかった。「ナイト・ホークス」だ。登場するさまざまな人物が、大都会と貧困と日々の仕事に押し潰され、心に痛みを持っている。これはストーリー全体にうねりのように一貫し!て流れている。 そのストーリーだが、幼い少女が公園で殺された事件で逮捕された容疑者の取り調べが柱になり、それを担当する刑事、上司、そしてどんな関連があるのか最後まで明かされない人物たちが絡み合っていく。そしてそれらがクックお得意の「驚愕のラスト」へ収束していく。 全体のトーンは相変わらず暗い。あまりに暗いのでそれぞれのエピソードの暗さがある種のパロディに感じられるほどだ。主人公の刑事の名前がコーエン、その相棒がピアース‥紫煙もうもうの刑事部屋とくれば、えっエルロイ?かと思ってしまった。「驚愕のラスト」じたいも良く練れた短編のような趣だ。 でもやはり、クックは「田舎もの」を読みたい。次回作に大期待!! | ||||
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