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蠅の王
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蠅の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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ノーベル文学賞を取ったものらしいが、原作から削除された部分がかなりあるようで、それが故に話の栂なりが分からず何を言いたいのか全く理解不能である。 | ||||
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最初の数十ページで読む気が失せた 回りくどい直訳文のせいでか何を述べているのかすぐ頭に入ってこない 人物描写が不自然で漂流物としてわくわく感がないのも致命的 | ||||
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有名な作品なので読んでみました。 第三次(第四次?)世界大戦のさなか疎開中の飛行機が敵の攻撃を受け南の島に不時着、 子供たちだけが生き残り・・という話です。 時間軸は恐らく近未来という設定ですがSF要素はありません。 豚がいたり、果物がたわわに実っていたり、飲み水も豊富にあるということで漂流ものとしての要素もゼロ。 平たく言ってしまえば閉鎖空間におけるモラルの崩壊と権力闘争です。 まぁ子供たちが主役という事で1950年代当時はセンセーショナルな作品だったのかもしれません・・ 現実の少年犯罪はもっと凄惨ですよね、女子高生コンクリート詰め殺人事件とか。 あと個々人の内面や心の葛藤なんかの描写が圧倒的に足りないと思います。 だから無知で無能なお子様たちがどうでもいい事で喧嘩して死んじゃった~ ぐらいの話にしか感じないのだと思います。 | ||||
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イギリス人に紹介され、イギリスの高校生が読んでいるしノーベル文学書を受けた人の本だと言うので購入したが、原作を大幅に削っているようなのでストーリーの流れが全く理解不のである。どうしてこんな本が有名なのか理解不のだが、こちらの推測力が弱いのかもしれないが。とにかく読んだだけではどうしてそのような話の流れになるのか全く意味不明である。小説だから話の流れなどどうでもよいのかな? 翻訳が悪いわけではなく、原書が原作を大幅に端折るからそういうことになるのであり翻訳者の責任ではない。 | ||||
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「良質な海外文学作品を若い感性を持つ読者に向けて発信」が売り文句のハヤカワepiからの新訳。 さすがもはや定評のある訳者によるものですね!素晴らしかったです。 | ||||
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1954年発表の作品で、発表当時はセンセーショナルだったかもしれないが、『バトル・ロワイヤル』以降の作品を知っている世代からしたら、またこの手のやつかといった感じではないだろうか? 人間の内なる悪を描いているとよく言われているが、バタイユやセリーヌやドストエフスキーといった作家たちも人間の中に潜む悪といったことをテーマに小説を書いている。この作家が特に突出しているといったわけでもないだろうし、また人間性に潜む悪と言えば恰好いいテーマのように思えるが、そんな本ばっかり読んでいると、つくづく自分は厨二病なんだなと思う日がくるかもしれないw | ||||
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のどかな「十五少年漂流記」が次第に浅間山荘事件になっていくような物語。人間の深奥に潜む獣性、悪魔性を、孤島に取り残された子供たちという寓話的設定で描いている… のだが、これは「十五少年漂流記」の単なるネガ版でしかない。そのアイディアだけで、表現も心理描写もまったく浅い。読むものの心をえぐる感じがまるでない。こんな低レベルの小説でノーベル賞がとれるのかと驚く。 1954年の発表で、時代のせいか、牧歌的というか切迫感がなさすぎる展開だ。クライマックスがあっという間にあっけなく終わるのも頷けない。 芥川賞や直木賞作品のほうがましだし、山田風太郎の南海の孤島を舞台にした戦争ものだってもっと面白い。 「蝿の王」とは聖書に出てくる悪魔ベルゼブルのことらしいが、ところどころに寓意的に表象を入れて文学的装いをとっているけれど、どこが面白いのかわからないという以外に、表現する言葉がない。 | ||||
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私には合わない名作でした。 読み進めていても、まったく入り込めませんでした。 人によるのでしょうね。 | ||||
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小説として読むには、ご都合主義が鼻につく。 寓話として読むには、冗長さに頭が痛い。 どちらにせよ題名の「蠅の王」は、 物語の中の「得体の知れない何か」であって この本の主題を表しているとは思えない。 出版された1954年に縁遠いから? 欧米人ではないから? 名作と聞いて読んだが、私の心は動かなかった。 | ||||
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少年達の過ごす島の自然の描写が細かすぎるほど細かい。1文が長くて私の頭では何が何やら解らなくなる箇所多々。 結局何の事を言ってたのかわからない。 そうやって淡々と続いてくから 『読み始めたら止まらない!』感0でした。 私としてはもっと少年達の内面を細かく深く書いて欲しかった。読み終わっても主人公のラーフですらイマイチどんな子だったのかピーンと来ない。ボンヤリ…。ジャック、ロジャーが何であそこまでラーフを敵対視するに至ったのかも 私はあんまわかんない。 その部分が『蝿の王』なのかなぁ…とボンヤリ…1回読んだだけでは全て読みきれない話なのかな?と思いました。また読む気になるかなぁ…?? 私には難しい本でした。 | ||||
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日本語訳が悪い。んでしょうか? 私にはそう思えませんでした。 論理性のない子供の心理・行動描写(それすらも不十分)のせいだと思いますが、私は感情移入ができませんでした。 「こういう設定や状況なら」という状況の理解でおしまいです。 まったく予備知識なしで、がんばって最後まで読み上げて、ラストにもかなり驚き、がっかりしてしまいました。 筆者がこれを書き上げた時代とそれ以後の文学にどんな影響を与えたか? という壮大な話は知りませんし、ひとまず置いておくと、 1つの読み物としての完成度は低く、自分が引き込まれてるな〜と思えることもほぼありませんでした。 これを原作として、ボリュームを倍、もっと文章力のある人が書き直し、なんてことがあればいいのかな。とは感じました。 いい大人になって読んだ小説で、こんなに苦痛だったのは始めてかもしれません。 追記) 色々とネガティブなことを書いてしまいました。 この作品を評価している方など、このレビューを目にして 気分を害された方にはお詫びいたします。 | ||||
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ちょっと話が飛躍しすぎでは・・・。 周りの自然の描写は細かいのですが、同様に子供たちの心の描写がもっと必要なのでは? 子供の(もしくは人間社会の)危うさを描きたかったのだと思いますが、描ききれていない印象が強い。 あと気になったのは、あまりに無説明な設定。 手っ取り早く『不自由無い自然豊かな無人島に、子供たちだけ』という状況を作りたかったのでしょうが・・・。 私は気になる点が多すぎて、ちょっとこの小説には入り込めませんでした。 | ||||
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本書は「無限のリヴァイアス」や「バトル・ロワイヤル」に影響を及ぼしたと言われており、鬼頭莫宏が好きな小説としてその名を挙げている。 リヴァイアスやバトル・ロワイヤル、鬼頭作品の印象が強かったため、閉鎖空間における生存のための駆け引きや、人間が狂気に駆られていく過程の描写に期待していたが、そういう点は意外とあっさり書かれていて肩透かしを食らった。孤島での生存競争における行動や心理状態の変化を描写した作品としては、ひと昔前にテレビでやっていた「(アメリカ版)サバイバー」の方が、「蝿の王」よりも後味が悪くて面白かったように思う。 …いや、そもそも本書はそんなドロドロしたものを示すことを目的としているのではなく、少年達による冒険小説のパロディーとして、健全そうな彼らに潜む狂気(と言うか、いじめっ子気質)をより自然な形で溢れさせることに重きを置いているようなので、肩透かしを食らって評価を下げるのは勝手なのだが。 なお、登場人物は全て少年。和訳にはやや難があるように思う。 | ||||
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