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双生児



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双生児の評価: 3.00/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

懲りすぎのストーリー!

①後半のストーリー展開は凝りすぎである。何が何やら分からなくなる。著者得意の叙述トリックであろうが、急な方向転換に読者は戸惑い、疲れてしまうのではないか?
②双生児→二重人格→多重人格で充分である。一貫してトリック追求のミステリーであるが、捨子、育ての親、児童福祉施設等、産みの親が育てられない事情、児童福祉施設の環境、里親の育て方等社会派ミステリーとしての描きかたの方が説得力ある作品になっていたのではないか?
もしかしたら著者も書きながらこのストーリーの終結を考え直したのではないか?
ラストの混乱がこの小説の評価を決める。
お勧めの一冊だ。
双生児 (ハヤカワ文庫JA JAオ 4-5)Amazon書評・レビュー:双生児 (ハヤカワ文庫JA JAオ 4-5)より
4150315264
No.2:
(4pt)

タイトルを超越した仕掛けがすごい

表題からこのサスペンスのトリック自体には大方予想はついた、が・・・。
 何故かすっきりしない。ジェットコースターのように展開が目まぐるしく変わり、一気にラストまで読み進めてしまう。
 場面展開の小見出し部分にも仕掛けがあり、ラストに至るまでまでその本当に意味するところが明らかにならない。
 平和に思えるラストも本当に安心はできない「ぞくり」とする終わり方、このまま無事に終わっていいのだろうか。
 作者の細かい仕掛けにはまってしまったようだ。大筋より、伏線部分の面白さが光っている。

 
 
双生児 (ハヤカワ文庫JA JAオ 4-5)Amazon書評・レビュー:双生児 (ハヤカワ文庫JA JAオ 4-5)より
4150315264
No.1:
(4pt)

やはり面白い

デビュー30年、叙述トリック&サスペンスの孤塁を守る折原一の最新作。
しかも、「教室」シリーズを出したあの早川書房からである。
読まずにおくものかと、早速手にしたが、著者の仕掛けとツイストの連続、
炸裂が、僕には大層心地よかった。
本作のオチは見えるかもしれないが、それでも十分に楽しめる力作だと思う。
双生児 (ハヤカワ文庫JA JAオ 4-5)Amazon書評・レビュー:双生児 (ハヤカワ文庫JA JAオ 4-5)より
4150315264

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