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この世の春
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この世の春の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全103件 81~100 5/6ページ
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30周年記念に相応しい作品になっていると思います。宮部みゆきの時代サスペンスホラーでは三島屋が特に好きな自分にはピッタリの内容でした。ストーリーもボリュームも思う存分味わえて満足です。装丁も美しく手に取るのが嬉しいです。 | ||||
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怨念が復讐を呼び…深い闇を作り出していた。その解決は…ひとりひとりの登場人物の働きが微妙に絡み合ってどんどんや読み進められます‼️ | ||||
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上下巻すべてを読んでの感想です。 著者の作品はほとんど読んできました。この作者のバラバラの出来事がすべて1つになって謎が解明されていく、そういう小説の書き方が見事でとても好きです。あと、人間の内面を深くエグるような、人間の心理描写が好きで、それなのに読みやすいのでとても好きだったのですが・・。 この作品には私の好きな宮部みゆきの要素があまりありませんでした。 とりあえず最後まで読んでみましたが、上巻の途中で謎が分かってしまい、ラストも予想通りで終わってしまった・・。 最後まで読んだのだから何かいいところがあったのだろうけど、これと言って思い浮かばない・・。 とりあえずいいところは幸せになってほしい好感持てる登場人物だったことかな。あっさり終わり過ぎて物足りない感じがします。マカロン食べたあとみたいな感じ。次回作に期待します。 | ||||
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商品の説明の「内容紹介」の内容があまりにも本分とかけ離れているので笑ってしまった。 表紙絵も誤解させるもので、 いい意味で裏切られます。 謎解きというわけではないですが、謎が一つ解き明かされると、その先に 別な深い謎があり・・・ と一気に上下巻を読んでしまいました。 ただ、この時代の時間と距離の感覚を現代風に捉えて記述しているところが 散見され、いやいや早すぎるでしょと思うところがありましたが、 読書の秋を過ごすには丁度ぴったりの2冊かと思います。 | ||||
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商品の説明の「内容紹介」の内容があまりにも本分とかけ離れているので笑ってしまった。 表紙絵も誤解させるもので、 いい意味で裏切られます。 謎解きというわけではないですが、謎が一つ解き明かされると、その先に 別な深い謎があり・・・ と一気に上下巻を読んでしまいました。 ただ、この時代の時間と距離の感覚を現代風に捉えて記述しているところが 散見され、いやいや早すぎるでしょと思うところがありましたが、 読書の秋を過ごすには丁度ぴったりの2冊かと思います。 | ||||
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30周年記念ということで、表紙のデザインも見ぬままに予約。 しかし、読み始めても・・・時代物なので(今まで、好きな作家ではあったが、時代物は避けていた)なかなか、すらすらとなぜか読み進むことは出来ずに、少し時間をかけて読んだ。 そして、最後の方に、一気に加速!面白くなってきた! そう、続きが読みたい「上」です。 | ||||
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予想を覆す「上」から「下」への展開(私には)。 そして、こう来たか、という展開。昔の医術では、こういう病は知られてはいなかった・・・・現代であれば、「あぁ、そういうことか」と納得が行き、それをこう書くことが出来るとは、さすがだ!と思わずうなった一作。 やはり、作者はすごいなぁと。 登場人物も、なかなかいい人たちで、読んでいて愛着がわく。みんな幸せになって欲しい、と願っていたら、あーーこうなったか、と、最後嬉しくなる結末。 きっと誰もが、たきさんにはこうなってほしかったはず、のハッピーエンドであったと思います! | ||||
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母に頼まれて買っただけなので、内容はわかりませんが、多分、 | ||||
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母に頼まれて買っただけなので、内容はわかりませんが、多分、 | ||||
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実は上巻の3分の1程までは、「うーん、なんだかなぁ。本当に面白くなるのか?」と 思いつつ読み進んでいたのですが、謎の提示や登場人物の紹介的部分が終わって、 世界観が出来上がったとたんから、話がするすると滑り出し、このうえなく面白く なりました。 主人公である多紀は、自らの辛抱が足らずに紺家を離縁されたという過去を引きずり、 なかなか自己肯定できずにいます。そんな多紀だからこそ、若くして押し込めにされた 若殿「重興」を闇のそこから引きずり出すことができたのでしょう。 傷を持った人間だからこそできること。ただ正義を振りかざすのではなく、そっと 人に寄り添い、自らの手で人を呪縛から解き放つために戦う多紀に共感しました。 宮部みゆきさんの作品には、根っから「悪い人」は出てきません。 本作もしかり。きっと最後には光が見えるに違いないと安心して読むことができました。 | ||||
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ヒロインの多紀は、偶然か必然か、ヒーローである重興のもとへと導かれる。 その出会いを通して、様々な境遇にあった人々とも知り合い、親しくなっていく。 今回の作品を読み始めて、この物語は今までの時代物とはちょっと違うなあという感想だった。 しかし最後まで来ると、やっぱり作者らしい終わり方だったとほっとした。 作品のテーマは、江戸時代でも現代でも共通するものでありながら、しかし宮部作品、ひとひねりきいていて、さすがだなと思う反面、ストーリー展開にちょっと物足りなさを感じたのも事実である。 だが、登場人物たちの内面は細かく描写されており、丁寧に書き込まれていた。私としては、半十郎がお気に入りである。 ただ登場人物がちょっといつもより多すぎないかなあと思ったりもした。 それでも結局、ぐいぐい引き込まれて、一気読みをしてしまった。 心に残る作品だった・・・ | ||||
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どなたかもレビューに書いているけれども「サイコ&ミステリー」の要素があまりないし、登場人物が災厄の元になった親娘2人を除いて善人ばかり。その親娘にしたところで底なしの悪意の持ち主でも冷血漢でもないのだなぁ。 謎解きの段階でいろいろ妨害が入るかと思えば全然ないし、あっと驚く事件の黒幕が判明(例えば、筆頭家老の某とか)というどんでん返しの展開にもならないので、ハラハラすることなく読めてしまった。ひと言で云ったら「怖い話」でなく、結局は「善い話」。『孤宿の人』よりもさらにライトな雰囲気のストーリーと云ったらよいだろうか? このところの宮部みゆきさんの作品は、こういうのばっかだな。 ミステリーなら、小野不由美の『残穢』のような思いっきり怖いやつか、古いけど『火車』みたいにずしんと来るやつを頼みますよ。 | ||||
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小説としては普通に面白い。 よく評価されている「一気読みしました!」ではなく、そもそも宮部みゆきの文章はスラスラ読めるのです(ここは褒めてます)。 ただ宮部みゆきの作品としては、かなり物足りない。★★★1/3が正確なところ。 登場人物はそれぞれ個性があり好感がもてるのだが、逆に主人公となるべき人物の書き込みが弱い。キングが書いたらこの3倍長さの小説になっていたでしょう。 そしてもっとも良くないのは(これは小説の中身ではありませんが)新潮社の装丁、惹句である。この少女漫画風のイラスト。このように登場人物をマンガ風にしてふうぼう印象を決定づけるのは良くない。私たちは文章から登場人物の顔形を想像するもので(そこが楽しい)それは決して少女漫画の顔ではなくリアルな人間として想像する。この絵のせいで物語世界に没入することが少なからず妨げられた。対象年齢が中学生以下なら別だが、同じ絵でも「桜ほうさら」の装丁を見習ってほしい。 また「作家生活30周年記念・・・サイコ&ミステリー長編作品・・・史上もっとも不幸で孤独な、ヒーローの誕生・・・」すべてこの作品の本質からずれている。そういう内容じゃないでしょう。刺激的な売り文句にだまされた感が残ります。まさにあおる方向が間違っている。 残念ながら宮部みゆきにはずっと素晴らしい既刊があります。 もっと別な紹介のされかたをしていたら、素直にもう少し楽しめました。 それでも★4つの作品です。 | ||||
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宮部さんらしい作品だなあと感じましたが、上巻も下巻もオビのコピーが酷すぎる。 もう少しまともなコピーはつけられないものですかね?これならオビ無い方が良いよね。 中身は面白いので、買って損はしないです。 | ||||
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あくまでも好みの問題と思いますが、上巻は面白かったです。 下巻で失速・・・結末もなんだか物足りなかった。 謎の原因がこんなもん?? 「あかんべえ」のような展開と思いきや、ビリーミリガン??? 多紀は荒神の朱音様と混同しました。個人的にはロマンスはいらないです。 どうも登場人物の誰にも感情移入できず消化不良です。 強いて言うなら、半十郎がよく働いてお疲れ様です。 | ||||
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宮部みゆきさんはもっと現実に即した人間関係だけで話を進められる方だと思っているので、ファンタジーに寄りすぎていて残念に思いました。 文章は読みやすくキャラクターにも魅力があります。所々心からゾッとする箇所や感動する場面もあります。 初ものがたりや孤宿の人などの雰囲気を求めるとがっかりするかもしれません。 好みの問題なので、荒神を心から楽しめた人にはお勧めです。ハードカバーで買っても後悔はしませんでしたが、前に書いていたような時代物を読みたいです。 | ||||
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普通に面白い作品でしたが、自分の中の宮部みゆきさんへの期待値が高すぎるせいか、ちょっとがっかりしました。タイトルが良いだけに本当に残念です。「孤宿の人」の完成度はありません。あと、本にはさまっていた30周年記念インタビューの小冊子は先に読まないほうが良いです。この作品のエンディングイメージにふれられています。 それより、ドリームバスターの続きを書いてください。内容を忘れてしまいそうです。三島屋の話も私が生きている間に完結するのか心配しています。 | ||||
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当たり前の言葉だが、素晴らしく壮大な物語だった。底知れぬ深い闇の奥の奥にいる北見藩元藩主重興を、様々な人間が力を合わせて救おうとするストーリー。重興の過去に何があったのか、一つ一つ糸を解くように真実を明かしていくストーリー展開は圧巻。どんなに過酷な環境 であったとしても雪解けをして春が訪れるように、人も必ず春が訪れる。そんなことを教えてくれる作品でした。 | ||||
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宮部みゆきの世界を堪能。 上 から徹夜状態で読んでしまいました。 | ||||
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前作 荒神に続き、いわゆる飛び道具が満載の一作になっています。宮部みゆき先生の真骨頂の人間模様や練ったストーリーよりも、何せこの飛び道具のインパクトが強過ぎて…。読んでは面白く読ませる一冊ですが、往年の宮部みゆきファンには賛否の別れる作品だと思います。 | ||||
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