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(アンソロジー)
謎の館へようこそ 白
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謎の館へようこそ 白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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うーん | ||||
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書き下ろしのアンソロジー。 「白」に収録されているのは、東川敦哉「陽奇館(仮)の密室」、一肇「銀とクスノキ-青髭館殺人事件」、古野まほろ「文化会館の殺人-Dのディスパリシオン」、青崎有吾「噤ヶ森の硝子屋敷」、周木律「煙突館の実験的殺人」、澤村伊智「わたしのミステリーパレス」。 メタ的なミステリが多い。縛りのない書き下ろしということで、実験的なミステリに大胆に挑戦したのだろうか。その意味ではおもしろい。ただ、ミステリとしてはイマイチなものが多かった。ただ、東川「陽奇館(仮)の密室」のくだらなさはさすが。周木「煙突館の実験的殺人」のトンデモ設定も強烈。 また、各著者のシリーズものの1話として書かれており、本書を読んで興味を覚えたら、ほかのものにも手を出すといいだろう。 | ||||
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館を題材にしたミステリーで、作家6人によるアンソロジー。ミステリー×館といえば、本格ミステリーを想像しますが、各短編とも作家それぞれの個性を活かした話で、お得な作品集と言えると思います。 本格寄りなのは、東川篤哉氏の『陽奇館(仮)の密室』と青崎有吾氏の『噤ヶ森の硝子屋敷』で、短編ながらしっかりと館を活かしたミステリーです。気になる作家の作風や文体を知りたいと思ったときに、本書で手軽に知ることが出来ます。 | ||||
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館で事件が起きたり,大仕掛けがあったりと,館自体に焦点が当てられるというよりは, ホラーや青春寄りのもの,さらには館が背景程度の扱いに感じられる作品も中には見られ, アプローチが多い反面,『謎の館』への解釈によっては,物足りなさを抱くかもしれません. また,キャラクタを押し出した篇もありましたが,短篇のせいか説明が足りずに唐突で, その登場や振る舞いには,「誰やねん?」の思いが先に立ち,活かされていない印象です. 他の作品からの出張(?)も,奇妙な人間関係や口癖などは既読者にしか通じないのでは…. とはいえ,初めて知ったり,ご無沙汰だった作家さんなど,新たな出会いや発見もあり, 物語自体にも惹かれるものが多く,『先入観』さえなければ,楽しめる一冊だと思います. ただ,の宣伝も併せ,そちらの作家陣の一言が付いた栞が挟まっていましたが, こちらの作家さんたちの館への思いや,収録作品へのそれもできれば見たかったところです. | ||||
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