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機龍警察 狼眼殺手



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【この小説が収録されている参考書籍】
機龍警察 狼眼殺手 (ハヤカワ・ミステリワールド)

機龍警察 狼眼殺手の評価: 4.16/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.16pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(5pt)

シリーズ最高!

かなり複雑な内容です。
じっくり何度も読める作品です。
このシリーズではトップの内容。
それぞれ2人の女性の成長には涙しました。
機龍警察 狼眼殺手 (ハヤカワ・ミステリワールド)Amazon書評・レビュー:機龍警察 狼眼殺手 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
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No.23:
(5pt)

一見さんお断りのハードなシリーズ

組織対組織の様相が強い。目玉のドラグーンは出てこない(かなり残念)が、人対人の争いなのでそれはしょうがない。決着が付かない分、人の方が怖いのかもね。それにしてもこのシリーズ、最初から読んでかなきゃ全く付いてこられないでしょ。★一つの人はしょうがない。そういうシリーズだからね。逆にそれば間口を狭めてるとも言えるけど。次は一体いつ? 別作品をガンガン書いているから、また三年後? だとすれば、今の技術はもう古びてるじゃん。そこに旧タイプ特捜部ドラグーンとニュータイプとの闘いが生まれるのかな? だとすれば、あの三人のうち誰かが死ぬな、こりゃ。ライザかな? とにかく楽しみなこのシリーズ。
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No.22:
(4pt)

これまでになく読後感が良い!

このシリーズ、毎回思うけど、よくこんな話を思いつくなあと。作者の筆力も折り紙付きなので、安心して物語に没入出来る。

 驚いたことに、今回は機龍を使った戦闘シーンがない。もしかして路線変更? そのため、SFの気配がかなり後退し、警察小説のテイストがこれまでになく濃厚だ。

 機龍に関する重要な秘密が初めて明かされるのも、作者のサービス精神の表れだろう。提示される謎が全て解き明かされないので割り切れなさも残る反面、読後感は良い。
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No.21:
(5pt)

重厚で静・動ともに大迫力の警察小説

横浜中華街で起きた殺人事件から端を発し、裏社会の抗争事件や汚職事件或いはゼネコンの談合事件、スパイ事件と話はとんでもない
方向に広がって行く。「クイアコン」というちょっぴりSFっぽいガジェットを扱ってはいるが、龍機兵の戦闘シーンは全くなくSF小説
というより警察小説である。
 警察官僚としての処世術や縄張り意識、他部門との駆け引きには鬼気迫るものを覚える。と同時に「狼眼殺手」の謎、特捜部技術班
の鈴石緑や突入班のライザ・ラードナー警部らの内面的な描写がストーリーに潤いを与えている。
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No.20:
(4pt)

これからの展開も目が離せない

国家プロジェクトといえる「クイアコン」の開発を巡り、汚職事件や連続殺人が発生し、警視庁の面子をかけて特捜部も捜査一課、二課と合同捜査で挑む。刑事たちの地を這う捜査から、機龍兵搭乗員たちの凄腕の殺し屋との息詰まる死闘まで、500頁近いボリュームながら緊迫感は続き一気読みできます。
そこにライザをはじめとする特捜部の面々の濃い人間ドラマも織り込まれ、アクションシーンはやや抑え気味ながらも、その分身内の<敵>の存在や思惑が見え隠れすることで、更にストーリーに厚みが加わっています。
機龍警察シリーズの長編としては第五作目で、単独で読んでも楽しめますが、どちらかと言えば物語は第一作目から途切れることなく続いている、一大スペクタクル警察小説の様相を呈しています。
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No.19:
(5pt)

特異点であり転換点

待望の新作です。
結論から言うとシリーズ屈指の傑作です。

前作の刊行から三年以上経過しているため、余裕のある方は過去作に目を通してから本作を読むことをお勧めします。
それほど過去作に散りばめらた伏線が緻密に絡み合い、ストーリーを二重三重にも重厚にしています。
そういった伏線の回収を、本筋である国家プロジェクト絡みの連続殺人事件及び疑獄事件の捜査と平行して描写し、さらに科学技術や社会の裏事情に関する高度な知識を詰め込んでも物語に一切の破綻を生じさせない著者の手腕には舌を巻きます。

そして本作を傑作たらしめている最大の要因は、本シリーズ最大の特徴であった龍機兵の戦闘シーンが一切描かれていないということではないでしょうか。
これだけの長編でありながら、そのほとんどは事件に関わる登場人物たちの頭脳戦や心理描写に終始しています。
しかしこれは決して退屈なものではありません。
過去作から出演しているキャラクターには一層深い内面描写がなされ、新たに登場するキャラクターも実に魅力的な設定のもとに活躍しています。

また、戦闘シーンがないからと言って龍機兵の存在が蔑ろにされているわけではありません。むしろその根幹が本作の鍵になっています。
これまでの作中で圧倒的な存在感を放ちながらも、杳として知らなかったその本質について焦点が当てられており、それが台風の目のように常に物語の中心で怪しく見え隠れしています。

龍機兵による戦闘シーンが少ないことに対する批判もあるようですが、本シリーズにおいてそれはあくまで物語の一側面に過ぎず、本質的な魅力ではなかったのだと私は感じました。龍機兵が動かずとも機龍警察は機龍警察です。

これまで語られなかった真相が明かされ、自分たちが何者で、何と敵対しているのか、その構図が明確になった本作はシリーズにおける大転換点と言えると思います。
シリーズ読者にとって、今後への期待を掻き立てられる傑作だと自信を持って評することができます。
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No.18:
(4pt)

読み応え十分。

日中合同プロジェクト『クイアコン』に絡む一大疑獄。特捜部は捜査一課、二課と合同で捜査に着手するが何者かによって関係者が次々と殺害されていく。謎の暗殺者に翻弄される警視庁。だが事態はさらに別の様相を呈し始める。追いつめられた沖津特捜部長の下した決断とは――。

このミス2017で第3位にランクインしていたので手にとってみた。
実に骨太で重厚。狼眼殺手なる凄腕の暗殺者、連続殺人事件の裏で絡み合う思惑と駆け引き。登場人物が多いがどの人物も存在感がある。何と言っても特捜部長の沖津が格好良い。読み応え十分の内容。
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No.17:
(4pt)

シリーズ白眉の「見せ場なし」長編

本格警察ミステリと近未来SF要素が高次元で融合した唯一無二の国内エンターテイメント小説シリーズの最新作。
本筋となるのは、シリーズ通しての物言わぬ主役である超兵器・龍機兵の謎に繋がる次世代テクノロジーの利権にまつわる巨大疑獄と諜報戦。そしてもう一つの筋は、シリーズ第2作『自爆条項』で明らかになったライザ・ラードナー警部と鈴石緑技術主任を結ぶ過去の因縁の続編です。前者に関しては序章の提示、後者についてはある程度の決着をつけたという印象の巻でした。
また賛否両論を呼びそうな白眉は、何と言っても「毎回の見せ場」である龍機兵の活劇シーンが一切出てこないことでしょう。自分も後半、いつ出てくるんだろうかと期待と不安を覚えつつページをめくっていました。

ところで著者の月村了衛氏は、ピカレスク時代劇「必殺シリーズ」のマニアとしても知られています。
必殺では「毎回の見せ場」としてクライマックスの殺しのシーンがあり、それがシリーズ最大の売りともなっているのですが、長大なシリーズの中にはその見せ場である殺しのシーンがない異色回というのが幾つか存在しました。『必殺必中仕事屋稼業』の『負けて勝負』や『必殺からくり人』の『佐渡からお中元をどうぞ』などがそれに当たります。特に前者は、悪人を殺さないがゆえの異色回として通常エピソードを凌ぐ人気とインパクトを誇っています。
もしかしたら月村氏の中での本巻の狙いは、そうした必殺シリーズにおける「殺しのない回」的な異色感の演出だったのでは・・・というのは単なる妄想ですが、本巻独特の重苦しい曇り空に見える薄明かりめいた読後感(ほぼ全編が梅雨時という印象効果も大きい)は、ご存知物としての「毎回の見せ場」の爽快感をあえて封印したことで生まれたものであるように思えます。

遅々として勝利に近づけない、先の長い絶望的な闘いを予感させるヘビーな巻ですが、王道ミステリのような予告連続殺人のエンタメ感や、ライザと緑の関係とそれぞれの精神的成長という人間ドラマも盛り込まれた傑作エピソードです。
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No.16:
(5pt)

限られた期間に光り輝いて後世に残るシリーズです

本シリーズは、機龍兵(ドラグーン)という警視庁特捜部が保有する機甲兵装を中心とした警察小説です。題名から察するに機龍兵によるアクションものと思いきや、ストーリーの背景が日本への国際テロの流入、北アイルランドテロ組織、ロシアマフィアの武器売買、チェチェン紛争とやたらと硬派です。国際情勢に疎くても十分楽しめますが、国際ニュースをある程度知っている読者にとっては5割増しで楽しめます。

本シリーズにとって機龍兵の存在は欠くことのできないガジェットなのですが、本作に至ってはそれが躍動する場面はなく、途中出動待機でチラッと現れるだけでした。しかしながらこの扱いに失望する読者は皆無なのではないでしょうか。それだけ背景とテーマが重厚なのです。むしろ本シリーズはハリウッド調のアクション小説ではないという作者のメッセージとも思えてしまいます。

今回は警視庁財務調査官が登場し重要な役割を担います。企業の出入金を精査する過程を「財務データから聞こえる声を拾い上げる」と描写。現実の感覚とは違うと分かるけれど、読者に響く比喩だと思いました。

今回も満足感が高く、楽しみなシリーズなのですが、ガジェットの技術的優位性を考えると10年単位で続くのは考えづらい。限られた期間、光り輝いたままフィナーレを迎える類のシリーズだと思いますが、まだ終わってほしくないと強く思う作品です。
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No.15:
(5pt)

もはやジャンル分け不能のエンターテインメント小説

設定は近未来で、戦闘用スーツ(機龍)を装備した警察庁特捜班の闘いがメインではあるが、今までのように1話(冊)完結の物語とはなっていない。
前作辺りから、機龍(量子結合をしたニューロン?)を巡る”敵”(国内および中国の産軍複合体)との死闘がテーマとなっている。
表面的には謎の殺し屋”狼眼殺手”との戦いがメインプロットになるが、特捜だけでなく捜査一課、二課、組対、公安、国税、検察、さらには中国の殺し屋集団、宿敵のフォンコーポレーションの面々・・・、もはや敵味方の区別のつかない中での暗闘は複雑怪奇。

政治経済小説で、警察小説で、さらには特捜面々の切ない人間ドラマでもあり読み応え満点。
ただし、シリーズを一作目から読んでいないと全く面白くない、という意味ではハードルが高いかも。

しかし、これだけ濃厚で緻密な小説を書ける作家は日本にはあまりいないのでは?軽く一読出来る作品からここまで濃密な作品まで、月村氏の筆力はスゴイ。
次作を早く読みたい!!
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No.14:
(5pt)

物事に偶然は無い

心待ちにしていた続編が出ていたのに気付かず、慌てて読ませて頂いた。
読み進める中で、時に2017年11月後半、余りのタイミングに心が凍る思いがした。
まだ先の話だと思っていた常温量子コンピュータの試作機が日本で発表、公開され製品化のタイムスケジュールが2年後とされる報道と正にリンクする内容に震えたのだ。
今でも文中で沖津が言う「物事に偶然はない」という台詞が頭から離れない。
本当に偶然は無いのかも知れない。
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No.13:
(5pt)

花は無くとも実は熟す

機龍警察は、完全版の読み直しも含め全て読んでいるほどの愛読シリーズです。
冒頭からの散りばめられた伏線の回収、人物描写、警察といえど権力争いの官僚闘争、最後は次回作に流れる安定の繋ぎなど、いつもどおりの安定作です。キモノの出番が無い、と不満をもたれる方もいるとは思いますが、今作は花は無くともその実は熟す、のごとく円熟した第5作と言えます。
少しづつ敵にせまり、龍の真相に近づいていく今後の展開に、次回作が待ち遠しいです。
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No.12:
(5pt)

ドラグーンが出てこないんですけど??

“至近未来”警察小説、という謳い文句で始まったこのシリーズ、絡み合う人間関係と組織の軋轢を描くリアルな警察小説の部分と、龍機兵というSF的な架空の兵器と異色の搭乗要員達の物語がうまく融合して、独特の面白さがありました。
 本書もとても面白く、500ページ近くの長編にも関わらず、一気に読み進められました。ですが、他のレビュアーさんも書かれている通り、龍機兵は登場しません。完全な警察小説です。龍機兵が出動するような「敵」ではないということもありますし、銃撃戦でも姿警部達は生身のまま突入しています。
 本書の内容紹介でも、「生々しいまでに今という時代を反映する究極の警察小説」とありましたが、本書がターニングポイントとなって、今後は様変わりするのでしょうか。
 シリーズ6作目がどうなるのか、とても気になります。(読後の余韻に浸るより、段々そちらの方が気になり出しました)
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No.11:
(5pt)

これも機龍警察

キモノが登場しなくても、これは機龍警察。毎度ながらストーリーの作り込みには関心します。少しだけ明かされた「キモノ」の秘密。今回は「自爆条項」からつながるライザ・ラードナーのお話。一気に読みました。
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No.10:
(5pt)

これは新たな展開の幕開けなのでは?(ネタバレあり)

今回の「狼眼殺手」は機甲兵装の出番が「捜査二課」の活躍に
取って代わられた感がありますね。ただ、この捜査二課の働きぶりは
機甲兵装のバトルシーンの抜けた穴を十分に埋めるほどの面白さがあります。

これ以上色々書くとネタバレが過ぎそうになるので、話を変えますが、
今回の物語の中で今までの色々な謎の一部に輪郭程度ですが見えてきた
所があります。それに伴い、今後は単なる対テロとの戦いだけではなく、
今までになく龍機兵や特捜の根幹を揺るがす様な展開が待ち受けている
のではないかと・・・そういう意味でも、次回作はきっと凄い事になるんじゃ
なかろうか?と、今からそんな気がしてなりません。
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No.9:
(5pt)

あと3年・・・

「未亡旅団」「火宅」から3年。待ちに待った機龍警察の新作。

前作を再読してから読むべきか迷ったものの、我慢できずに読み始めた。
読み進むうちに、記憶の霧の中におぼろであった登場人物が、霧が晴れて姿を見せるが如く生き生きと動き始める。
沖津が思考する。姿の洒脱は相変わらずきつい。
鈴石緑とライザが・・・。そして、またしても關だ。
まさに月村氏の筆致のなせる業である。

今回、機龍のアクション・シーンはほとんどない。
警察小説の側面が強い。警察内部の権力争いは前作以上に書き込まれている。
警察内部の「敵」はどいつだ?
そして、外部の「敵」はいずこ? 
そして「秘密」は? 機龍はどこから来た?

謎が一つ解明され、新たな謎が現れる。
しかし、確実に我々は核心に近づいている。
「3年」が作中時間なのか、現実時間なのか。
期待と不安を抱きながら読了した。
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No.8:
(5pt)

大満足故の不満

読み終えて唯一不満があるとすれば今続きが読めないということ。
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No.7:
(4pt)

いよいよ本格的に群像劇へ、そして核心へ

内容については掛け値無しの良さです。
ここでもう充分過ぎるほど語ってくれている方達がいらっしゃるので、
敢えて多くは語りません。
やはりこの作者には、機龍警察一本に絞って書き続けて欲しいものです。
(ですから自爆条項以降の文庫化を早く…)

ただちょっと気になった点が二つ。
1.ユーリの見せ場が他の二人に比べてちょっと少ない…
2.龍機兵ほとんど乗ってない&活躍してないじゃん!
まあ龍機兵は今回は出撃以外の点で大変重要な物語上の役割を果たしますし、
ユーリについては完全に個人の好みですが…
というわけで星4で。
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No.6:
(5pt)

ここ数十年で一番おもしろいシリーズ小説

読んだ事のない人は第1シリーズからとにかく読んでください。   PS 個人的には、姿警部の活躍する話を書いてください。
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No.5:
(5pt)

次は是非クワンと姿を

読了するのが勿体なくて、ゆっくりと読みました。大傑作です。
次回作はやはり、3年後くらいでしょうか?オリンピックの頃かしら?待ちきれません。
ところで、作者にお願いがあるのですが、次回作は是非、クワンと姿に焦点を当てた内容にしてください。
でも3年も待ちきれないので、その前にスピンオフで、クワンの物語(生い立ちから)を短編でも良いので書いて欲しいです。
クワンはシリーズ1作目から登場し、様々な形で関わってくる存在ですが、謎が多過ぎなその過去を是非知りたいんです。
よろしくお願いします。
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