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屍人荘の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
屍人荘の殺人
屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

屍人荘の殺人の評価: 2.97/5点 レビュー 499件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全85件 81~85 5/5ページ
No.5:
(3pt)

特異な設定と謎解きの融合による妙

文章が非常に読みやすく、一気読みする事請けあいです。
内容は、特殊な設定+謎解きの融合といった感じでしょうか。この融合具合は見事だと思います。
だだ好みの問題だと思いますが、自分は登場人物に感情移入かそこまで行かずとも感情を揺さぶられるような小説が好きなので、個々の人物の描き方が浅い…結果、個々の人物が謎解きのための駒のように動いているように思えてしまう本作は好みとは言い難いなと感じました。

とは言え一方で、この作品に感情移入して読むのはちょっと無理があります。あまりにも残酷かつ陰惨な設定なので、キャラクターの描き方が薄めに感じられるくらいが良いのだろうなと。
そう考えるとなかなか見事なバランスを持った作品なのでしょう。
屍人荘の殺人Amazon書評・レビュー:屍人荘の殺人より
4488025552
No.4:
(3pt)

B級ホラーなミステリー

こういうのもありか、と戸惑いながらもエンタテイメントとしては面白い。陸の孤島をこんな無理矢理な設定で作り出し、館もののミステリーに仕上げているのには感心する。あり得な過ぎるでしょ、と突っ込みながら読むのは少々興ざめのところもあるが、ホラーな設定が謎解きの伏線になっていたりして、奇妙な世界観を楽しみたいなら、あり、の一冊かなぁ。
屍人荘の殺人Amazon書評・レビュー:屍人荘の殺人より
4488025552
No.3:
(3pt)

一発芸じゃないか

パニックホラー+本格ミステリという着想がすべての作品。
キツイことをいえば、パニックホラーとしても本格ミステリとしても、まるで薄味。
要は、合わせ技に頼っただけ。
とはいえ、この合わせ技が見事なのも確かだ。
タイトルに一発芸と書いたが、これが連発できるかどうか、次回作が勝負。
同じ手は、もう使えないからね。
なので本作への評価は、あえて期待度は加味せずに星三つ。
屍人荘の殺人Amazon書評・レビュー:屍人荘の殺人より
4488025552
No.2:
(3pt)

とんでもない出来事がキモですが・・・。

神紅大学ミステリ愛好会の葉村と会長の明智は、ミステリ愛好家には魅力的な問題を抱えているように見えた映画研究部の夏合宿に、同じ大学の探偵少女剣崎比留子の助けを借りて半ば強引に加わる。
宿泊先は映画研究部のOBの親が所有するペンション紫湛荘。
まず、大学の夏合宿らしく、肝試しにメンバー一同参加するが、そこでとんでもない出来事に遭遇し、紫湛荘に立てこもりを余儀なくされる。
しかし、その極限状態の中でなんと部員の1人が惨殺死体で発見される。

「想像を絶するとんでもない出来事」というのがこの話の肝です。
これはバラしちゃいけないのか?でもここが話の肝、難しいところです。
そして、個人的にはこの「想像を絶する出来事」が大っ嫌いなので、読み進めて、「やられた~、失敗した~」ととても悔しく、悲しかった。トホホ。

まあ、本格ミステリと言われる小説の多くは、もともとの舞台設定に無理が多いだけでなく、無理やり孤島だの密室を作らなくちゃいけないし、およそ現実ではありえない想定のストーリーも多い。
また、舞台設定やトリックにあるだけの力を注いだせいか、人物や表現についてはスカスカということもとても多い。

本作も、本格ものによく言われる魅力ゼロで生活感なしの登場人物たち、ライトノベルに批判的な割にはライトノベルにありがちな程度の文章力、非常識と無理が続くストーリー、とわざとらしいくらい、お約束がズラリと揃った。
しかし、これらの批判を逆手に取ったと思えば、この発想はなかなかユニークだ。どうせ謎解きパズルを作る為になんでも無理やりなんだから、無理に現実に寄せるのではなく、ここまで突き抜けよう、という発想はとても面白いとは思う。
密室トリックも、前提が前提なので、当然の成り行きとして、ユニークだった。

しかしながら、いかんせん、私はここに描かれた「想像を絶するとんでもない出来事」(というか出てくる奴ら)が大っ嫌いなので、★は3つがせいぜいです
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4488025552
No.1:
(3pt)

面白い

面白く最後まで一気に読めました。奇抜な設定も受け入れられますし、その設定の上で本格ミステリと呼べるものにしあがっていると思います。
ただ、ところどころ挟まれるライトノベル的表現をもう少し抑えてもよかったのでは。他人の髪をわしゃわしゃしながら集中する美少女とか正直キツイです。
屍人荘の殺人Amazon書評・レビュー:屍人荘の殺人より
4488025552

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