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黄砂の籠城
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黄砂の籠城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 41~60 3/6ページ
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話題だったので、図書館で上巻を借りたが、録画した番組一つ観る暇もなく忙しく、読まずに返すつもりだった。 返しがてら導入部だけチラッとみたら、熱い漢の気持ちを予感した。車の中で読み始めてしまい、予定を全てキャンセルして読むことにした。 きっと、日本の男の心意気、人として絶対譲れない一線みたいものは、理会できない日本人もいるだろう。 社会のルールは損得中心だが、元来人はそうできていないのではないだろうか? それくらいのことは、まだ感じられる自分であって本当によかった! 下巻は、kindleで速攻購入した。 | ||||
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作品としては確かに面白く一気読みしてしまった。 ただ、やはりちょっと英雄視的な美談すぎて・・・。 義和団がどうしてそれほどまでに諸外国に恨みを抱き、強い残虐性を発揮するまでに至ったかの背景描写が薄い。 結果的にこの作品そのものも、作者自身が作品中で触れている「勝てば官軍、負ければ賊軍」のロジックで作られた物語の一種であるように感じる。 | ||||
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面白くて一気に読みました。 地図を見ながら、場所を確認しながら、もう一度読みたいです。 久しぶりに読んだ後充実感で一杯になりました。 | ||||
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昔の日本人スゲー!本と言ってしまえばそれまでな内容 永遠のゼロとは違い実在した人物を描いた点は評価できるが如何せん二番煎じ感が拭えません おまけに開始が現代から始まるのに本編に入ってから結局現代に戻る事無くそのまま終劇というのはいかがなものかと・・・ 義和団事件というと歴史の授業で名前は聞いた覚えがあるが内容までは・・・という人は少なくないと思うのでその点で僅かでも興味を持ったら読んでみる価値はあるかと思います | ||||
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最初は単調なペースで始まりながら、主人公と柴大佐に惹かれていき、その後を追うように他の登場人物もイキイキとしてきました。ミステリーの要素もあり、下巻はなかなか本が置けず、最後は涙、涙でした。あまり戦争に関したものは読みませんか、とても良い作品だと思いました。 | ||||
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上下巻、ボリュームはありましたが、ストーリー展開もよく、苦も無く読めました。 日本人の美談が描かれていたのですが、どう考えても、敵として描かれている中国人は、そもそも列強各国から侵略を受け、それに抵抗し、領土を奪い返すための闘いなので、至極まともなことをしているはずなのですが、、、。 ですので、だんだんなんか中国人側を応援したくなってきました。 でも、あと、やっぱり長いかな。 | ||||
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別に右翼とかそういうんじゃなく、 日本人だったら当たり前のように持ち合わせている 道徳 礼儀正しさ 団結力 勤勉 緊迫感とスピード感のあるストーリーの中で、 そういったものをひとつひとつ再確認させられます。 ニッポン人ってかっこいいな~ と感じつつも、 でも最近の自分はあんまり良いことしてないな~ と反省したり、 この本に出てくる帝国軍人のように、 自分も少し体を鍛えないとな~ と腹筋を始めたり。 松岡さんの著書を読むのは初めてですが、 他の本も読んでみたくなりました。 蛇足ですが、日本の歴史に疎い(ごめんなさい)ので、 「会津藩の人なの!?大丈夫かしら・・・」 みたいな発言の意味が分かりませんでした。 物語が進んでいくにつれて分かりましたけど。 軍国主義だと誤解されそうで難しいのかも知れないけど、 過ちは過ちとしてしっかり認めつつ、 こういう素晴らしい日本人について、 日本人自身が知る必要があると思う。 | ||||
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学校では教えてくれない戦争に至るまでの経緯が少しでも理解できました | ||||
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浅田次郎の[中原の虹]を読み、同じ時代を描いたこちらの小説も読んでみた。ハラハラしながら一気に完読した。 文庫あとがきのに解説に書いてあったように(半分あらすじのつまらない解説であったが)、教科書の太文字程度にしか知らなかった義和団の乱のことがよく分かり、興味を持つきっかけになった。 小説としても面白く、矜持を持った日本人の姿を誇らしく思い、日本人として知っておくべき歴史だと思った。 日本人としては連合軍側を応援しながら読んでいたが、いかに美談であろうと、西洋列強及び日本が侵略者であり加害者であることを忘れてはならないと思った。 中国内の内政や宗教問題も絡めど、異国人の侵略と横暴に対する民衆の抗議にも思いを致すべきだと思った。 | ||||
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長らく人の死なないミステリーのシリーズを書いていた著者が 義和団の乱を題材にした活劇を書くとは。驚きです。 特殊能力(超能力ではなく)のヒロインも少し情けないイケメン も出てきません。 私的にはこの本は面白かったです。 これからの作品に期待します。 あくまで小説なので事前に歴史を調べるのはお勧めしません。 教科書にあった様な?と言う位が丁度いいと思います。 | ||||
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義和団の乱を扱った,読みやすく引き込まれる文体で綴られた作品。 伏線,描写,人物の描き方等とても秀逸なため,「次どうなるの?」と思いながら一気に読み切ってしまうので,コスパは良くないのかも知れません。 当時の日本人の心意気は今もきっと生きていると思います。 | ||||
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取り上げた題材が面白い、映画の「北京の55日」とは全く違うのがまた面白いです。 | ||||
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ちょっとアレンジしすぎ、史実からかけ離れ過ぎ、もう歴史小説ではありません。上巻の序幕は何だったんだ????? | ||||
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所々なんか読んだことがあるなーと既視感を覚えつつ 読み進めていましたが、日本の兵隊達が漢人に化けて 教会のクリスチャンを救出するくだりで、確信しました! 読んだこと(見たこと)ある! 参考文献、映画等いろいろ調べましたが 思い当たるものがなく、歯がゆい思いです。 日本人として先人の功勲にただただ頭が下がる思いです。 | ||||
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義和団事件という題材の珍しさはありますし、読みやすいですが他の人におすすめしたい!と思えるほどではなかったです。 日本人なら必読!のような煽りにふさわしい内容には私には思えませんでした。すいません。 買って損ということはないと思います。 | ||||
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週末で上下巻とも読みました。 下手に予備知識あると、柴中佐の持ち上げが不自然に思えてかえって良くないかも。 楽しく読める作品ではありますが、上巻冒頭で否定していたにも関わらず、最終的には 日本人の国民性素晴らしいといった展開がくどいくらいに繰り返されて少し辟易としました。 作者もそれが鼻につかないような文体で書かれてはいますが、やはり気になります。 | ||||
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後半からは手に汗握る籠城戦に。 その壮絶な戦いを生々しく臨場感たっぷりに描いています。 その時々にミステリアスな事象が入り込んでくる。 アクションとサスペンス。 八徳たる仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌。 決して逃げず、人のために尽くす。 エネルギッシュなスピリットがここにある。 一方で、戊辰戦争時の会津城籠城戦の様子が浮かんできます。 読んでいて、胸が熱くなりつつ、エールを送り続ける。 国内ではあまり知られていない「義和団の乱」を緊迫あふれるタッチで描いています。 | ||||
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学校で習った時の「義和団の乱」のくだりはあっさりとしていて、言葉だけのスルー状態だった。 凄惨な事件ではじまる実話。 会津藩出身の柴五郎陸軍砲兵中佐の理知的で勇気ある行動。 いつのまにか列強をリードしていく。 欧米の個人主義ではなく、日本の集団主義が源となっていく。 日本人たる資質がそこにある。 連携しつなげていく組織行動のあり方がそこにある。 生々しく、緊迫感あふれる情景が眼前に浮かんできます。 | ||||
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柴中佐は85歳で亡くなった。 この戦いでは亡くならないとわかってはいても、ドキドキが止められなく。 民族で括って、国民性を決めつけてはいけないのだけれど、1900年から今も変わらない国民性ってあるものなんだなと思いました。 こういう日本人であってほしい、これから先もずっと。 でも、変わりつつあるなと感じます。 読んでよかったと思える作品、たくさんの人に読まれますように。 | ||||
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最後は冒頭の時間に戻って終わるのだろうなと思っていたら、そのまま終わってしまった。でも、それで良い。上巻の冒頭を読み返しながら涙をこらえるのに苦労した。感動というか、誇りの涙だ。 | ||||
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