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黄砂の籠城
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黄砂の籠城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 21~40 2/6ページ
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義和団事件、聞いた事はあるけど詳しくは知らない近代史の事件。 国際社会における当時の日本の立場や雰囲気を伝える面白い小説である。 テンポも良く、読みやすく、主人公にも好感が持てる。 が、日本人の美徳をことさらに吹聴するスタイルが作品を安っぽくしてしまっているようで残念に思えた。 明治維新から30年、武士道が色濃く残る日本軍下士の気概の頼もしさは理解するが、それを列強の兵士たちに理路整然と称賛させるというシナリオは、作者の思い入れが強すぎて空回りしてしまった感が否めない。 一流の歴史小説が持つ実直な重々しさを好む方にとっては、読んで損は無いけが、ちょっと安っぽく感じてしまうだろう。 星三つにしようかと思ったけど、題材が面白いから四つにしました。 | ||||
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何故、戦争物ってこんなに心躍って楽しめるんでしょう・・清国の義和団騒乱は清国の民衆が列強諸国の侵略に抗して立ち上がったという史実だと思います。であれば租界に閉じ込められて籠城戦を展開した列強諸国は侵略者であり、正義は義和団にあったと思うのですが・・その認識をもってしても、籠城戦を指揮した柴五郎には人間的魅力を感じずにはいられない。 明治維新以来の近代史は学ぶ事が少ないと思いますが、近代史を学び検証する事が更なる平和への認識と希求を育てるのだと思います。・・と、言い訳しつつ、ばっちり戦争を心躍らせて読みました。 | ||||
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扶清滅洋を掲げた義和団が各国が籠城している東交民巷に突撃を!?各国の援軍は間に合うのか?はたまた全滅か?柴五郎中佐と櫻井伍長の活躍を描く❗ 久し振りに良い本に巡り会えたなぁ~( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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扶清滅洋を唱えた義和團に対し、欧米各国は東交民巷の中で籠城戦へ!芝少佐と櫻井伍長の活躍を描く❗ 下巻も楽しみなシリーズだよね( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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人物描写も細やか、構成も緻密で展開もスリリング。一気に読み進ませる迫力はありますが、真に心に訴えかけてくるような心理描写が希薄で重厚感が感じられませんでした。面白いのに何か薄っぺらいような感覚がしました。 | ||||
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松岡圭介が天才であることを思い知らさせた傑作。手に汗握る怒涛の展開に、上下巻一気読みした。惜しむらくは恋愛要素が不発だったこと。まあ、これは他の松岡作品にも通じることだけど。ぜひ映画化して欲しいです。 | ||||
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義和団事件って、歴史では言葉だけ習ったけど、概要は全く把握してなかった。へえ、こういうことがあったんだなぁ。やっぱり、日本の歴史教育は間違ってるよ。 現代の中国で、法輪功が弾圧されてるけど、明治時代にこういう大きな負の歴史があったからなんだなあと、本書を読んで初めて想像出来た。知らないってことは恐ろしい。 上巻は一気読みでした。ちょっと通俗的な所もあるけど、下巻が楽しみです。映画化を激しく希望。柴さんや櫻井さんを誰が演じるかと想像しながら読むのが面白いです。 | ||||
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歴史エンタメにはミステリーが不可欠。本書はその点でも成功している。そうか、内通者はあいつだったか! 義和団の乱には色んな資料があることにも驚く。知らなかったなあ。東大の先生が義勇軍に入ってたのも事実とは! 最後に明かされる歴史的事実も初めて知った。そうか、それが日英同盟に繋がるのか。納得。 | ||||
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本の内容は心躍るものでとても楽しめました。表題の村田銃が「連発式」?の表現で「オートマチック式」な感じに書いてあったのがおかしいなと思った部分でした。「単発式」なのでそこを直してほしいと強く感じます。あと他の本でも同じですがイントロの話の結末?を最後に書いてほしかった。内容的には一気に読めるし、映画化を強く希望します。 | ||||
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物語巧者の作者は内通者の謎を織り交ぜながら長い籠城戦を一気に読ませる。柴中佐や櫻井の活躍は印象的だが、逆に素晴らしい要素を沢山持った日本がその後何故無謀な第二次大戦に落ちていったのか。ドイツの精神主義にかぶれていったからという要素が暗示されているが、それは安易に過ぎよう。その疑問が心に引っかかる。 | ||||
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登場人物の口調が現代的過ぎるのと、外国公使の日本に対する賛辞は史実かどうか分からぬが、やや現実味に欠ける。とは言え綿密な調査によるディテールと物語運びの巧みさに惹きつけられた。 | ||||
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戊辰戦争150年もあり柴五郎関連で読んでみた。「ある明治人の記録」も読む。 | ||||
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誇張はあると思うが、幕末から維新を経験した会津出身の柴五郎という優れた軍人がいた、という事実は、幕末ファンとしてはなんとも感慨深いものだった。 日本人が取り分け優れた民族なのである的な表現は行き過ぎていて若干興ざめするが、史実としてこのような極限状態の絶体絶命を生き延びた人達がいたことには驚愕させられる。 スパイは誰なのか?最後までスリルとサスペンスに引っ張られ一気に読んでしまう。面白い! | ||||
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作者特有の粗さが逆に長所でもあるので眼を瞑るとして、相変わらずこの作者の作品は映像化して欲しくなるような画になる場面の造りが上手い。本としても読み応え十分で松岡健在を再認識しました。 | ||||
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上巻でも感じましたがそれ以上に映像化して欲しくなります。上巻を上回る満足感を得られました。 | ||||
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浅田次郎氏の「中原の虹」が面白くて、その話にもでてくる「東交民巷」の籠城の話、この本を手の取った理由ですが、とても面白い史実にもとづいたものです。特に柴五郎氏については私にとって新たな発見でした。柴五郎氏の事を調べるに至りましたが、当時の欧米各国からも賞賛されたこんな素晴らしい人がいたのかと感じ入りました。とても面白く読み返したいます。 | ||||
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歴史には詳しいつもりでいましたが、初めて知りました。 日本人という民族に属してることに誇りを感じました。 | ||||
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松岡 圭祐氏の小説は、秀作揃いだが、期待に違わず大変読み応えがあった。 | ||||
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アメリカ大使館がリビアで襲われ、「13時間」アメリカのCIAや傭兵がアジトを守る映画がりました。邦題「13時間」。 この映画に通じる「ハラハラドキドキ」ものでした。 アジトがじわりじわりと狭くなってきて、敵が壁のむこうまで迫ってくる展開。なんとなく結果がわかっていても、緊張する展開の連続。 先進国をリードする日本の指導力に感銘を受けます。 この指導力を発揮して欲しくないので、アメリカは日本を家来にしているでしょう。 そしていつになっても、「統率のとれない問題児」である中国の位置づけは変わりません。 同じようなことが将来また起きるかもしれません。 義和団や日中関係に少しでも興味があれば、おすすめ! | ||||
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美談化されている面も多いだろうが、日本人が一定のリーダーシップを発揮したのは事実であろう。 追いつられると日本人の現場力は凄い!と感じる。 しかし、「チンピラのような盾(義和団、北朝鮮など)を使って、相手を威嚇する」という中国の手法はいつの時代も変わらない。 同じような事件がおこり、日本がリーダーシップを発揮しなければいけない展開とならないことを祈る。 隣国で起こった事件で、我々の祖先がどう振る舞ったかを勉強できる良書。 | ||||
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