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ニューヨーク・ブルース: アイリッシュ短編集6
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ニューヨーク・ブルース: アイリッシュ短編集6の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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創元推理文庫のアイリッシュ短編集もいよいよこれが最終巻。本作にはタイトルにもなっている『ニューヨーク・ブルース』の他にも『さらばニューヨーク』というタイトルの作品があったり、自由の女神を舞台にした『自由の女神事件』があったりと、彼の作品群の中でもひときわニューヨーク色の強い作品が集められています。 『さらばニューヨーク』は彼の死後に発表された作品ですが、犯罪を犯した主人公が警察に追い詰められて感じる恐怖心がひたすら描かれるだけで、それがどんな犯罪なのかも明かされないという異色作です。それ以外の作品はいかにもアイリッシュらしいもので、無実の罪を着せられそうになった主人公の言うことを誰も信じてくれない孤独感や、その中でたった一人だけは自分を信じてくれることの幸せや、タイムリミットが迫り来る際の焦燥感が見事に描かれています。 | ||||
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