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山猫の夏
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山猫の夏の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 1~20 1/4ページ
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| 良かったです | ||||
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| 学生の頃、手に取りあまりの破壊力に愕然としてから船戸氏の著書に次々と手を出したのを憶えています。 あれから40年が過ぎ懐かしさのあまり購入して読み始めたものの(あの時は若さ故に感動したのかも?)とおそるおそるの読書でした。 もし色あせていたら若い頃の読書の思いですら蜃気楼のように消えていくかもしれないとまで思ったのですが、この歳になっても引き込まれるようにあっという間に読了してしまいました。 あの(山猫)が活き活きと、彼に腐れ縁でついていく語り部の主人公はあの頃の私だったんだなと初読してから40数余年の月日も愛おしく感じる読書体験をさせていただきました。 世に出てからかなりになり、著者の船戸与一氏も鬼籍にはいられていますがそれでもいつまでも色あせない不朽の名作と思っています。 | ||||
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| ブラジル東北部の町を2分する地方豪族、それぞれの当主の長女と長男が駆け落ちした。その一方から連れ戻しを依頼された日本人アウトロー「山猫」が繰り広げる活劇。全編を覆う血の匂いが凄まじい。 | ||||
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| 両家の対立は駐屯する軍隊と警察をも巻き込み、迫撃砲弾が飛び交う”内戦”状態に。山猫の前には宿敵アラブ人が立ちはだかる。ハッピーエンドとは言えない作りだが、ラストでようやく心に潤いが戻る。 | ||||
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| 登場人物のキャラクターが、どれもイキイキとしている。 ハードボイルドの大冒険活劇! 最初、分厚いページ数に戸惑ったけれど、読み始めたらアッという間だった。 面白かった! | ||||
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| 冒険小説というジャンルはいつ頃できたのか? 『読まずに死ねるか』の内藤陳の頃? 『冒険小説の時代』の北上次郎の頃? 『山猫の夏』は既読だと思っていたけれど、最後まで読みあげても既読感はありません。しかも、読後感は爽やかです。なんだかSDGsのようです。 | ||||
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| ブラジルのお酒ピンガをすぐに購入しました、いい役割を果たしています。 | ||||
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| 船戸作品は初めてだったのですが、第一級のエンタメ小説と断言できます。ページをめくる手が止まりません。とにかくいろんな意味で熱量が半端ではないので、最近ギラギラしてないと感じる男性諸君にオススメしたいです。 | ||||
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| そうきたか?!とクライマックスを読んで強く思いました。 それまではこの本を読み終えるのが勿体ない、もう少し続いてほしい・・・ エンディングは北方謙三氏の檻にも共通する何とも言えない喪失感があります。 小説家はラストシーンを自分好みに演出できる醍醐味があり、必ずしも読者の求める 方向へは傾かない。しかしながらスケールという点では北方謙三氏や志水辰夫氏を遥かに 凌駕します。それは自然・風土・民族等、日本国内と日本人を相手にした小説と 明らかに異なるブラジルの大地を描いた小説とは比べることは非常に難しいものはありますが 読後の率直な感想として記載させていただきます。件のお二方に失望感がありハードボイルドってこんなものなのかと、一時は「山猫の夏」 つまり船戸与一氏そのものを「檻や背いて故郷」と自分にとっては同レベルの作品と決めつけて敬遠しましたが、この小説を読まなかったこと、再び読むチャンスを得たことに因縁を感じました。船戸作品初心者としてはこんなに面白い小説家がいたのかという思いに駆られ南米第二弾の神話の果てを早くも注文し、暫くは船戸作品を読み続けてみようと心躍る今日この頃です。 | ||||
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| 全体的かなり茶色に変色した状態でした。悪い状態でも購入しましたが、がっかりするのではっきり記載があった方が良かったです。 | ||||
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| 登場人物の大半が外国人名の割には読みやすかったです。 これなら漫画にもしやすいだろうと思っていたらすでにマンガ化されているのですね。 これが刊行された当初(1984年)はかなりの評判だったと記憶しているのですが、何でだろうと思いました。その当時はこのようなアクション小説が少なかったからかもしれません。 発売から30年以上経っているので少し金額を安くしてもらえれば、もう少し満足もしたと思います。 | ||||
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| まあ本当は中学生の頃読んだ「猛き箱舟」のコミカライズから入った人です。それから船戸与一先生の小説「山猫の夏」で本格的に男の世界な小説にハマってしまった人です。これいわゆる現代の西部劇と言った方がいいでしょう映画「用心棒」をベースにしている感じですね。 | ||||
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| 今からウン十年前の高校生の時に読んで興奮した。 しかしその後、大学はポルトガル語学科を選んで入学したら先輩からカイピリンガなんてものはなくカイピリーニャだと教わり、休学してブラジルに行ったらカローラは1台も走っておらずトヨタが当時現地生産してたのはバンデイランチだし、ブラジルの女性は小説よりもっと強かだった。随分取材が甘い。 社会人になって、荻窪の床屋で隣で髪を切ってもらっていたのが船戸さんだったことがあり驚いた。理髪の途中でタバコとコーヒーを出す不思議な店で、話しかけるか迷ったが結局話しかけなかった。 | ||||
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| Kindleで買ってしまった。私の船戸与一の始まり。みんな登場人物が死んでしまう物語の繋がりがここに始まる。読み直す楽しさ。どこでも読めるぞKindleで。Kindle for Macは困ったものだけど。 | ||||
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| 舟戸さんの登場人物は魅力的。山猫に恋してしまう。 | ||||
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| ブラジルが舞台の小説。主人公は抜けていて良い感じで、ある意味主役の山猫が、自信たっぷりでユーモアがあり、センスの塊で惹きこまれます。 2つの地主で拮抗した自治区のような場所で、非現実的なドラマが展開されます。どんな精神状態の時でも楽しく読める、良い作品です。 | ||||
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| 高校生のときに初めて読んで、イチコロでした。 これほどの熱量、面白さ、そして強烈なキャラクターが自在に暴れまわる作品を自分は知らない。 かつて船戸与一という最高の物語作家がいたということを皆さんに覚えていてほしいし、これから手に取るであろう新しい読者には、全力で嫉妬します。 | ||||
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| そう書いた夢枕貘の言葉に興味を引かれ、読んだ自分もぶっ飛んだ。 読んでいるうちにその光景が映像化されて頭の中に広がる小説こそ良い小説であるが、この作品はそれの最右翼にある。 ブラジルの地を踏んだこともない自分の脳裏に、熱く照りつける太陽と砂埃舞う大地が広がり、そのど真ん中に山猫が立つ。 あれから数十年という時が流れたが、再読して未だ色褪せない作品であることを確認し、大満足。 | ||||
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| 現物、対応とも問題ありません。機会があればまたお願いします。 | ||||
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| 船戸与一の作品は初めて読みました。 南米関係の冒険物語を検索していたら本作に出会った次第で、魅力的なレビュウに 推されて手に取りました。 726ページの分厚い文庫本でしたが1.5日で一気読みでした。高評価の皆さんの レビュウは間違いなかった。 序盤は映画「用心棒」の序章は似ていますが、舞台は地球の裏側のブラジル。 血を血で洗う抗争をつづけた一族同士、汚職の染まる警察、千金を狙う怪しい軍属、 盗賊一味、文化、伝統、自然現象、大自然、悪徳にまみれる男と女達の野望が 混然一体となって奈落の底にころがっていく。 蒸して、脂ぎって、汗苦しくて、女と男の濃い欲望が濛々と匂ってきます。 そして、結末は船戸与一節?なのか個性豊かな主人公が昇天する。 ざざざっと一気に読んだ本作、テイストは西村寿行、勝目梓が代表のハードロマン (もう死語ですねこのフレーズ)テイスト。人間のむき出しの欲望が見事に圧倒的に 荒唐無稽にならずに描かれています。 若年世代が手に取れば間違いなく思い出の一冊となるのでしょうね。 私は中・高校時代は、とにかく大藪晴彦に溺れたので少々物足らず星4個と なりました。 | ||||
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