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ライオン・ブルー
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ライオン・ブルーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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かなり期待して読み始めた本屋大賞ノミネートの爆弾の著者。 舞台は近畿地方の獅子追町。澤登巡査が、故郷獅子追の交番に異動する。故郷では、 父親が石屋を営み、それを兄が継いでいた。澤登の目的は、やはり獅子追を故郷とした 長原の失踪の理由。獅子追では、千歳組が幅を利かせ、隣の大鳥では御紋が幅を利かす。 そこに町と市の合併、再開発、土地の売買の問題が絡み、長原はなぜ失踪したのか。 30点だね。 そもそものどんでん返しが明らかに無理があり、話を大きくし過ぎて収拾がつかない って小説の典型。たまにあるよね、こういうの。笹山さんだったかなあ、K2の話書いた人。 それを思い出すほどで、最後の長原さんのオチにはちょっと笑ってしまった。 爆弾は読んでみたいけど、これは人にはお勧めしないでしょ。著者も無理に書いたって のがミエミエだし。新幹線ももうすぐ駅に着いちゃうし、2時間で読めるけど、そこで サヨウナラかな。残念。 | ||||
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謎が明かされた時の爽快感や納得感も弱いし、決着も玉虫色で終わるし、しかもそれが警察も含めた村全体の雰囲気なわけです。 しがらみ、暴力、違法な事柄、差別、贔屓、 それを受け入れてその中で王様を目指す!その子分になる!って・・・・ 村社会な嫌な空気変える為な描き方だけど、それこそ作中の合併なりしてぶち壊せば良いわけで、登場人物がそれを望まないのは結局自身の利益でしょ?そしてそう感じさせたい様な文章ですよね。 偉そうにもッともらしい事を並べ立てる小悪党達。 最終的にどうでもいい事が解決するだけ。 こんな物語を読んで何を感じさせたいのか。 読む人にもよるけど、フィクションであれば、私は基本的にポジティブな感想を持てる物が読みたい。 社会派サスペンスでも無く、ただのトラウマ抱えた小悪党の物語。 最後も小悪党どうしが、村の王様目指す小悪党の子分になって終わり。 小悪党が悪事を働く理由にトラウマを使ってるのも安直。 また、そのトラウマの内容も安直。 終盤、結局主人公が逆ギレ暴力しだすと色々うまく行くって、なんじゃそれ。 | ||||
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