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かがみの孤城
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かがみの孤城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全627件 581~600 30/32ページ
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この本をなんとなく手に取った時の自分にとても感謝しました。 これまで読んだ本の中で間違いなく1番の本です。 | ||||
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それぞれに問題を抱えた子供達がかがみの中で出会い、自分と向き合い、そして他人を思いやる姿を見ているうちに、幼い頃の自分を思い出す。読了後、過去の自分が救われたような気持ちになりました。作者の目線なのでしょうか。とても暖かく、心地いい。 先の展開が読めてしまう話ではありますが、それがむしろ読後感の良さを出していました。 長い話ですが、すらすらと読めてしまう文体なので一気読みでした。 | ||||
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不登校、学校になじめないというお話を扱っています。現役の中高生にはもしかしたらキツい内容かも知れませんが、読んでみると良いと思いました。もちろん大人も自分のその時代を思いながら読んでみるといいと思います。 丁寧に描かれた個々の登場人物の物語、全体的な構成、どれをとっても素晴らしく最後は仕掛けのふたがたくさん開けられて、大満足。そして感激、ほろり。親子で読んでみても良いかと思います。 | ||||
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久しぶりに人に勧めたくなる本に出会えました。読み終わった後に前向きになれます。登場人物の関係が最後のほうでやっとわかるのですが、見事です。大人が読んでも楽しめますが、主人公と同世代の人たちにぜひ読んでほしいと思います。 | ||||
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母親世代にも訴えるものがある本だった。 不登校、いじめ、家庭での孤立 など、いまの中学生の悩みを正面からとらえ、 学校側の事でなく、それぞれの孤独を描く。 登場人物、物語世界の設定、 そして、後半に明かされる事実。 読み応えがあった。 個人的に、イダ先生のような教師、そのような考え方をするオトナは多いのだろうと 想像はできるが、それはないだろう、と一緒に怒った。 なんでもそうだが、本当にその世界にいる人にとっては そんなにうまくいくもんか、と思わされるが、 やはり、この終わり方で、勇気をもらえる人はたくさんいると思う。 | ||||
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それぞれの事情で学校に通えない子ども7人が、光る鏡の中にあるお城で過ごす、ファンタジー。 学校が全てじゃない。たかが学校。闘わなくていい。どこかに、あなたを助けてくれる人がいる。私たちは、助け合える。そんなメッセージが伝わってくる。 自分の居場所がなくて辛く悩んでいる人にすすめたい。 ラストのまとめ方がとっても良かった!! | ||||
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中盤から終盤にかけて、鳥肌がちりちりして涙が出てきました。 こんなこと、映画やドラマでも体験したことない。次々にページをめくり、一気に読んでしまったけど、最後まで良い意味で予想を裏切ってくれるような作品でした。 あまり本を読まないのですが、この本はこれからもっと色々な本を読んでみたい、ぶわっと鳥肌が立つ瞬間をもう一度味わってみたいと思わせてくれる作品でした。 素晴らしいです。 | ||||
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表紙に引き込まれるようにして買いました。普段手にとらないタイプの小説だなあと思いつつ、読み始めたらすごい勢いで進んでしまいました! 子供のころ私も学校が好きではなく、家にも居場所がなく感じていたのですが、その時の自分に読ませてあげたいと心底思いました。 一つのストーリーに、ファンタジー、教育、家族、過去と未来…様々なメッセージが込められていて、ハートを揺さぶる最高傑作と感じました。自分の生き方、あり方、改めて問い直すきっかけになりました。 | ||||
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今まで、沢山本を読んで来ましたが、これほどの作品を読んだ事はありませんでした。 私は、中学生なので、主人公達の気持ちが解るような気がします。 それに、ファンタジーの要素が含まれていて、私としては、大満足です! 辻村先生に感謝です! | ||||
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辻村先生にはこれまでもスロウハイツの神様をはじめ、僕のメジャースプーン、名前探しの放課後などたくさんの「やられた!!」を頂きました。今回も絶対になにかあるだろうと自分なりに疑り深く読んでいたのですがまたあっさりとやられてしまいました。 私も中学で不登校を経験したので、主人公こころの学校に行きたくない事、それをわかってもらえないこと、なにがあったのか言えないこと、外に出てクラスメイトに会うのが怖いこと、全ての描写に対して胸が痛くなりました。ぐちゃぐちゃに踏みつけられているような、そんな痛みです。 よくレビューで「この本からこんなことを学んだ!」と書かれている方がいますが、私にはわかりませんでした。ただ今回も辻村深月という人物が書く物語に引っかかり、心を震わされたということだけです。 でも、きっと本ってそんな感じでいいんじゃないかなと思うのです。難しく本からなにかを学ぼうとしなくても、私がこの本に感動したことは変わらないし、きっと、そのくらいでいいんだと思います。 かがみの弧城、とにかく素敵な作品です。また宝物が、大切なお話が増えました。 | ||||
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作家さんの優しい眼差し この作品の登場人物みたいな人が増えますようにと思いました。 | ||||
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否定的な意見もありますが、個人的にはとても良かったです。私は、中学時代まさに不登校で、言葉では言い表せないような、とても苦しい思いをしました。主人公のこころのように、近所を歩くのが尋常じゃない恐怖だったり、親に申し訳ない気持ちでいっぱいだったり、学校はもちろんのこと、フリースクールにも足が向かなかったりと、共感できる部分がたくさんありました。前半は内容が重くて、途中で読むの止めようか迷いましたが、最後まで読んでみて、本当に良かったと思いました。内容はあまり書きませんが、後半の感動の大きさといったらないです。読み終わった後も「ああ、あれはこういうことだったんだ」と思える箇所がいくつもあり、色々と考えさせられました。伏線など、よく練られていると感じました。辻村さんの作品を読んだのはこれが初めてですが、繊細な心理描写がお上手で、非常に表現力の高い作家さんだと感じました。ただし、私は現在大学生で、中学時代から大分時が経っており、気持ちの整理が付いているから読めるのであって、あの頃にはとてもじゃないけど読めないだろうなぁと思いました。場合によっては、何歳であろうと不登校を経験された方は読んでいる内に辛くなってしまうかもしれません(特に当事者の方は)…。でも、私は、やはりこの作品はとても素晴らしいと思いますし、巡りあえて本当に良かったです。 | ||||
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登場人物のキャラクターがよく吟味されています。そして、そのつながり方がうまく描かれていると思いました。巻末に進むにつれて本を置くことができなくなりました。鍵が見つかってからの最終章は、作者の力量が存分に発揮されているなと感じました。あのサッカー少年は、こころちゃんの彼氏になるのでしょうね。喜多嶋先生は、腕の痛さを感じながら、これからも不登校の生徒を救っていくことでしょう。 | ||||
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前半は不登校中学生達の個々の背景や城内での人間関係がメインで進むが、全体の3/5を過ぎた辺りから物語が異様な方向に展開する。 えっこれパラレルワールドものなの?狼面の少女の正体は?何故?どうして?・・・と急にSFっぽいミステリー色が強くなる。予想は 全て裏切られ、想像もしない展開で頭の中はてんてこ舞い。ラスト間際私たちは涙を浮かべながらページをめくり、感動の風圧を受け いっきに読了する。孤城の成り立ちについて、一部ご都合主義的な個所があり少し気にはなったが、全体の完成度が高いので★5つに 変わりはない。 また、映画のエンドロールのように読者の心をクールダウンしてくれるサービスも忘れていない。 | ||||
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読み終わった後、ずしんと気持ちが重くなりました。ひいきする先生に悩まされた小中学生時代を思い出したり…しかし上司に可愛がられるような、愛想も必要な現実もあり… | ||||
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ミステリの要素満載で、緻密に張り巡らされた伏線の回収もすばらしかったです(*'ω'*) テーマは、いじめによる原因で不登校になった美少女女子中学生JC1安西こころちゃんの苦悩となっています。 友情の大切さといじめの根絶にむけた、深月さんの熱い思いがひしひしと伝わってきました! 深月さんも中学校時代、いじめをうけたそうですが、描写や内容がリアルなので、本人の体験も混ざっているのかと思いました。 直木賞はすでに、受賞しているのですが、「島はぼくらと」「家族シアター」と同じようなすばらしい読後感に、直木賞受賞レベルの作品だと思いました。 いじめや学校生活、人間関係、恋愛などで悩んでいるすべての女子中学生に超絶おすすめの一冊です! | ||||
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「読んで良かった。」と思いました。 読んで欲しい人がたくさん居ます。 今、学校に行けていない娘にもぜひ・・・!と思いましたが、「こんな上手くいかないよ。」って、かえって落ち込んでしまわないかと、ちょっとためらってます。 でも、 今のこの場所から、違う場所に行ってみること。 違う価値観に出会うこと。 分かってくれる人に出会えると信じること。 ・・・登場人物たちが教えてくれたそれらは、すべて娘に伝えたいことです。 娘とこの本について笑って話し合える日が来るように、明日からも頑張ろうと思います。 | ||||
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不登校の経験はありませんが、それぞれの思春期の心の動きがていねいに書かれていて、とても引き込まれて止まらなくなってしまい夜が明けるまで読んでしまいました。感動しました。 各所にちりばめられた小さなハテナ(伏線)が最後までに全て美しく完璧に!回収されていく様が見事でした。 購入して良かった!と久しぶりに思える1冊でした。 | ||||
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自分はいつもライトノベルを 読んでいるものなんですが 大変読みやすく非常に 感動しました これを機に、一般文芸の方にも 手を伸ばしてみたいです。 | ||||
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辻村深月さんの著書は、殆ど読んでいます。 と言うのもデビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」でとてもハマり、新作が出ると読んでいます。 この「かがみの孤城」は中学生が主人公で、そしてファンタジー要素も満載?ですが、人の心理が事細かに描かれていて、中高生の学生向けだけではない内容になっています。 自分もかつては中学生・高校生の学生だった、その頃の多感な時代の気持ち・心理がとてもよく理解できました。登校できない程になった事はありませんが、やっぱり卒業するまでには、多少なりとも嫌な思いも経験しましたし、周りでもありましたし。中高生には勿論読んでもらいたいですし、自分はもう大人の歳ですが、人の心理や色んな他人が集まる指定の場、大人なら職場などですね、大人になってもどんな職場であっても、やっぱり何歳になろうと合わない人も居ますし、嫌な思いをする事もよく?ある事ですし、そう言った意味でも、この作品は幅広い年齢層の方々にお薦めではないかと読後に感じました。最後の方の「たかが 学校」辺りの内容を、大人もある意味「たかが 職場」と置き換えて考えるのも良いかと思います。 仕事になると、毎日居る時間は長いですが、その場やその人間関係だけが自分の人生の全てではない!とも考えられるんではないでしょうか? レビューなのに話が脱線?してしまいましたが、人や自分の心理・視点を換えて観る・視野を広く考える・1つの事だけに(特に、嫌な事だけに)心を囚われない・必ずどこかに救いもある!と読後に思える内容ではないかと思います。 「冷たい校舎の……」でハマッた様に、初期の頃の辻村深月さんを思わせる様な、素晴らしい著書だと、お薦めできます。 | ||||
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