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森の死神



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【この小説が収録されている参考書籍】
森の死神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 213-2))

森の死神の評価: 3.00/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

文学少女の習作レベル

「マーチ博士の四人の息子」で折原一氏ばりの騙しの技巧を見せてくれた作者のサイコ・キラーものという事で期待して読んだが、全くの出来損ない。そもそも、ヒロインを全身麻痺で聴力と指先だけが自由が利く車椅子の女性に設定するのが卑怯なのに、ストーリー展開に工夫が無さ過ぎる。ヒロインの一人称で話が進むのだが、ヒロインの心身状態のみに頼ったサスペンスの盛り上げ方は拙劣過ぎる。また、この書き方ではサイコ・キラーが何故、幼児連続殺害を犯すのかが最後まで予測できない仕組みになっていて、この点でも読者がサスペンスを感じる要素がない。更に、作中に登場する謎の少女の行動の説明が最後までされず、欲求不満が募る。身障者の弱みに付け込んでサスペンスを盛り上げようとした安易で脆弱な創りの凡作。
森の死神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 213-2))Amazon書評・レビュー:森の死神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 213-2))より
4151708022
No.1:
(2pt)

文学少女の習作レベル

「マーチ博士の四人の息子」で折原一氏ばりの騙しの技巧を見せてくれた作者のサイコ・キラーものという事で期待して読んだが、全くの出来損ない。そもそも、ヒロインを全身麻痺で聴力と指先だけが自由が利く車椅子の女性に設定するのが卑怯なのに、ストーリー展開に工夫が無さ過ぎる。

ヒロインの一人称で話が進むのだが、ヒロインの心身状態のみに頼ったサスペンスの盛り上げ方は拙劣過ぎる。また、この書き方ではサイコ・キラーが何故、幼児連続殺害を犯すのかが最後まで予測できない仕組みになっていて、この点でも読者がサスペンスを感じる要素がない。更に、作中に登場する謎の少女の行動の説明が最後までされず、欲求不満が募る。

身障者の弱みに付け込んでサスペンスを盛り上げようとした安易で脆弱な創りの凡作。
森の死神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 213-2))Amazon書評・レビュー:森の死神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 213-2))より
4151708022

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