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果鋭
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果鋭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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怖いもの知らずの名コンビが展開していく様が分かりやすく面白い。 | ||||
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転機を迎えつつある桑原・二宮コンビも期待が大きいけど、この二人も安定の面白さ。 カネもないくせに上着に「エゴイスト」を振りかける堀内が哀愁を誘う…と思ったが すぐ後に「貯金残高が1800万を切っている」とあって「余裕やんけ!」と突っ込んでしまった。 あと「丸鍋」だけどそんなに美味いかな~? | ||||
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あまりに 長くて くたびれる。 当方は 所詮 ヒマつぶしで読んでいるんだ けど やつばり こいつは、飽きる。 モトをとろうと かんぱつて 最後まで読んだ。しばらく 黒川大センセイは、stop! 洋モノに、切り替える。 | ||||
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大阪府警コンビ最高です。早く続編がでないか楽しみにしています。 | ||||
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探る、絵を描く、強請る、刺されるがAメロ、Bメロのように少しバリエーションを変えながら繰り返され、間にテンポの良い大阪弁で漫才のようなやりとりが挿入されるという、自家薬籠中の安定作です。ただ、堀内の性格は後遺症を得て鬱傾向を深め、2人ともが陽性の疫病神シリーズに比べると、陰影が濃く、笑いが控えめです。主人公達の得る金額が疫病神シリーズに比べて大きい分、やられるときの怪我の具合も深刻で、ここらへんは、著者がバランスを取っているのでしょう。 読み終えたばかりですが、次作が待ち遠しいです。 | ||||
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元刑事の相棒2人よるシリーズ第3弾。 堀内と伊達が再びコンビを組み、パチンコ業界を舞台に、大暴れする話。 パチンコ店の関係者による遠隔操作、ジェットカウンターの不正改造による隠し“貯玉”、 ゴト師による裏ロムの取り付けなど、パチンコ業界において公然と行われている不正を、 自然と物語の中に組み込んでいる。 ヤクザの上層部と下っ端の考え方の違いも上手に描いている。 暴対法以降のヤクザの置かれた厳しい立場や、シノギの方法も現実っぽい。 パチンコ業界団体のカネの流れ、警察との癒着、 ライバル店との不正合戦、パチンコ店のオーナーに対する店長の歪んだ感情なども リアリティがあるように思わせる。 ところで昨今、パチンコ依存症が社会問題になっており 日本の警察はそのための対策を“真剣に”講じているみたいだが この「果鋭」を各ホールに配置することを義務づけるのはいかがだろうか? 必ず、パチンコ中毒者が減って、パチンコのイメージがよくなるはずだ! | ||||
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他の作家が書かない大阪ハードボイルド。はずれは少なく安定していますね。 暴対法の影響で疫病神シリーズから元刑事シリーズにシフトしていくのかしらん。 | ||||
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いちばんスゴイのはパチンコ屋さんから本紙広告や折込広告を出稿してもらっている地方紙や夕刊紙の新聞連載小説だったことに尽きる。広告部署、代理店、クライアントとの関係って大丈夫だったのだろうか? 腐りきった悪徳元・刑事コンビがえげつなく、ユスリ・タカリを繰り返す悪漢小説なのだが、なぜかこのふたりが憎めないキャラで、かつての部下や柔道の後輩たちの協力ぶり、というか情報漏えいはコンプライアンス違反どころではなく犯罪だし、利権に目ざとく食い込んでくる悪人たちの自分勝手な屁理屈と後先考えない愚挙はまさに短絡的犯罪。 しかし、後味も悪くなく、キレキレの臨場感を楽しめるのはこの作者ならではの小説芸だし、関西圏の地理にはまったく馴染みがないにもかかわらず、いつでもなにか食べ歩くことに情熱を傾ける主人公たちにはなんとなく共感できるから不思議。 | ||||
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織り込んでくれていて ダレないで一気に読めました。 いつもながら 楽しく楽しくダーティーな世界を覗かせて貰えて嬉しい限りです。 矛盾を感じる点もなく 突っ込み、批判を感じる箇所もなく スッキリした気分で読めるコッテリ世界観ですね 早く次作 出ることを期待します | ||||
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シリーズ物でとにかく面白いです。お薦めします。黒川作品にはハズレ無しです。 | ||||
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疫病神シリーズに続く、人気シリーズがこの堀内・伊達シリーズ。 ブラックなアンダーワールドが百花繚乱する。 元マル暴刑事コンビがなりふりかまわず、いけいけで本当のワルを洗い出していく。 関西ローカルを十八番とする、スピード感たっぷりのハードボイルド路線です。 最近の疫病神シリーズ「喧嘩」出版からすぐに、この堀やん誠やんコンビが出版されたのはうれしい。 堀やん誠やんが、あ・うんの呼吸でタッグを組み、そこには麗しき友情がある。 軽快なタッチで描かれていて、コミカルにも感じられつつも、行動はいけいけの本気モード。 出で立ちから人物像を描き、文章の歯切れがいいので、リアルな情景が浮かび上がってきます。 なにはともわれ、徹底的に、かね、かね、かねです。 ここに登場する人物すべてが物欲にもまれ、どろどろしさをストレートな表現でうまく描写しています。 疫病神シリーズでもおなじみの医者が登場し、おもしろさは倍増します。 | ||||
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黒川作品は初めて読んだが、文句なく面白い。ストーリー展開がアップテンポで小気味良いし、文章にもよどみがなく非常に読みやすい。相当の筆力を感じさせる。機会があれば別の黒川作品を読みたいと思った。 | ||||
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黒川博行さんおなじみのバディものです。不祥事を起こして大阪府警をクビになったかつての同僚、堀内と伊達は、現在は競売屋・ヒラヤマ総業の調査員をしています。と言っても、真面目にサラリーマンをしているわけではなく、金になるネタを掴んだら食いついて離さない。黒川作品では、色々な業界の内幕を暴く話が多いですが、今回はパチンコ業界です。(この2人に、腐れだの狸だのクズだの言われています‥‥) 「疫病神」シリーズ同様、1千万円単位の金をゲットしたと思ったら、その筋の連中に襲われて大怪我を負ったりしながら、2人が車で大阪中(時には和歌山まで)を東奔西走します。いつもながらの勢いと、会話のテンポの良さで、一気に読了しました。 「疫病神」シリーズでお馴染みの「神戸川坂会」の名前も出てきますし、島之内の内藤医院の内藤先生も登場します。 余談ですが、作品中に「若江岩田」や「粟生間谷」などおそろしくローカルな地名が出てきますし、堀内と伊達の喋る大阪弁もディープすぎて、他の地域在住の読者にどれだけ理解してもらえているのか、と心配になります。でも、全国の読者様におもねらない、そういうマイペースぶりこそが黒川さんたる所以なのでしょうね。 | ||||
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数ヶ月前の疫病神シリーズの最新作が出たばかりなのに 元刑事コンビシリーズの新作がもう出たのは嬉しい限り。 堀内と伊達の元刑事コンビのバディもので、疫病神シリーズ同様 今回も小気味好いテンポの会話と展開で楽しませてくれる。 ただ著者の面白さはそこだけではなく、下記2点に依る所も大きい。 一つは「国境」や「後妻業」のようにどこまでがフィクションか分からない、 と言うより綿密な取材に裏付けられた殆どノンフィクションの世界に 自分が創り出したキャラクターを置くところ。 今回は今激動のパチンコ業界の裏側に突っ込んでおり 最近多発している不自然な立入検査などについてなど、 変な所でも感心させられた。 それと登場人物全員がそれぞれの正義と悪を持ち合わせており いわゆる小説にありがちな現実離れの勧善懲悪で興ざめさせられる事がない点。 今回もその2点も存分に発揮されている。 尚これはシリーズモノではあるが、過去についてもチョコチョコと説明はしているので これから読み始めても、特に問題はないかと思われる。 むしろこれを読んでから1作目などを読むと、最近流行りの 「The Beginning」的で面白いかもしれない。 このシリーズもまだまだ続きそうで今から次作が楽しみだ。 | ||||
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