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スマホを落としただけなのに
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スマホを落としただけなのにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全142件 121~140 7/8ページ
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すべて拝読した後にこのタイトルを改めてみると本当に「だけなのに」という言葉の強さを感じます。普段絶対に手を出すカテゴリーの小説ではないのですが本屋でなにかに惹かれて購入。 スマホを拾ってくれた優しい人がもしも殺人鬼でしかも自分の彼女を遠目から狙っているとしたら…自分に全く関係ない話でないから読んでいて背筋が凍るようなことが何度もありました。スマホが手元にないと日常生活がまともに送れない人がいるといっても過言ではないこの時代だからこそ起こってしまう事件だと思います。私は色々な面で未熟な大学生ですが特に機械系は弱くて画面に出てきたものをそのまま信じ込んでしまう悪い癖があります。もうどこに情報が流れているかなんて自分では把握しきれていないのです。1人の個人情報を持っていても100円にすらならないと言われてる世界でも今回のメインキャラクター・麻美のように大変な写真が出回ってしまったりしたらもう一生ネットから消えることはないでしょう。恐ろしすぎることです。とりあえず私はこれから簡易的なパスワードは絶対にやめます。 他にこちらの作品の魅力として三つの全くバラバラの視点で物語が進んでいくところ。スマホに使われる人々、スマホで人を使う犯人、刑事、と全くバラバラの人たちがリアルに動いていきます。(男性の作者さんであるのに女性キャラを美化しすぎないところも読んでいて面白かったです)それぞれがどんな心情で次にどんな動きをするか、気になって頁を捲る手が止まりませんでした。犯人がわかった時は思わず声が漏れるほど驚きました。レビューを拝見していて先が読めてしまった~というご意見もありましたが大学生の私には全く読めず、新鮮に楽しめました。 解説にもありましたが、この手の本は近年幾らでも出ていると思います。でも私たちは心の何処かで自分だけは大丈夫、と何の確証もないことを信じて日々暮らしています。だからそうした専門本は大体その専門家の方が勉強のため、他専門家の意見を聞きたいがために購入することがメインになってしまうんだと思います。それだと正直意味が無いんですね。もっと様々な分野を深く学びたいと思いました。(クラッキングとハッキングの違い等短文であるのにわかりやすく解説できるということはそれだけ作者様に知識があるという証拠です) R指定の描写がさりげなく混ざっていたりするので年齢や読む場所にちょっと注意してほしいと思います。 それにしても最後に言えることはSiriすごいですね…ヘイ、シリーーーーーーーー あ、ワシandroidや…これも個人情報になりますか…? | ||||
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スマホを落した事で始まる悲劇。 皮肉なことに落した本人ではなく、その美しい恋人がターゲットとなった。 そして同時に発覚する連続美女殺人事件と、それを追う刑事。 ネット犯罪やクラッカー、ハッカーが出てくる作品はいくつもあるが 志駕晃は「極力私たちが理解や想像できる範囲」で描いてくれた。 いわゆる「ネットや科学の天才」という(魔法使い的な)曖昧な 存在ではなく、一歩間違えれば自分も出来るかもしれないという 「隣人感」が恐怖に彩りを添えている。 同時進行で進む 1・被害者女性の人間関係 2・犯人の視線 3・連続殺人事件の捜査 この3つのシーンは、映像化がとてもしやすく 小説にありがちな「(犯人)一人のシーンでは顔が見える」という 問題も簡単にクリアできるだろう。そこまで計算されているとすれば お見事。 そしてラストの展開。志駕晃は、スマホを落とした男と その恋人である被害者女性の関係に、ニヤリとする結末を結んだ。 デビュー作というが、冷静な人間観察と皮肉な視点を持つ作家だと思われる。 今後に大いに期待する。 | ||||
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一般の方にセキュリティ啓発はできるだろう。でも、今は写真はデフォはジオタグ入んないし、犯人がhey siri(って書いちゃっていいのか)止めないわけないし、、、指紋認証はコードに紐づけるものだし、それなりにツッコミどころ満載ではある。そういうスタンスならそう書けば良くて、ハッカークラッカー論争を決めうちで持ち出すなら、そこは抑えるべきかなぁ 、と思った。専門知識をひけらかす記載がなければ、ある意味秀逸。ただ、10年後には意味がわからなくなってるだろうけど。 | ||||
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久々にドキドキしながら小説読みました。途中でだいたいの見当はつきましたが、最後まで読んで納得!です。ハッカー(クラッカー)に翻弄されていく黒髪美人の稲葉麻美の、ただ美人だけではない人間臭い嫌らしさみたいなのがすごく良かった。よく男性作家は女性をキレイに表現しがちだけど、この人はすごく女を知っていて素敵な作家さんだなと思いました。そしたらニッポン放送のエンターテインメント開発局長さんだとあとがきにありました。とにかく構成が上手くて素晴らしい。ホントはあとから中学生の娘に貸そうかなと思ったけどちょっとR指定したくなる内容もあり、やめておきます。でもものすごく面白かった!映像化されるのかなあ、それやめてほしいなあ、もったいないなあ、正直そんなふうに思えるほど良かったです。(41歳・女) | ||||
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おもしろくなかった。 犯人の過去もさらっと書かれただけで終わるし、主人公の人物像もいまいち定まっていない印象。 はっきり言って、登場人物に魅力がない。警察側の章も、ただ捜査の進捗状況を伝える役割しかないように思う。毒島が絵が得意で似顔絵を描かせるならもっとエピソードがいるのでは?逆に、あえて描かせなくてもいいし。 最後の展開も「あー、はいはい、そうなるだろうね」という感じで二度と読み返さないと思う。 多分主人公の女性に関する秘密が明かされる部分が最大の見せ場なのだろうが、それもインパクトに欠ける内容だった。ミステリが好きな人だと想像がつくんじゃないかな? デビュー作とはいえ、年齢的にあまり変な文章ではないだろうと思って買ったのだが、地の文に「やばい」「ダダ漏れ」などの言葉が使われていることにもがっかりした。使うなら、せめて会話文だけにしてほしい。他にも引っかかる表現、文章が多々あり、小説を楽しむ上でストレスだった。 | ||||
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現代人なら誰でも持つスマートフォン。 たかが紛失、されど侮れない。 情報社会への警鐘も含まった、ダイナミックなストーリー。 引き込まれること間違いなしです。 きっと予想だにしない結末が待っています。 | ||||
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驚天動地とかいう帯のタタキ文句に誘われて読みました。 解説も提灯持ちとはいえ褒めまくっていて、あと経済評論家のモリタク氏が日刊ゲンダイで称揚しているので期待しました。 しかし、正直こちらの期待している程の驚きはなく、ああそちらの方でしたか、という感想。 個人的には、フェイスブックといったSNSの類は、情報をだだ漏れさせるだけの愚者のツールと思っていて、承認欲求とやらも理解できないので、ホント暇と心に余裕のある方(いわゆるリア充ですね)は羨ましいと、終始読みながらイライラしていました。 あと根本的な問題として、ある人物は、SNSとかやったら、ダメでしょう。(詳しく言うとネタバレになってしまいますので・・・) ちなみに、この内容の驚きで、煽り文句を書いた作家の方ですが、もしクリスチアナ・ブランドの「ジュゼベルの死」やA・クリスティの「葬儀を終えて」とか、意外なトリックや犯人の有名作を読んだら、「天変地異が起きて、恐怖の大王降臨」とか表現するんですかね(笑) | ||||
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とても読みやすいし内容も次々と気になるので、よかったです。 ヒロインの女は割と最低な女ですよね。この彼氏は何が気に入って、ここまで付き合ってるんでしょうか… | ||||
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Amazon購入ではないのですが…… 視点がたくさんある小説が好きで購入しました。いろんな伏線があり、繋がっていくところはとても面白かったです。また、現実味のある事件やトラブルで、怖くもなりました。 私の場合、登場人物やセリフで混乱してしまい、1度読んだだけではすべてを理解しきれませんでしたf^_^;そんななのは私だけかもしれませんが、繰り返し読む意味でも、購入して読む価値ありです!トータル4時間くらいで読み終わりました。通勤時間が楽しかったです♪ | ||||
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私自身がスマホを落としたばかりで、本屋でこのタイトルが目に入りました。 無事、スマホは警察を介して帰って来たものの、何か落とし穴があるような気がして怖かったので、思わず買ってしまいました。 ホントに他の事を放置しても、読み進めたい気持ちになる作品でした。 実際、自分の新しいスマホの設定もそこそこに 読み耽ってしまいました。 スマホを落としていない方にも、絶対オススメしたいです。 | ||||
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本当に一気に読んでしまいました。 視点が変わるタイミングが絶妙だと思いました。 何人かが仰っている6章のA、Bは同じ場所、同じ時間軸にいる 男と麻美の視点の違いを描くために敢えて同じにしたものと 捉えました。 現在の日常が細かく描かれているわりに女性の会話の口調が 現代的ではなく、髪型の名前とインテリア用品の名前が 古かったのが少し気になりました笑 加奈子の彼のことや男が本名を明かさない部分を深読みしたく なりますが…どうなのでしょう? 余韻が残るような作品ではありませんが、隅から隅まで楽しめました! | ||||
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詳細なのはネット犯罪に関する部分だけで、それと比べると人物の描写、場所の描写などが ほとんどない。 ワイドショーが騒ぐほどの事件が起きたのに、警察側はほとんど二人だけ。 バランスが悪いように感じました。 ネットの怖さはよく伝わったし、これでもかというような暴力描写がなかったのは個人的に良かったです。 作者さんがネットに詳しい方なのならば、一見冷たいようなそのネットの世界を使って 気持ちが暖かくなるような、力が湧くような物語を読みたいと思いました。 | ||||
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引き込まれ、気になって一気読みでした 今のsnsなどの世界が現実的に迫ってくる感じです レビューを書かれた方がいらっしゃいましたが、後半の6章のa、bは確かに、ん?となり読み返してしまいました とはいえ、スピード感、素人にも分かりやすい説明に、次の作品も是非読みたいと思いました | ||||
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僭越ながらコメントさせて下さい。 内容的には殆どの方がおっしゃっているように、ぐいぐい引き込まれました。 キーワードは『なりすまし』といった ところでしようか。 唯ひとつ残念な箇所がありました。その場面がクライマックスだったので余計に気になりました。第六章のAとB。同じ シーンを浦野サイドと麻美サイドからみているというのはわかるのですが、殆どセリフも同じで、一瞬 ⁇と思ってしまいました。P377の9行目、富田が富野と誤植されているのも興醒めでした。 でも、ラストは良かったと思います。 | ||||
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スマホで人生を根こそぎ奪われる恐怖、超一気読み。 「うっすらこわい」が「はっきりこわい」に引きずり込まれていくハイテンポな展開。 SNSへの曖昧な依存がとことんうちのめされます。 スマホに「見せられないデータ」を保存している人なら必読です。 そして今すぐパスワード変更です。 | ||||
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誰でも引っかかってしまいそうなネット犯罪を題材にしていて面白かった。自分ももっと気をつけなければと思える作品。 | ||||
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息もつかせぬ展開で一息で読めます。悪夢のような展開に巻き込まれるヒロイン、じわじわと追い詰めるシリアルキラー、手がかりの山を前に真犯人にたどり着けない警察。作家が読者の関心と興味をコントロールする術が山盛り。全てのミステリー小説志望者は絶対に手にとって読むべきお手本のような作品です。 | ||||
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SNSを軸に誰にでも起こり得る恐怖がリアルで怖かったです。怖いだけではなく所々、クスッとする場面もあり、また男性の作家さんの様ですが女性の気持ちの繊細な部分がとても良く描かれていてホロっとさせられる所もありとてもおもしろかったです。デビュー作の様ですが、次作も楽しみです! | ||||
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驚天動地のオチに~とか煽ってしまっているせいで普通にオチが予測できてしまった。ラストも登場人物がどうしてそういう行動をとったのかよく分からない。 | ||||
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このミスとタイトルに魅かれて、ポチ。 読みやすい文体で一気読みできた。 スマホやSNSが悪いヤツの手に渡ると、とんでもない事になるのだなぁ。怖い怖い。 ダークなノウハウが満載で、知識が増えるようなお得感がある。 登場人物の誰にも感情移入できなかったけど、結末に驚き。伏線に気付かなかった事が悔しい。 期待より面白かったので、次回作にも期待。 | ||||
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