オレオレの巣窟
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 | 2019年08月06日 オレオレの巣窟 (幻冬舎文庫) オレオレ詐欺で裕福な生活を送る平田は、奨学金の返済に苦しむ真奈美と出会い、惹かれ合う。堅気の世界へ戻ろうとする平田だが、一度入った裏社会は沼のように彼を飲み込み放さない。イケメン結婚詐欺師・竹崎と不細工な出逢い系のサクラ・貴美子も加わり、現代社会に蔓延る詐欺師達の騙し合いの饗宴、ここに開幕。出し抜くのは誰だ?(「BOOK」データベースより) |
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| 間違って３冊買っちゃった(泣) | ||||
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| 今時の詐欺の手法の大半が盛り込まれており、知識の一つとして勉強になりました。 真面目で真っ当に生きようとしている人間が、社会の偏見の壁にぶつかり歪んで行く姿や、 詐欺を働きながら、心のどこかに良心が見え隠れする姿だったり、結構、面白く読ませて頂きました。 個人的には、首尾一貫して詐欺師を追い込もうとする刑事の姿勢に救われた思いです。 | ||||
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| オレオレ詐欺師の取りまとめ役や架け子になろうとする男、元OLのキャバクラ嬢や結婚詐欺師や出会い系サクラの女と目線は目まぐるしく変わりますが、物語はテンポもよく進み、話も整理されています 詐欺の世界が垣間見ることが出来、個々のエピソードもそれなりに興味は引っ張るのですが、「詐欺師たちの饗宴」ならではの、騙し騙されといった展開までにはならず、ラストも予想の範囲内に収束したとの個人的印象でした。 | ||||
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| 爽快でした。現実の詐欺師も、みんなこんな末路をたどればいいのにって思いました。 文句なくおもしろかったです。 | ||||
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| 裏稼業の世界を体験できる点では楽しく拝読させて頂きました。 ただ、地の文や会話文が文献から得た知識を淡々と説明するようなものが多いように感じられました。もう少し登場人物の性格や特徴が際立つような文章があっても良かったのではないでしょうか、というのが私の個人的な感想でございます。 | ||||
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