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暗い森
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暗い森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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普通のミステリと思って読んだら、バカミスや奇妙な味といったものとは、まったく違う意味でミステリの定石を大きく外した作品でした。 決してつまらないわけではなく、楽しい読書体験ができました。ただ、例えるなら、握り寿司と思って口に入れたらチョコだった、ちらし寿司と思って食べたらケーキだった、という感じの驚きがありました。 Douglas・PrestonとLincoln・Childの作品に「Still Life with Crows」という殺人事件の現場に昔滅んだはずのアメリカ原住民の矢が残っていて・・・という冒頭からかなり予想外の展開を見せる作品がありますが、それとは違った意味で、予想を裏切る着地点にたどり着きます。 ミステリ好きのみならず、UMA好き、秘境冒険物語好きの人なら、試しに読んではいかがでしょうか。 | ||||
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熱帯雨林の中に謎の襲撃者がいる、まさかビッグフットじゃないだろうし、インディアンがこの時代に生き残っていたという説も馬鹿げているしなぁ、じゃあ何なの?という筋書きに引き込まれた。 あっと驚くどんでん返しや、謎解きや、複雑な心理描写があるわけではなく、良い意味でスラスラ読める。 骨の断片から、そんなことまで推理できてしまうのか〜、と感心した部分もあるのだが、ジェフリー・ディーバーのリンカーン・ライムシリーズを幾つか読んだことがあったので、科学捜査の部分にはその時ほどの衝撃は感じない。 重たくない本をサクサク読みたいという、英語の多読願望のある私にピッタリでした! | ||||
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まだシリーズが流動的だった頃の作品。NATIVE AMERICANの連続殺人犯でも居るのか?と思わせておき 実は?の展開。 読んでいて思ったが滅亡寸前の民族を白人視点で「こうあって欲しい」と誘導したら それは文化の押し付けではないのか?三角寛が己の創作で山窩民族を作ったのと同じ、いややってのけた分だけ三角の方が酷いとは思うが同じ感じがする。 とりあえず嫁さんと出会う話でもあるし読んで損しないと思う。 | ||||
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古いお話ですから、まぁね。 インディージョーンズの宇宙人オチくらい! 読んでびっくり。 アメリカって広い国なんだなぁとは思いました。 民族やアメリカ人(白人)の侵略?等 作者の主張があるのだろうな、とは思いつつ・・やっぱり買ってまで読まなくてもいいかな。 | ||||
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スケルトン探偵こと人類学者のギデオン・オリヴァーが、骨を鑑定して犯罪をあばく、スケルトン探偵シリーズの第2作。第1作は本邦未訳だが、推理小説でなくホラー小説らしい。この作品から推理小説の体裁を整えるが、本作は通常の犯罪小説ではなく、民族学的な内容になっているので、第3作「断崖の骨」以降とは多少趣が異なっている。それでも骨のわずかな特徴から死亡時の状況、死因などを推測していく過程はおもしろい。 | ||||
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人類学教授ギデオン・オリヴァー、どんな骨のかけらからも、何が起こったかを正確無比につきとめる男。「スケルトン探偵」=「骨から推理する探偵」を作り出した作者にまず脱帽。 骨からこれほどまでに何もかもわかってしまうのか!!と驚いてばかりのシリーズ。この『暗い森』が、邦訳の順番は前後してしまったが、スケルトン探偵の第一作。 教授といっても40代、かつては学費のためにボクサーもやっていたというスポーツマンという異色教授。ちっとも枯れてないどころか、最初の奥さんを事故で亡くし、事件で出会った女性(この作品で出会う)と結婚してからはもうラブラブベタベタなのもほほえましい。 読みやすく面白いシリーズ。もっとどんどん邦訳を出してほしい。 | ||||
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エルキンズのスケルトン探偵シリーズは、ストーリー的にははっきり言ってワンパターン。例えば中盤必ずギデオンは危機一髪の目に遭う。だけどとびきりユニークな舞台設定と、緊張感が漂う「骨(推理のカギ)」の分析はどの話も秀逸。特にこの話は私のベストワン。ラストは思わず涙。 | ||||
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シリーズ2作目のギデオン・オリヴァー物。もっとも、第一作は邦訳されていないので、日本ではこれが一番初めのスケルトン探偵シリーズになります。ちょっとセンチメンタル、でも決してべたべたしていなくて魅力的です。 失われたインディアンの部族とその文化、その不幸ないきさつとギデオンとジュリーの出会いと恋を絡めて、陰惨な殺人事件が展開します。 脇を固めるハワイ出身のFBI捜査官ジョン・ロウも愛着を覚えてしまうほど生き生きと描かれています。私などは彼があまり出てこないとがっかりするほど。 推理小説のファンならずとも楽しめること請け合いです。 | ||||
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