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授乳
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授乳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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これは、ついていけない。 | ||||
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amazon内容紹介より以下、 群像新人文学賞デビューの著者、初の作品集。 優秀作受賞の「授乳」はじめ3作品を収録。 日常生活の細部を新しい感受性・感覚で描く。 「小説を書く原点」(選考委員・藤沢周氏)をもった著者のデビュー作。 内容(「BOOK」データベースより) その場限りの目新しさなら、もういらない。 「文学」をより深めて行く瑞瑞しい才能がここにある。 「こっちに来なさいよ」そう私に命令され、先生はのろのろと私の足下にひざまずいた。 私は上から制服の白いブラウスのボタンを一個ずつ外していった。 私のブラジャーは少し色あせた水色で、レースがすこしとれかけている。 私はそういうぞうきんみたいなひからびたブラジャーになぜか誇りを感じている。 まだ中学生とはいえ、自分の中にある程度腐った女があることの証明のように思えたのだ。 群像新人文学賞・優秀作。 * 官能小説かと思っちゃったよ。細かく描写していくから、気持ちは悪くなってきたね、ははは。だから評価は下げた。 いやー、好き嫌いがはっきり分かれそうだ。 変人というか変態が理解できるかな~って。 とかく気持ちが悪かったので失礼ながら読み飛ばす。 好きな人は好きなんでないかい? 滅多に書けない書き方ではある。 | ||||
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先生の反応が無さすぎて、人形みたい。心に闇を抱えているわりに、私の言いなりになるだけで、つまらない。 ゲームという言葉も、古臭い。 | ||||
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村田紗耶香を『授乳』と『マウス』の2冊読みました。 著者の持ち味は【女性特有の感覚をストレートに書く】ところにあるようです。 なのでオレのような鈍感な男には 女ってこえーな と思わせる描写が多く なんだか勉強になって得した気分。 表題作の文中に生理用品を扱った場面があるが そこが文学を始めたばかりの女子中高生が書いたような インパクトを狙った平凡な展開だったのが残念でした。 他の2編もグロテスクなシーンが取ってつけたように 描写が軽薄で数が多いため グロ描写については書きたくて書いてるのか疑問に思ってしまいます。 直接的な性表現は無いですが芥川賞作家・金原ひとみの作風に近いところもあります。 初めに書いたように持ち味のはっきりした作家なので 後の作品に期待しています。 | ||||
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短編3本で構成されています。 『授乳』 女子中学生が、男子大学生の心を支配し、授乳を試みるお話 『コイビト』 人形と自分だけの世界にのめり込む、ふたりの少女のお話 『御伽の部屋』 ある男性の部屋に、理想の世界を見い出した、女子大生のお話 どれも主人公は女子学生。 思春期の ”おんなのこ” は、肉体の強制的な変化によって、”おんな” を意識せざるを得ない宿命。 彼女らは、芽生えてくる女性的感情、性衝動や、母性やらを、真っ当に処理出来ません。 (一応、幼少期の体験なんかがセットで描かれており、理由付けはちゃんとあります。) その精神は、持て余され棚上げになるわけではありません。どんどん暴走していきます。 支配欲に似た母性や、錯誤的偏愛や、逃避行動は、リアルな欲求の結果で、 倒錯的な行動もなぜか説得力があります。 女性が一方で抱える、危険でアンバランスな心には、男性読者としては圧倒されるばかりです。 通勤途中とかに読んでいましたが、少し疲れます。やはり夜に一気に読むのが良いでしょう。 | ||||
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