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授乳



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【この小説が収録されている参考書籍】
授乳 (講談社文庫)

授乳の評価: 3.63/5点 レビュー 30件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.63pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21~30 2/2ページ
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No.10:
(4pt)

こんな世界があるのか、というような…

何が起こるのかまったく予測がつかない。
見てはいけないものを見ているようなドキドキ感が味わえます。
最後の「御伽の部屋」が一番グッときました。
日頃、親しい友人や家族、恋人と付き合っていくなかで、
自分の欲しい言葉をくれなくてイライラしてしまったり、悲しくなったりすることがあるけれど、
それではいけないなあ…と思い知らされました。
自分が欲しい言葉は自分で言う(思う)しかない。
相手に求めてはいけないんだよなー。
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No.9:
(4pt)

ファンタジーなのか、リアルなのか。。。

ちょっと不思議な小説です。

独特な感性で書かれています。

もう一冊、読んでみたいと思う一冊です。
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No.8:
(2pt)

男なら 震えるかもね

村田紗耶香を『授乳』と『マウス』の2冊読みました。
著者の持ち味は【女性特有の感覚をストレートに書く】ところにあるようです。
なのでオレのような鈍感な男には 女ってこえーな と思わせる描写が多く
なんだか勉強になって得した気分。

表題作の文中に生理用品を扱った場面があるが
そこが文学を始めたばかりの女子中高生が書いたような
インパクトを狙った平凡な展開だったのが残念でした。
他の2編もグロテスクなシーンが取ってつけたように 描写が軽薄で数が多いため
グロ描写については書きたくて書いてるのか疑問に思ってしまいます。
直接的な性表現は無いですが芥川賞作家・金原ひとみの作風に近いところもあります。
初めに書いたように持ち味のはっきりした作家なので 後の作品に期待しています。
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No.7:
(5pt)

おっとしまえー

女として、オトシマエをつけなければならないことがある。たいていの人は、気づかないか、気づきながらも無視するかだが、村田さんは俄然オトシマエ「つけ派」、って感じ。すくなくとも本書では。
描写は決してクドくない。文体は、内容のわりにあっさりしているといってもいいくらいだ。しかし、パン!と頬に叩きつけられるようなリアルがあって、ぞわぞわする。「においはないけれど感触がある」というような不気味さ。そして、どの主人公も邪道のスーパーヒーローみたいに、輝いている。
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No.6:
(5pt)

女であること

先日ご本人からツイターの書き込みに返事を頂き、感動しました。応援中。
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No.5:
(4pt)

目を背けたくなるのに

村田さんの作品は全部読んではいないのですが、この短編集は読みやすくて好きです。不気味な生々しい、動物的というか、、そんな感じの描写が気持ち悪い!と感じながらどんどん読み進めてました。何故かクセになってしまいます。コイビトは個人的に印象強かったです。おすすめです。
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No.4:
(4pt)

思春期の女の子特有のイヤーな皮膚感覚、好きです

十代の女の子なら誰もが感じるあの感覚、自分の身体への違和感、自分を生んでくれたはずの両親への生理的嫌悪感、異性への興味と拒否相半ばする好奇心、そういったものが、独特の比喩表現で艶かしく描かれていて良かったです。これ以上やったら気持ち悪さが勝つ、そのギリギリのところで踏み留まっていて、そのバランス感覚が秀逸です。特に「コイビト」のラストは、小さな悲鳴をあげそうになりました。若干、「御伽の部屋」が後半息切れした感があるので★四つですが、お薦めいたします。
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No.3:
(2pt)

暴走する女の性

短編3本で構成されています。
 『授乳』 女子中学生が、男子大学生の心を支配し、授乳を試みるお話
 『コイビト』 人形と自分だけの世界にのめり込む、ふたりの少女のお話
 『御伽の部屋』 ある男性の部屋に、理想の世界を見い出した、女子大生のお話

どれも主人公は女子学生。
思春期の ”おんなのこ” は、肉体の強制的な変化によって、”おんな” を意識せざるを得ない宿命。
彼女らは、芽生えてくる女性的感情、性衝動や、母性やらを、真っ当に処理出来ません。
(一応、幼少期の体験なんかがセットで描かれており、理由付けはちゃんとあります。)
その精神は、持て余され棚上げになるわけではありません。どんどん暴走していきます。

支配欲に似た母性や、錯誤的偏愛や、逃避行動は、リアルな欲求の結果で、
倒錯的な行動もなぜか説得力があります。

女性が一方で抱える、危険でアンバランスな心には、男性読者としては圧倒されるばかりです。
通勤途中とかに読んでいましたが、少し疲れます。やはり夜に一気に読むのが良いでしょう。
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No.2:
(4pt)

凄い感性

『授乳』と『コイビト』は読後何年かたっても忘れられない衝撃があります。主人公と同じ年頃の女子は感じないようなことを表現されています。『授乳』は、主人公が母親の料理の仕方を細かく観察されていて、ちょっと怖かったです。『コイビト』は、主人公が自分と同じ嗜好(ヌイグルミを本物の恋人にしてしまっている)を持った少女と出会ってから自分を客観的に見れるようになりパニくる話です。人物描写はこの作者独特のグロさがある表現でした。もうひとつの読みきりは、収録されている三本の中でも鋭さが足りなく無駄に長い感じがして最後まで読めませんでした。
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No.1:
(5pt)

現実と夢の境目

私は 読みたい本を半日かけて
探していてこの本に出会いました.著者のことは なんら知りませんでしたが 馴染むと感じたのです.
家庭教師と女学生
御伽噺の空想の中に住む女の子と近所のお兄ちゃん
ぬいぐるみを恋人にしている女と女の子の話でした.文章は読みやすいし比喩も分かりやすくおすすめできる一冊です.
ただすこしだけ 書きすぎる感がありましたがそんな気にかかるものではないです.
私は図書館で借りました.
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