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この町の誰かが



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【この小説が収録されている参考書籍】
この町の誰かが (創元推理文庫)

この町の誰かがの評価: 4.00/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

コミュニティー崩壊

小さな町で十六才の少女が殺され、状況からして住民の誰かが犯人ではないかと疑われるようになっていく。小説は町の住民達の証言と委員会の記録から、一見平和に見えたコミュニティーの崩壊を描き出す。手法は面白い。作家恩田陸がこの小説にインスパイアされて『Q&A』を書いたと週刊文春のインタビューで語っていたほど。しかし、登場人物の語りの部分があまりに冗長だ。人物描写を語る言葉だけで行おうとしたんで、焦点がぼけた。レイプ殺人事件で崩壊していくコミュニティーを描きたかったのなら成功しているんだろうけれど、被害者の姿がいっこうに見えてこないところが私には物足りなかった。本当は星四つつけても良いと思うけど、星三つにさせてもらった。翻訳の文章も読みにくかった。会話体は簡単なようで、難しいと思う。
この町の誰かが (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:この町の誰かが (創元推理文庫)より
4488152023

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