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恐怖小説 キリカ
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恐怖小説 キリカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21~40 2/3ページ
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比嘉姉妹シリーズが気に入ってそればかり買って読んでいたのですが友人にキリカもぼぎわんと繋がってるんで読むといいと勧められ読んだら怖い‼︎ 確かにぼぎわんと繋がってるけど怖さが全然違う‼︎ 読んだあと自分の行動をかえりみてゾッとしてしまう怖さでした。 ていうか、これを書いている今も大丈夫だろうかと思ってしまう。 | ||||
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みなさん是非 読んでください レビューしてください。 ご自身のレビューも この作品の一部になります。 怖いです、、、 本当に勘弁してください(//∇//) | ||||
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物語自体を怖くするのではなくて、これを読んで拙いレビューを書く私たちに向けての恐怖ってことでしょうか? なかなか考えますよね。ただこの作家さんの本をこの頃たくさん読んでいた自分にとっては多少気分は悪いですが。 物語自体は読みやすく(読みやすいというのは凄い才能の一つだと思います)、面白いのに読みにくいよりは格段にいいと思います。 | ||||
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なんか書くと来そうで怖いですね だから…面白かったです、とっても。 ハイ | ||||
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なかなかに趣味の悪い小説で、しかしその趣味の悪さこそが本作一番の眼目だと思う。 「著者自身が登場するメタフィクション」という、もはやそれ自体では目新しくなくなった趣向を、現代だからこそ可能なやり方でアップデートした小説、とでも言えばいいのだろうか。 読んでいる最中よりも、読み終わったあとの空白こそが一番ぞっと来るというなかなか斬新な体験を味わえた。 気になっている人はぜひ。 | ||||
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日本版「ミザリー」と思わせておいて、だんだんとおかしな方向へ話がずれていきます。 ひとつはその造りがうまいと感じました。 ふたつめに、第2章を読んでいて、(著者の意図したことではないかもしれませんが)江戸川乱歩のおどろおどろしい雰囲気を感じました。 なつかしく、楽しめました。 さらに3つめとして、オチのつけかたがみごとだと思いました。 安直にやろうとするなら、ここは江戸川乱歩が「人間椅子」でやったオチにするところです。 しかし、こういうオチにして、しかもきっちりと帳尻があっています。 すごいと思いました。 これだけほめたのに星を一つ減らしたのは、残酷シーンをやるなら、もっともっと徹底的にやってほしかった、ということです。 ただし、それは個人的な好みの問題でしょう。 | ||||
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面白かった!展開に意表を突かれるだけでなく、人間の嫌らしさを書くのがすごく上手い。ホラーの帝王キングなんかも化物より人間が怖いですよね。澤村さんの初期2作は既存のホラーの影響が強くライトノベル版三津田信三という感じでしたが、このキリカのあたりから自身の経験や物の見方が濃厚に出ています。頭いい人なんでしょう、文章は相変わらずサクサク読め、全体にすごい勢いでレベルアップしています。ホラー分野の外でも通用する作家だと思います。澤村氏が怖くて褒めてるわけじゃないですよ! | ||||
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他の作品にも通じるが、様々な視点から一つの物語が描かれており、現実とは様々な在り様の合成であり個人の視点では決して全体を把握することが出来ないのだと思い知らされる作品。 キリカ。それは確かに存在したが、どこにも存在していなかった。 読み終えたとき、作品と現実の境界が揺らぐ経験はなかなか得難いものと思う。 | ||||
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以前の方も書いている通り、まさに劣化番三津田信三です。 ただ、三津田信三さんの方が読みにくい。 更に読みにくいのは京極夏彦さんですが笑 そして、その読みにくさが、ホラーとしての引っ掛かりになって恐怖や面白さを増していると思うのですが… 澤村さんの場合、すらすら読めるが故に、あとあとの記憶として残らない…。 ぼぎわん、も、ずうのめも読んでいますが、いまいち、どんな話か思い出せません。 ただ、楽しかったという記憶はありますので、別の本が出たら、また、買うと思います笑 買って、読み終わったら、すぐに捨ててもいいかな、という、まさにインスタントなホラーといった感じ。 でも、誰もが知ってる有名な作者の作品って、面白かった記憶はあるけど、印象に残ってない…ってことは、よくあるので、そういう意味では、癖のないよい文章を書く作者ともいえます。 少しラノベ感もあるので、そこも、更にこのホラーを軽く見せている原因かも。 でも、評価してみたくなる、という意味では、彼にしてやられているのかもしれません笑 | ||||
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作中で人の書いた小説を作者自身である主人公かその友人が「流石にリアリティがなさすぎる」と評価していたと思いますがこの小説にもそっくりそのまま当てはまります。 こんな杜撰な手口の殺人がこれだけ成功するわけないでしょうし、終盤の状況を考えると主人公はあの場を切り抜けようが殺人者であることの発覚は不可避ですし、その後それまで通りに殺人を続けられるのもこの本が出版に至るのもあり得ないと思うのですが。 作者自身がサイコな殺人者という設定でフィクションと現実を危うくさせるアイディアは面白いのですが、だからこそもっとリアリティにこだわるべきなのでは。 というか、作中作に対する批判がそのまま当てはまるのを見ると作者が無自覚とは思えず、ひょっとして何らかのギャグなんでしょうか。 ギャグなら滑ってるとしか思えません。 | ||||
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これは、色んな意味でこわい。 なんだこのタイトルと表紙は、とか思ってたら痛い目にあう。 是非先に、デビュー作のぼぎわん、2作目のずうのめ人形、そして著者のネット上のインタビューを少し読んで、著者の雰囲気とかデビューの経緯を知ってから読むことをオススメします。 突っ走って欲しいですね、これからも。 | ||||
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期待して電子書籍で購入したが、同じ文章が続けて出てきたり途中で文章が切れて飛んでたりと、物語に集中できない残念な配信でした。kindle端末でなくアンドロイドのスマホで読んでるから? これまでここまでひどいものは無かったんだけどなぁ。一度削除して再購入すべきか、このまま諦めるか・・ この著者の小説が好きで楽しみにしてただけに非常に残念です。 再度 最初に戻って読み直したら、飛んでた部分が正常に表記されておりました。端末側の問題かな? | ||||
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読みすすめて行くにつれ、どんどん面白さが増していき、一気に読んでしまいました。他にも書いている方がいましたが、最高!だと思ったのに評価が低い人がいて驚きです。 ストーリーが面白いのはもちろんですが、登場人物の話し方や状況の説明の仕方など自然で分かりやすく、頭の良い作家だと感じました。女性の話し方に「〜だわ」「〜なのよ」など使っていないのも好感が持てます。 ただ、本の装丁がアニメっぽいので、安っぽい内容に思われたら勿体無いと思いました。 | ||||
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早い話、この小説の作者は殺人衝動を抱えている二重人格者で、こういったレビューで悪し様に評価する人を突き止めて酷たらしく殺していくという話です 恐怖小説としては成立している ただ消費者を不快するような作品は手法としてどうかと思う これを刊行した講談社も「絶歌」の太田出版と同レベルなのだろうか | ||||
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さらさらと読めてよかったのですが、さらさらなので千円は高いなと思いました 文庫ならいと思います 笑えたので良かったです | ||||
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凄く面白かった。ただ『ぼぎわんが、来る』を最初に読んでおいたほうがリアル感が増します。心霊モノではなくサイコホラー。読み始めは少々かったるいけど、読み進むうちに凄いことになってきます。アイデアがアイデアだけに『ぼぎわん~』のような読後の爽やかさはありません。あと可笑しかったのが、作者自身が『ぼぎわん~』の欠点?というか、ツッコミどころを十分認識していたところ(笑) | ||||
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惜しいな、という思いがとても強いです。話の始まりなどは、とても面白く勢いがあり、ぐんぐん読み進めることができました。 が、読み終えたとき、物足りなさを感じてしまいました。 多分真新しさがないからだと思います。ホラー中毒だからかも知れませんが | ||||
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う~ん。まるでスランプに陥った作家がリハビリに書いた様な感じのサイコサスペンス。もっとも、本作の場合、著者自身の事がまだあまり知られていない事を武器とした虚実混交の作品なので、今後露出が増える前に書いてしまえと云う感じだったのかも知れない。兎に角、一発ネタ。虚実混交の部分が無ければ、只のサイコサスペンス。 | ||||
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とても面白い本でした。大変読みやすく1時間ちょっとであっという間に読み切ることができました。面白かったのは事実なんですが、恐怖小説という感じではありませんでした。恐怖小説というタイトルの割には恐ろしくなかったです。むしろ全体的に私はコミカルな感じを覚えました。何かのパロディ的な小説のようにも感じました。というのは本人自身がこの中に出てくるからです。この中の主人公が作者と同じ名前の澤村伊智というペンネームを持つホラー作家だからです。しかも彼はデビュー作「ぼぎわん」でホラー小説大賞受賞しています。これも本人つまり作者と同じです。つまりこの小説とは現実の作者と登場人物がオーバーラップして進行しているという、非常にユニークな構造を持っているということなのです。綾辻行人、貴志祐介と言った人の名前も登場したり、実際に彼らが言葉は発しないものの授賞式で登場したりします。こういうところが実に面白いですね。 この小説は全部で三部構成となっております。この小説自体が3つの中編小説を組み合わせたようなスタイルになっているということです。第一章が「不幸は出発の前に」というタイトルで書かれています。作者は香川隼樹、ペンネームは澤村伊智です。これは日本ホラー小説を取った経緯であったり、出版社とのやり取りなど様々な内輪の話で構成されています。そして第二章。 これがこの作者である香川隼樹の妻、霧香の書いた小説「長い長い妻の告白」というものであります 。そしてこの告白はメールで書かれたものであり、宛先は香川の友人である梶山啓太です。 この第二章でこの 小説の基本的なネタバレが全てなされます。しかし今時の読者でなくても最初の章を読んだ時にすでに多くの読者はこの仕掛けに続いていると思います。この私もすぐにこの仕掛けはわかりました。そして第三章が「友人に関する覚え書き」。この第二章のメールの宛先である梶山啓太による小説という形態をとって書かれています。この第三章で全ての謎が解き明かされ物語全体の意味というものが、明らかにされるわけですが先ほども書きましたように、第一章の時点で仕掛けは分かってしまう、つまりこの小説をミステリーとしてはあまりレベルの高いものではありません。 そして最初に言いましたようにホラーとしても、さほど怖くありません。従ってあまりレベルの高い小説ではないと思います。あまり悪く書くと、作者に殺される可能性があるのでこれ以上は書けませんが、とても面白く読んだけどそんなに怖くなかったというのが正直な感想であります。面白く読ませるという技術はとても持っている作者だと思いますので、これからもどんどん作品を書き続けると思います。ただ「黒い家」のような痛みであったり、えも言えぬ恐怖は全く感じられませんでした。先ほども言いましたように、この小説は何かのパロディあるいは笑える小説、そういう感じがしてたまりません。 | ||||
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ぼきわん、ずうのめに続く三作目となる本作で、以前から思っていた事が確信に変わった、この作者は三津田信三に近い作品を書く人だな、と。 さて、タイトルの通り……かというと語弊がある。 読ませる、という一点において澤村伊智は明らかに三津田信三を上回っているからだ。 そのため、どちらかと言えばライト三津田信三というべきか 三津田作品は世界観の作り込みが凄まじい反面、特定のシリーズを覗いて非常に読み進め難い、もっともそれがリアリティを生む結果となっているのだが 対して澤村作品はその逆で、世界観の作り込みが甘いゆえのリアリティの無さという欠点を抱える反面、疾走感さえ感じる読みやすさを持っている。 本作でもその読みやすさは遺憾なく発揮され、一気に読了することが出来た。 次へ、次へと掻き立てられるように読み進めさせられるのには「流石」と感じたが、前二作にもあった、読了後の問題点はそのままだ。 夢中になって読み進める間は良いのだがいざ読み終わってみると粗が目立つという事である。 一件二件ならともかく、あれだけの犯行を重ねておきながら手袋くらいしか対策をしていないにも拘らず全くもって疑いを持たれていない。 知人の時にはメールのやり取りもあったはずなのに友人のところにだけ警察が来て主人公の所には来ていない等々、主人公の行動に関するものだけでも結構気になる点がある。 また、第三章の締めからエピローグまでの流れは不吉な読了感を目指したのだろうが、作者の作品の持つ独特のエンタメ性による疾走感に阻害されてしまって不安を与えきれていないという感があり、滑りぎみであったのも気になる点だ。 ずうのめ人形の際に有川浩が言った正統派エンタメという言葉には多分に皮肉が含まれている事は想像に難くない。 このコメントからはエンタメ、要するに勢いと娯楽性に特化した作品であり、楽しめるのだから中身の緻密さには目をつぶれると言いたいような気がしてならない。 どちらかと言えば小説家よりは映画脚本などを手掛けた方が活躍できるのではないかと思う。 酷評するような形にはなったが、やはり読ませるというエンターテイメント性において稀有な才能を持つ作家であることは間違いなく、次作が出れば間違いなく購入するであろうと考えている自分がいるのも事実である。 一時の娯楽として楽しむホラーであれば間違いなくおすすめの作品だが、ホラー小説に後味の悪い読了感などを求める層にはおすすめできない。 | ||||
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