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がん消滅の罠 完全寛解の謎
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【この小説が収録されている参考書籍】
がん消滅の罠 完全寛解の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全120件 41~60 3/6ページ
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確かに、医療ミステリーとして良く出来た作品です。ただしそれは、 「読者に詳細な医療知識がない」というのを前提としたものです。この 作品の中で語られている「特殊な寛解の方法」というのは、実は架空で あり、実在しません。理論的にも不可能だと思います。しかし、何も知 らない読者は、「そんなすごい大胆なことができるのか」と思うからこ そ感動するのでしょう。 この作品を賞に推した選考委員もそうだったようですね。そのことを ちゃんと知ったら、この作品の評価は急落すると思います。とはいえ、 ひとつの読物としては充分に価値があります。本当は☆4くらいあげたい のですが、注意喚起のために、あえて3としました。 | ||||
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小説を読むのは何年ぶりかになるがとても面白かった。身内がステージ4のがんで治療しているので内容が非常に身近に感じられた。ミステリーとして面白いだけでなく、医学的知識、医療現場の状況、がんにならないための巧妙なシステムが生物には備わっていることや多細胞生物の宿命まで、「なるほど」と感心しながらストーリー展開を楽しめました。お薦めです。 | ||||
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医者というものが、ひとのためその能力を捧げるのであれば、「天使」ともなろう。しかし、ひとのためで あっても、自己のエゴを肥大化させ、社会分子や社会の中枢を担うひとに影響を与えんとするとき、それは、 「悪魔」の所業を生む。 がんであっても確立されてきた治療によって延命の可能性がある現代。このミステリー小説は、リアリティを もって我々を飲み込む。 | ||||
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遺伝子組み換え、オーダーメイド、最新のテクノロジーを逆手に取った犯罪、「医者にはできない、医者にしかできないこと」そして後半の怒涛の謎解きには打ちのめされた。作者は医者でないようだが発想の凄さに脱帽。将来実行されないよう祈るばかりだ | ||||
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文庫版は加筆されおり、主人公たちの最後のシーンが前向きになっていた。ドラマ化されるらしい。キャスティングが気になる。 | ||||
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殺人事件の逆の余命半年の人が生き返る話 久しぶりに、このミス 大賞の作品を読みました。 この作品は、書き直して大賞をとっていることもあり なんだか濃いところと薄いところがマダラに感じる作品です いまいち登場人物のキャラ薄いし 医療ミスではない、医療ミステリーです。 あらすじは、余命半年の人が半年後、癌が完全に消えてしまう という事件が、発生し、最初の一件目は、双子を使ったトリックだ ったのが、2件目からはどう考えても治癒したとしか考えられない 患者が立て続けに4件発生するという内容です。 とても残念なのは、少し癌の知識があると、途中からトリックが 大まかなところで想像がついてしまうところ、そして第2の トリックが最初のトリックの近傍で意外性が無いところでしょうか また、キャラが薄めです。不要に魅力的な女医、宇垣はなぜ 西城を手伝うことになったのか希薄だったり、初期癌なのに 不思議と転移した柳沢は使い捨てよろしく怒らせておしまいというのは いまいちです。 さらに残念なのは他のレビューアーも書いてある娘の死は、 そもそも癌で亡くなったのに犯人捜しするとか、 意味不明です とはいえ、ミステリーで定番の誘拐されて、殺人そして DNA鑑定までしたのに関わらず、殺された本人は 生きているというとかが あぁミステリーの醍醐味だなぁ と思ってしまいました。 すこしというか、かなり荒削りなこの作品 今後、医療ミステリーの王道に出そうで楽しそうです | ||||
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面白いプロットだとは、思うが、少し専門用語も出て、意味がわからないとこが、有った。 | ||||
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ラストが薄っぺらくガッカリ。 これが、大賞作品なんですね。 好み分かれますね。 | ||||
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治せるはずのないがんが、消滅する理由を紐解いていくのがメインのテーマであるが、その横に遺伝子、DNAに関わる人間模様が隠されていた。 物語の進み方としては、何回な医学用語(漢字が多い)が多用されるため、医学用語に不慣れな身にとっては、テンポよく読み進められるという訳ではなかった。 物語の中盤からなんとなく真相がわかったような気になって読み進めていたが、最後の最後であっと驚く展開が次から次へと起こり、伏線が色々とつながっていく。 このミス大賞ということで読んでみたが、楽しめる一冊でした。 | ||||
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引き込まれて一気読みでした。 ベースは癌治療の話で、治療法に疑惑が絡んでくる。しかも生命保険会社もでてくるので余計楽しめました。 だけども、最終章が怖かった...真実は愛情を憎悪にさせるのか?! | ||||
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文章はわかりやすいし、キャラもハッキリしてて読んでて楽しい。 狂言回し役もいるし、置いてけぼりにならないように工夫されてる。 肝心のトリックに関しては、色々ヒントの複線がちりばめられてるから、まあこんな感じかなぁ。 医療系マッチポンプ的陰謀論は昔から色々あるし、驚嘆、って感じじゃなかった。 細かいところが現実離れしてるし、最後のやっつけ感は甚だしい。 犯人の動機も良くわからん。 そこんところは深く考えずにサクサク読むのが良い、そんな本。 ところで著者は研究者らしいけど、きっと疾患モデルで効くのに臨床で効かないって事を何度も見てきたんだろうね。 その辺の挫折感がこういう本を生み出したと思うと共感するところ多々あり。 | ||||
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全体的に面白かったです。がラストが駆け足状態だったかなと思いました | ||||
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去年のこのミス大賞の大賞作。新人さんなので文庫を待って購入しました。 他のレビューにもあるとあり書いてある通り登場人物のキャラや動機が薄く、伏線も足りない気がして、ちょっと物足りない気がしたので星マイナス1です。 しかしトリックも出し惜しみすることもなく、医療用語も全くの素人なので正しいのかわからないし、なんとなくの理解ではありましたが、文自体は読みやすくサクサクと進み楽しむことが出来ました。 がんについての詳しい話は、多分そこが言いたいがために書いたんだろうなぁと思いつつ、勉強になりました。 人間の業の深さとか、医療の専門的な知識がない分、これがあり得る事であればひょっとして…と読んでいて背中が寒くなりました。 続編や、西條先生、羽鳥さんの話も読みたいです。 | ||||
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余命宣告を受けたがん患者が立て続けに回復している一方、転移が稀ながんが特定のケースのみ再発している。鍵を握るのは湾岸医療センター病院で何が起きているのかをめぐる医療ミステリ。 終盤までは、仮説を元にした裏づけ検証や、保険会社の対応など読み応えがあって一気に呼んだのだが、最後はよく分からないまま終わってしまったのが残念だった。 「医師にはできず、医師でなければできず、そしてどんな医師にも成し遂げられなかったこと」といっていたが、動機もいまひとつ納得できるものではなかった。 終盤にまた別の展開があればもっとおもしろかったと思う。 | ||||
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とても読みやすかったです。とても面白くて、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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医療ミステリということで「バチスタ」のような話を想像したのだけど、”ミステリ”より”医療”の部分がかなり強い。 ガン消滅の謎に関しては、果たしてありうるのかどうかが分からないが、今まで聞いたこともないトリックだけに意外性がある。 ”ガン”そのものや治療に関する記述が多く、退屈になりがちなところを医療関係者の会話に素人を交えるなどして、読者視点での会話にしているなど工夫の跡もうかがえる。 あの病院の狙いやその後の顛末は少し説得力にかけるし、不要な事件(レイプ犯捜し?)もかえって話のテンポを削いだ気がするが、こだわったラスト一行まで一気に読めた。 医療関係の作者だと思うが、次の作品にも期待できる。 | ||||
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医療系のミステリーとしては面白く読めました。 病院が舞台なので展開は少なく 説明セリフが多いのはしょうがいないのかもです。 登場人物の魅力不足、 謎解きの展開の魅力不足は 作者の筆力不足なのかなと思います… | ||||
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読み終えて、「なるほどそう来たか」と唸らされました。 皆さんの評価のとおり、何と言っても謎の設定が素晴らしい。余命半年と宣告されたがん患者が、生命保険金をリビングニーズ特約で受け取るとガンが消滅してしまう、という「活人事件」が次々と起きるという謎は、いかにも現代的で独創的。再発した悪性ガンを独自の治療法で完治させる、各界の有力者やその筋の大物が多数通う病院で、一体何が行われているのかという謎も、現代の医療実態や医療行政と絡めて上手く織り込まれています。 当方、医学分野は素人なので、本作で描かれていることがどこまでリアリティのあるものなのかは分かりませんが、「あり得ないことをありそうに描く」というミステリの世界では「あり」のレベルだろうと思います。 そして、メインの謎の解決が示された後に、最後に全く別の「そうだったのか」と言わされるオチが用意されていて、作品全体の景色がガラッと変わるという、凝った構成。冒頭近くに張られた伏線の回収もあって、「なるほどそう来たか」です。 後半重要な役割を果たしそうに思えた厚生官僚が、最終盤では大した役割も果たさずに退場してしまうこと、最後の解決部分が短すぎて味わいに欠けること、飲み食いしながらの会話場面が多く、緊迫感が緩んでしまうことなど惜しい点はありますが、「面白いミステリを読んだ」という満足感に浸れます。 | ||||
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ええと、サブプロットは読めなかったです。 ただ、メインの癌がなくなった真相ですが、「まさかそんな単純なネタじゃないだろうな」と思っていたのが答えだったので、結構がっかりしました。 | ||||
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素人なら面白いのでしょうが、医学、ゲノムを知ってる人間にとって、結末に至る頃にはかなり溜息ものとなりました。 | ||||
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