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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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嘘にまみれた依頼に対し,とにかく周囲をつっつきまくって問題を起こしまくって, 真相を突き止める. 始めは主人公ヴィクの個人的な戦いで,あまり興味がもてないが, 実は裏には大きな陰謀が隠されており,息もつかせぬハードボイルドになっている. とにかくヴィクはつっつきまくる.人が嫌がること,過去を掘り出すことをしまくり, 何か出てくるのを待ち,出てきたものに対処し,それがなんだったのか予想して, また新たにつっつきまくる. 長生きできないタイプ.サムスペードを彷彿とさせる調査方法. 誰にも彼女を止められないし,権力にも屈することなく, 最後は本当の優しさを見せる. まさしく,ハードボイルド. | ||||
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その昔、虜にされた、ヴィクの魅力が思い出された。 思いったったらとんでもない危険な中に飛び込んで行ってしまう性格は変わらないなあ。 ひやひやドキドキしながらページをめくらざるを得ない私だが、たぶん、ジェイクやロティもそんな気分でヴィクを見ているに違いない。 年を取っていよいよ終盤に近付いたかなあと思ったが、もしかしたら、まだまだ、先がありそう。 向こう見ずな気質は、親戚のバーニーにも? バーニーが、ヴィクの相棒になってくれたらうれしいかもと思ったが、カナダに戻ってしまったよう。 今後、彼女も再登場してくれたらいいなあと思っている。 相変わらず、隣人のコントラーレス老人が健在でうれしい。 | ||||
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もう30年近くこのシリーズの大ファンですが、さすがに今回は途中で何度もイラっとさせられた。前から薄々感じてはいたけれど、成功者のヴィクは、どうも昔の知り合いを見下す傾向があるらしい。本人は気づいてないどころか、むしろ相手を思って悲しくなるという、ナチュラル差別だからこそ、余計にイラとっする。これについては、どんなに正義感が強く、勇敢な行動を示しても、取り消しようがない。 ただ、もし、これを作家が認識してやっているなら「さすが!」なんだけど・・・どうなんでしょうねぇ アメリカの忘れられた人たちの悲しさや、どうしようもない失望感がドロドロと流れている。ヴィクやいとこのBBは、たまたま良い親に恵まれ、チャンスを活かしして地元から抜け出すことができたけど、地元に残るしかなかった彼らとどれほどの差があったというのだろうか。「自分たちばかりが損をしている」その感情が、トランプ政権を生み出した。だけど、負の感情から生まれた政権は、さらなる負を生み出すのかもしれない・・・おぉ、怖っ! | ||||
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ヴィクのタフさに舌を巻きます。 600ページを超える大作ですが 中だるみするようなことはありませんでした♪ | ||||
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久しぶりのV.I. ウォーショースキー、堪能しています。 サラ・パレツキーの凄さは、大勢の登場人物のかき分けが簡潔でありながら非常に上手で、瞬時に個々のキャラクターがイメージとしてインプットされるので、読みながら登場人物リストを見返す必要がなく、一気に読破できるところ。 それにしてもある時期から変わった表紙のイラスト、あまりの軽薄さに嘆いています。 こんなチャライ表紙によくサラ・パレツキーの許可がでたものです。 江口寿史の描くヴィクは、彼女の持つどっしりした存在感まで伝わってくるすばらしい物でした。 最近のイラストを描いた方は、V.I. ウォーショースキー シリーズをちゃんと読んでいるのでしょうか? ハヤカワはこんなずれたことをしているから、最近良い作品がでてこないのか、と心配になってしまいます。 キャサリーン・ターナーが主演した『私がウォシャウスキー』、あれこそヴィクです。 | ||||
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いつの間にか、ビィクの年を通り越した年になったようです。ビィクの年齢は、、4作前くらいから固定されてしまって、読み始めたころは、私の方が年下でしたが、いまはどうやら完全に年上ですね。長い付き合いです。原書で読みました。数か所どうしても訳せない所があったので、山本やよいさんの訳で確認します。相変わらずビィクのバイタリティには感心しますね。今回の活躍も期待していいと思います。 | ||||
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