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(短編集)
いまさら翼といわれても
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いまさら翼といわれてもの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全128件 41~60 3/7ページ
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| これは明らかに古典部シリーズを読んで来た読者のみが対象で、この作品だけで読んでも面白さは感じられないに違いない。が、古典部シリーズを読んで来た読者にとっては、主要メンバー4人の少々不思議な関係の謎の一端が明かされる、読み甲斐のある作品群だ。とりわけラストの表題作とその前に置かれた「長い休日」が白眉。奉太郎が姉に言われた「きっと誰かが、あんたの休日を終わらせるはずだから」。それに続いて千反田えるの苦しみを推理してえるに迫る奉太郎。奉太郎が、女の影響で成長する様が見事に表されており、ストンと腑に落ちた。 ラスト2編を読むだけでも十分満足のいく作品群だったと思う。古典部シリーズファンなら必読だ。 | ||||
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| 2年生になった古典部員それぞれの変化、成長が見て取れる短編集。 いつもどおりミステリーとしても面白いが、それ以上に丁寧に描かれている登場人物の心情や葛藤が素晴らしい。 単純な正義感や知的好奇心で謎を解くミステリーとは違い、謎を解く理由や動機に人間味と面白味がある。 古典部シリーズファンなら絶対に読んだ方がいい一冊。 | ||||
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| ネタバレあります 謎になっていた伊原摩耶花が漫研を退部する部分が描かれたストーリー。 ギクシャクが更に酷くなって辞めたんだろう程度に思っていた自分が浅はかだった。いつもの推理要素は非常に少ない話だが、そんな事どーでも良くなるくらい深く染み込む内容だった。最後は柄にもなく泣いた。 アニメ版で河内先輩の事を人間性的に嫌いなタイプだと思っていたが、今回の話を読んで見方が180度変わった。と言うか、今でも学園祭時点の河内先輩と出会えば、この人嫌いなタイプだと感じるだろう。ただ、学園祭当時から見え隠れしていた彼女の努力と悲痛。そう言った経験の中から、最終的に導き出される河内先輩の生き方の答えが、今回変化したことにより、嫌いな人からイキナリ大好きな人になった。 そして、そういう意味で言えば伊原に対しても、私は同じ感情を抱いていた事に気づかされた。伊原は主人公サイドなのでマイナスに描かれる事が少なく、また人間性として尊敬できる存在なので、私自身自覚できていなかった。しかし、伊原に対しても、漫画を描きたいだけだと超然的な事を思いながら、漫研を辞めるでもなく漫研を変えるでもない姿勢に擬かしさや苛立ちに近いものを感じていた。それが、今回一足先に変わった河内先輩によって、伊原も変わり、私の中でグッと好きになった。更に言えば、河内先輩を一足先に変えたのが、無自覚ながら伊原だという点にも感動した。 この「わたしたちの伝説の一冊」を読んで、今の段階で「この人嫌いなタイプだな」と思った相手が、明日もそうとは限らないんだと気付かされた。そして、伊原が河内先輩を変え、河内先輩が伊原を変えたように、自分が嫌いだった誰かを大好きな人に変えることもあるのだ。勿論、河内先輩や伊原が漫研の人達を見捨てたように、全ての人に対してそんな努力をする必要もないし、自分が好む人間が全てにおいて正しいなんて思うほど傲慢じゃない。ただ、学園祭の頃の河内先輩や伊原のように、「今の君は好きじゃない。それでも、君には何か感じる物がある。」そんな相手とは、例え苦手だと感じていても、関係を持っていくようにしたいと思う。 そして、本当に大事な事を見据え、つまらない人間関係に囚われて人生を無駄にするのは止めようと思う。 今回も素敵な話をありがとう。 | ||||
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| 最後まで読んでの感想ですが、この一冊は奉太郎という人物を掘り下げた一冊だと思います。 省エネ主義の奉太郎が省エネ主義をやめるためのプロローグであり、遠回りする雛からじわりじわりと進展しているえるとの関係の折り返し点だと思います。そう思うと今後の進展が気になる一冊です。 | ||||
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| 奉太郎が省エネ主義を始めた理由についての話や、これまで単行本ではなかった摩耶花目線の話など、登場人物への理解が深まる古典部のファンは必読の短編集。 | ||||
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| 短編集であるが、一つ一つの話がかなり良い その後は想像にお任せします的な感じだが余韻が残る | ||||
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| 短編なのであっさりしてる。けれど、読者に色々考えさせてくれる良い本だと思いました。 | ||||
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| 本書は古典部シリーズの中で一番充実した内容だったと思う。六作のうち二作は伊原視点の話だったがもう伊原を本シリーズの主人公にしても良いんじゃないかというくらいよくできていた。過去の作品も読み返したくなるのと同時に古典部の面々の個性を存分に楽しめるものとなっていた。 ただ、男子高校生の発する台詞にしてはどこかサラリーマンに近い印象を抱いた。個性は別にして物凄く意識して書かれているんだろうけど行き過ぎな気もしてくる。一話目の話もサラッと終わったのには驚いた。 だが全体的な面白さが揺らぐほどではなかった。相変わらずこんな華奢で読者の思い通りになる高校生活が送れたらどんなにいいか、と思える一冊であった。続編も期待。 | ||||
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| 本書は〈古典部〉シリーズ第6作で、6つの短編で構成されています。各作品内の時期は、折木 奉太郎、千反田 える、福部 里志、伊原 摩耶花、と古典部メンバーの4人が2年に進級して以降、おそらくは1学期内にあたります(「連峰は晴れているか」以外)。 ・「箱の中の欠落」(6月) ・「鏡には映らない」(おそらく第5作『二人の距離の概算』(5月末)以降) ・「連峰は晴れているか」(時期不明) ・「わたしたちの伝説の一冊」(5月中旬) ・「長い休日」(2年進級以降という以外不明) ・「いまさら翼と言われても」(夏休みの数日前から夏休み初日) 「箱の中の欠落」は本書のなかで一番「ミステリ」しています。一見するとドライな奉太郎と里志の関係はたがいに尊重しあっているからこそ、というのがうかがえる1篇でした。 「鏡には映らない」「わたしたちの伝説の一冊」の2篇の語り手は、いつもの奉太郎ではなく、摩耶花。安楽椅子探偵型の奉太郎よりも一般人の感性をもち、好奇心と行動力と執念をそなえた彼女は、ハードボイル型探偵のように当たって砕けろの精神で謎を追います。「鏡には映らない」では奉太郎に対する誤解をとき、「わたしたちの伝説の一冊」では第3作『クドリャフカの順番』における漫画研究会の内部抗争に決着をつけることになります。 「連峰は晴れているか」「長い休日」の2篇は、えるが奉太郎について理解を深めていく物語。とくに「長い休日」では、「やらなくてもいいことなら、やらない」という奉太郎のモットーの由来が明かされます。そして彼のそんな「長い休み」を終わらせたのは…。奉太郎とえるがお互いを意識し合う様子がうかがえて、ほほえましい1篇でした。 「いまさら翼と言われても」では、優等生えるの謎の失踪が描かれます。奉太郎をかりたてるのは、やはり彼女の存在。事件をとおして奉太郎は、えるが抱える責任と覚悟の重さ、それゆえの苦しみの大きさを知っていきます。本書のなかではもっとも苦みがある1篇でした。 全篇をとおして、シリーズいつものことながら、嫉妬、焦燥、葛藤、逡巡、不安など青春時代ならではの自意識のゆらぎがうまくとらえられています。2年に進級したことで、進路にまつわる話もからんできました。終わり方がけっこう引きずるものだったので、読了したそばから早く続きが読みたくなります。 そろそろシリーズも半ばあたりまで過ぎたでしょうか。この先どんどんと、卒業を見すえる古典部メンバーたちの内面が掘り下げられる比重が増していくと思われますが、できるだけ彼らには苦みのある結末が訪れないようにと願うばかりです。 | ||||
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| 個人的にシリーズで最も読み応えのあった一冊。 主人公である奉太郎という人柄の昔と変わらない根っこの部分や、成長した部分が改めてよく分かり一層好きになれました。 | ||||
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| 『満願』や『王とサーカス』『真実の10メートル手前 』と続けて読んでみて、どれもすごく面白かったので、ミステリの短編集ということで手に取ってみたのですが、なんとなく人物描写があっさりしていて、説明なく次々といろんな人が出てきて混乱していたら、シリーズものだということに気づきました。 3話目くらいからだいたいの人物設定が分かって来てぐんと面白くなってきました。 ミステリーというか、日常的なちょっとした謎を解いていく話で、この作品集から読み始めてももちろんいいと思うのですが、心が動かされる話も多いので、やはりある程度キャラクターをつかんでから読んだ方が楽しめるかな?、と思いました。 | ||||
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| 私は、自分が何かに悩んでいたり、ストレスを感じているとき、自己中心的な考えが頭をよぎることがある。 この本を読むとなぜだろう、、 とても清々しい気分になる。 この本の中では、主人公のホータロが、省エネ主義になった経緯や、不意に家族から告げられた事柄に戸惑い、将来に不安を抱える千反田えるが描かれる。 自分が今思っている考えや、理念が何に基づくものかを今一度考えさせてくれる一冊。 これをミステリーと呼んでいいの? | ||||
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| アニメから入り既刊は全て読み終えています。 ホウタローはなぜ、やらなければ~というあの言葉を自負しているのか 井原はなぜ漫研をやめたのか 語られていなかった場面や過去を補完してくれています。 もちろんまったく別のストーリーもあります! それぞれの心情に触れる見えていなかった過去の部分は、読んだ後 まるで謎が解けて頭の中がスッキリした感覚のように気持ちがよかったですね、特に長い休日なんかは。 今までの古典部シリーズを楽しめた方であれば今回も間違いなく楽しめると思います。 今まで読まれていない方はアニメからでもいいのでぜひともオススメします。 ミステリーの知識や、読むのに慣れている方は楽しめる要素があるとおもいますし 私のようにミステリーは1冊も読んでいない人も問題なくたのしめますよ。 (時々ミステリの知識がないのが歯がゆくなりますがw) | ||||
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| 古典部一人一人に焦点を当てた物語が多くてとてもよかったです その中でも最も個人的によかったのは「鏡には映らない」です。古典部シリーズの中でも折木ファンの私にとっては最高の作品でした。 本当の折木の姿が見えたのなら一層彼のことが好きになるのは間違いないでしょう。 | ||||
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| 本シリーズも六作目になりました。 キャラの心情や性格を丁寧に描写してきた本シリーズ。それ故に、この六作目から読むのはお勧めしません。 そして相変わらず灰色なエンドに落ち着きますね。 短編集ということで、いつもより盛り上がりが欠けている印象です。が、伏線回収は上手いです。 なにより苦いオチが私好み。 | ||||
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| 氷菓シリーズは本当にだいすきで本を読まない私でも読みたいってすごく思うほどに面白いです。今回のこの本はやっぱり内容全部が素晴らしくてとても良かったです。最後の千反田えるの言葉には今まで読んできたものがどっと押し寄せて凄く凄く切なくなる気持ちになり思わず泣きそうになるくらいでした。とってもオススメです。 | ||||
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| 今までの古典部シリーズは面白かったが、あくまでエンタメ推理小説として読んできた。しかし今作はいろいろと考えさせられるものがあったと思う。特に表題作は終わり方やタイトルも素晴らしい | ||||
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| 「日常の謎」+「安楽椅子探偵」が骨子ながら、舞台を共学高校に置き ライトノベルの装いを纏うことにより、動きのある展開造り 成功している「古典部シリーズ」第六弾。 シリーズも最初のうちは正当な「日常の謎」ミステリーであったが だんだんと人の心のブラックな部分、そして若者たちの青春物の 側面が強くなっていき、第5弾6弾の短編集では だいぶ毛並みの違う展開になってきていると感じる。 しかし大風呂敷をここまで閉じてしまったら、この先、 長編の展開は苦しかろう。とはいえそれが楽しみでもある。 | ||||
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| TVアニメで話題となった「氷菓」の原作である『古典部』シリーズ第6弾。アニメで放送された「連峰は晴れているか」、表題「いまさら翼といわれても」他数篇。 モヤッとした読後感は作者の上手なところか。 シーンと相まって雨に濡れたような気分。 | ||||
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| 「やらなくてもいいことなら、やらない。」 どうして折木がこの言葉をモットーとしているのか、その過去が明らかとなる一冊である。 この一冊を読むと、氷菓から始まる古典部シリーズで、 折木が「やってきた」こと、 折木が「やらなけばならない」と思ったこと。 そこから折木の人間性、本質を感じるようになるだろう。 私はこの一冊がシリーズ最高と言うよりも、シリーズ全ての面白さを引き上げる一冊だと感じた。 | ||||
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