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虹を待つ彼女
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虹を待つ彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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ストーリー云々以前に言葉の選択が個性的過ぎて話が頭に入って来ません。気をてらった文章はもう少し経験を積んでからでも良いのでは?「最大の青春」ってほんとに意味がわかりません。もっと普通に書いて欲しかった。 | ||||
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最近使ってなかったキンドル。妻が無料だからこれをダウンロードしてと言って来た。 久しぶりに引っ張り出しダウンロード。 試し読みをしていたが、一気に読み切り、今度は本編を買えと言う。 本編もその日のうちに一気に読み切ってしまった。 久々の面白い本だったそうだ。 | ||||
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第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞した作品。人工知能(AI)やドローンなどが登場し、舞台も近未来なこともあって、SFっぽいミステリである。ただし、この作品のジャンルをミステリやSFというものに杓子定規に分類してしまってもいいものか考えてしまう。ミステリSFやSFミステリと言い換えてすむものでもない。とても文学的なのである。しかも、すっと読めて心に入ってくる。娯楽小説として非常に楽しめた。主人公の工藤の水科晴に対する思いが変化する部分など、多少強引に感じる流れもあるが、それ以上に読者に驚きを提供するので、作品全体を楽しむ上で気にならない。結末に向かって駆け抜けるようなテンポが気持ちよく、読後もしばらくは心臓が速く鼓動しているのが分かるくらいだ。明らかに読んで興奮した。あっという間に自分の中を通り抜けた。カバーの絵もすばらしい。 | ||||
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横溝正史ミステリ大賞という謳い文句でかなりハードルが上がったと思います。 ミステリーの魅力というのは、やはり「騙された」という感覚ではないでしょうか。本作にはその衝撃が不足していると思います。主人公のキャラも共感しづらく読むのに苦労する部分があります。 比較的ヒロインは魅力的に書かれており、彼女について知りたいと思わせ、ページをめくらせる勢いはあると思います。ですがそれだけに終始してしまっている感があります。ミステリーとしての衝撃を求めるのであれば、あまりお勧めできません。 | ||||
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単行本を買う前にkindle版をdownloadし読んだが、超知能など現在の最先端の話題と内容を織り込んで、話が進んでいく。全く新しい形のサスペンスで良かった。読了後、早速ハードカバー版を購入した。後の展開が楽しみだ。 | ||||
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けど、主人公のキャラが、腑に落ちなかった。最初に提示された印象だと「冷静」「客観的」「分析的」系だった筈で、その前提で読んでいると違和感があった。 大変に情動的で前のめり、時々かなりの思い込み、見事な程に「なんにも見えていない」人と↑が一致しなかった。 「恋」の為に変わった、と読むのが正解? 合わせて、全部の「手口」が割と大雑把?というか「各人結構行き当たりばったりでやってる?」という印象でした。 全体の雰囲気から行けば「緻密に、計算に計算を重ねての攻防」の方がふさわしかった気がしました。 賞本としては「今回は、まあまあ当たり」位の手ごたえでした。 | ||||
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虹は2次元のことかな? 虹になるまで待て が元のタイトルのようです。 | ||||
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他レビューで、ラストがーという方がいましたが、完全に完結してるじゃないですか。しかも美しく。 もう一回読んだらいいと思います。 切なさ、情熱、狂気、知性、絶望、駆け引き、などが存分に楽しめる作品で、良い意味で読者を裏切りまくります。 そしてなんといっても主人公のゲスい部分や弱い部分が凄く良い味です。とくに後半の、子どもの頃にやったアレが実はこうだった・・・のところ、あれは秀逸で強烈でした。もうこれ以上書いたらネタバレしそう! | ||||
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人工知能と恋愛できるアプリゲーム『フリクト』の新たな試み、『死者を人工知能のモデルにして販売するプロジェクト』の試作品に選ばれた、一部にカルト的人気を誇る、ある女性『水科晴』 主人公工藤はもうこの世にいない彼女の事を調べれば調べるほど、その彼女のアンバランス差、ミステリアスな人生、人柄、そういった言葉では言い表せないモノにどんどん惹かれて行きます。そして読者もおそらくみんなが思うでしょう。ページ進めれば進めれるほど、水科晴を知れば知るほど、 「彼女はどんな人間だったのだろう?」 「話の終着点が全く見えない」 『続きが、終わりが知りたい!『虹』とは何の事なんだ?』 もうこの世にいない、登場人物との会話劇もできない彼女を中心に、これほどかと思うほどの話の広がりを見事に展開します。 話を読み進めても、全く『虹を待つ』ような作品に思えない。そんな話の構成は見事の一言です! 伏線なんだろうなという伏線と、思いもよらなかった伏線、その二つが彼女、『晴』と『雨』の間に、数年の時を経て、物語のラストページに向けて一気に『虹』をかけていきます。 是非一度、読んでみてはいかがでしょうか? 読者の心が、ラストページまで『虹を待つ』 素晴らしい作品でした。 | ||||
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ミステリーの新人賞の受賞作ですが中身はSF。その時点で反則じゃねえかと思いますが、面白さも反則級です。 もうとにかくぐいぐい引き込まれます。ヒロインの晴ちゃんがかわいい。もうね、同じ人工知能をテーマにした長谷敏司先生のBEATLESSの言葉を借りればアナログハックされます。本を閉じるまで目がハートになります。冷静になると主人公はそうとう変な人のはずですがこんなにかわいければそりゃそうだよね、と妙な納得をすること請け合いです。 それだけで充分読めるのにストーリーもぐいぐい読ませます。もったいぶったタイトルの意味があきらかになる終盤はもう鳥肌ものです。ページが止まりません。危うく泣きかけたのは内緒です。 文句なしの星5です。ミステリーとしても、SFとしても、キャラクターノベルとしても楽しめるいろいろ反則な作品、是非に。 | ||||
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ものすごくおもしろくて先が気になり、ぐいぐい引き込まれていくのですが・・・・・・、 「えーーーっ? これで終わり? こんだけドキドキさせといてこの結末!?」 という感じでした。 人工知能はどうなったの? できたの?! ・・・・・・たとえネタバレと言われても、ここ気になるし、ちょっとこれでは困りますね。 続編!というには、ちょっと弱い気がするし。 最近の新人賞、こういう作品多いですね。 なんだか気になります。 ・起承転結がはっきりしてて、 ・各キャラクターの地盤をきっちり構築していて、 ・構成がすっきりしてる けれど、とくに印象に残るかというと、ちょっと・・・・・・みたいな。 なんか、文庫落ちしたときに新たな結末が書き加えられそう。 | ||||
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とにかく、読み出したら止まりません。IT用語が多く登場しますが、この業界に疎くても大丈夫ですし、むしろ学べますね。 人工知能とドローンが作り出した近未来、いやほぼ現代が時代設定で、主人公になりきって、自分ならどうするかを考えながら読むと一層楽しめると思います。とっかかりが何のことだか初めのうちはよくわかりませんが、すぐに主流となる物語の軌道に乗って読み進められますので、というか、先の展開がどんどん気になって、最後まで読まずにはいられませんので、それなりに時間が取れるときに読まれることをお勧めします。間違いなくおススメの一冊ですね。若い方から高齢者まで。映画で見てみたいですね。 | ||||
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