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ザ・サン 罪の息子
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ザ・サン 罪の息子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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巻末解説で「北欧が誇るエンタテインメント文学の最高峰」とあるが、ちょっと首をかしげる。私にとっては、なかなかのめり込めない作品であった。理由は 良く分からない。自分自身の気分が乗っていなかったということもあるかも知れない。刑務所に長年放り込まれている青年が父の敵を討つべく 脱走して復讐劇を開始するというコアのストーリーに、父の元盟友である刑事の人生をサイドストーリーとして走らせて行くという取組は良いのだが、まず ワルを征伐していく際のわくわく感が出てこない。これは、なぜ彼らが殺されていくのかと言うことが後に説明されるため、この青年に対する思い入れが 出てこないことが一因かもしれない。また、全般に、情景描写がやや独りよがりで、読者が読みづらく何が起こっているのかと言うことがすぐにピンと 来ないようにも感じた。最後になってこの復讐劇の背景に関する簡単な説明もあるが、別にあっと驚くと言うほどでもない。新しい作家ということで 期待して読んだが、私にとってはやや残念な結果となった。 | ||||
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