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わらの女



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わらの女の評価: 4.10/5点 レビュー 41件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

映画配信を希望!原作はいまいち...最後は不条理

古い本ですが、一読の価値はあり。
個人的には老人が死ぬまでが面白かったが、その後の裁判沙汰の会話劇は詰まらなかった。
最後は悪党が勝ちます。後味が悪いです。
私は大空真弓の主演TVドラマを見た事あります。
ハリウッド映画もあるらしくて、ジーナ・ロロブリジダとショーン・コネリーとなってます。
キャスティグを見ると、アントン・コルフの名前はなく、ショーン・コネリーがアンソニー・リッチモンドという役名で同名のチャールズ・リッチモンドという役名が別にいる。
多分リッチモンドの方が養子か何かでストーリーも大幅に変更されている事でしょう。
原作よりもむしろこっちの方が見たい。Amazonさん、配信よろしく。
わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1)Amazon書評・レビュー:わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1)より
4488140017
No.6:
(3pt)

弱肉強食の世で、

生物から肉にされる弱者の心境は案外こんなかもしれない。プロットに重大な穴があり左程乗れなかったが、タイトル自体ネタバレな気もする。
わらの女【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:わらの女【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488140289
No.5:
(3pt)

リアル。完全。共食い。

完全犯罪。面白くないことはないのですが、フランスミステリーなら「太陽がいっぱい」レベルのどんでん返しがあったら少しは胸がすいたものを…と感じてしまいました。戦争を生き抜いた人間同士が捕食し合うという展開が、ある意味リアルすぎて読み手の自分が、平衡感覚を失ってしまったのかも。そこら辺が名作の所以かも。
わらの女【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:わらの女【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488140289
No.4:
(3pt)

男性陣の人物描写が今一つ

若い頃読んだ時は傑作として感銘を受けた記憶があったので期待して再読したがそれほどの評価とはならなかった。車椅子生活の傲慢な老富豪リッチモンドと主人公ヒルデガルデが対決する前半はサスペンスに富むが中盤からは展開が遅くなりくどい会話の繰返しで冗長であった。

男性陣の人物描写も女流作家にしては迫力を感じさせるものがあるが、やはり表面的で深みという点では物足りなかった。特にリッチモンドは創業者としてこれだけの財を成した人物なのでどこかに器の大きさがあるはずで、ここまで矮小に描かれてしまうのは残念であった。クールな秘書コルフもヒステリックにしゃべりすぎて安っぽい感じがあるのは否めなかった。

また他のレビュワーも指摘されているように本作のトリックは基本的な見落としがあり現実的な犯罪計画としては無理がある。むしろ普通の方法の方が確実であるがそれではあまりに平凡であり作品にはならないので、本作は作者のひねり過ぎとも思えて来る。
わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1)Amazon書評・レビュー:わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1)より
4488140017
No.3:
(3pt)

意外な展開だが

不思議とハラハラしない。クリスティのように上品だからか?アクロイド殺し的な、「ネタはいいけど板前がイマイチ。」
わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1)Amazon書評・レビュー:わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1)より
4488140017
No.2:
(3pt)

もっと憎らしいほどサスペンスフルな “悪女もの”に徹して欲しかった。

何度もドラマ化されたり、映画にもなったりした、カトリーヌ・アルレーの’56年発表のミステリー史上に燦然と名を残している作品である。
戦争で家族や親類縁者を失って天涯孤独な34才のドイツ人女性ヒルデガルテは、新聞の求縁広告に莫大な資産家で自分にぴったりの条件の相手を見つける。早速応募する彼女だったが、実際はその広告は本人ではなく、その秘書が出したものだった。ふたりは綿密な計画の下、首尾よくこの気難しい老人の心をつかみ結婚することに成功する。ところが思いがけない事態となり、ヒルデガルテは危機に陥る。頼みとなるのはくだんの秘書のアントン・コルフひとりだけなのだが・・・。
テンポのよいスピーデーィーなストーリー展開、男と女の欲望と打算に満ちたサスペンスフルな計略、どんでん返しといってもいいほどの予想外の悲劇をともなう結末。本書はこれら三拍子そろったミステリーの、いまやクラシックの域に達した作品である。欲を言えば、もっとヒルデガルテを徹底的な悪女に設定して、憎らしいほどドラマチックなサスペンスであっても良かったと思う。
わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1)Amazon書評・レビュー:わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1)より
4488140017
No.1:
(3pt)

もっと憎らしいほどサスペンスフルな “悪女もの”に徹して欲しかった。

何度もドラマ化されたり、映画にもなったりした、カトリーヌ・アルレーの’56年発表のミステリー史上に燦然と名を残している作品である。

戦争で家族や親類縁者を失って天涯孤独な34才のドイツ人女性ヒルデガルテは、新聞の求縁広告に莫大な資産家で自分にぴったりの条件の相手を見つける。早速応募する彼女だったが、実際はその広告は本人ではなく、その秘書が出したものだった。ふたりは綿密な計画の下、首尾よくこの気難しい老人の心をつかみ結婚することに成功する。ところが思いがけない事態となり、ヒルデガルテは危機に陥る。頼みとなるのはくだんの秘書のアントン・コルフひとりだけなのだが・・・。

テンポのよいスピーデーィーなストーリー展開、男と女の欲望と打算に満ちたサスペンスフルな計略、どんでん返しといってもいいほどの予想外の悲劇をともなう結末。本書はこれら三拍子そろったミステリーの、いまやクラシックの域に達した作品である。欲を言えば、もっとヒルデガルテを徹底的な悪女に設定して、憎らしいほどドラマチックなサスペンスであっても良かったと思う。
わらの女 (1964年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:わらの女 (1964年) (創元推理文庫)より
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