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私の消滅
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私の消滅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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小説としては面白く読ませていただきました。ただ、私はクリスチャンなので他人の心の中は神性にして犯すべからず、という信念を持っています。ですから、読後に不快感を覚えました。 さて、この作家は人間の脳はコンピューターのような物であると誤解されているようです。すくなくとも、この小説では、人間の記憶はコンピューターのように、インプットないしアウトプットが自在に出来るという前提の元に書かれているように思えました。つまり、書き換えたり消去したりが自由に出来るのです。 しかし、実際は人間の脳はコンピューターとは全く違います。また、人間の意識というものは、脳の中に存在しているのではありません。この話をすると長くなるのでやめますが、仮に精神科医が他人の脳を破壊したとしても、その方はその方のままで別人ではありません。なぜなら、人間には魂があるからです。いや、魂こそがその方そのものであると言えましょう。 参考文献から色々と勉強されて、小説としては完成度が高く面白い作品に仕上がっていると思えますが、あくまでも虚構の世界の話で、現実にはあり得ない話です。 最後に、この小説を読んで本当のことと信じて、精神科でのECT治療を断念される方がいないか心配しています。あくまでも、小説という虚構の世界の話なので、ECT治療を希望されている方は担当医とよく相談されて、治療を受けると良いと思います。 | ||||
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コテージで読む手記で、幼少期の感性と文体が不気味。小説家や作家が描写する散文では見かけない、普通では書けない、登場人物に入り込んだ描写。 佐木隆三による宮崎勤裁判についての本を読み、本人証言の途中からネズミ人間が出て来て、ありがちな後付け作り話ではないかと思ったが、本作品で考え直した。いじめについては調査されていないという鋭い指摘も、仮に当時、調査しても時間経過で難航した可能性はある。 凶悪事件が起きると、なぜ起きたのか、記録を残すべきとのコメンテーターやマスコミの論調があるが、本当のことは分からないと思う。記録は研究対象にはなっても、予防策として活かされたと聞いた試しはない。 前上博については名前を挙げるだけで考察されていなかったが、作品での首吊りに至るプロセスで参考にされているのだろうと思った。 洗脳についての記述で、パブロフの犬は超有名な実験で聞き慣れていたが、それがロシアであることを指摘され、そうかロシアだった、そして今現在も形を変えて連綿と続けられているということを、強烈に気付かされた。 | ||||
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そうなのだが、歪まれた自己を、受け入れられず、その受け入れられない自己を他に押しかぶせ、それを抹殺することによって、もう、他に押しかぶせる必要のなくなった――完全になくなった訳ではない、平凡な妄想のように固執された夢想の実現を一応夢見ているのだから、しかし、そんな夢想が全く実現されず、果たされた歪みを引きずった、果たされたがゆえに、かすのように、残滓のように残った歪みを身につけた自分として生きることも許容する、というような、自己回復、自己定立の物語。 自己はもう気がついたときには、ままならぬ、複雑な解くこともできない自己を抱えているのだから、その、自分にとって外部といえるような、暴風のような自己を抱えた自己は、その暴風雨を手なずける、許容する自己になる他ない、この物語では、なる他なかったというふうに、自己の回復の、自己の定立の物語。 ここで行われる、脳に電気ショックを与えながら、記憶を書き換えるや、その中での、その果てでの殺人や、愛する人が強姦されること、凌辱されることや、少年時代の性的欲動や、母子相姦の願望や、兄妹コンプレクスの憎しみや、同性愛的に憧れられる共犯者や、自己の惨めを投影されたような愛する人やは、どういうのだろうか、登場人物の現実的な、実在的な体験というより、主人公に投影された、ある精神のあり方、主人公を通して主人公に肉付けされた、ある精神のあり方が、招き寄せる概念ドラマのように描かれており、そのような文体的特徴のもとでの、自己回復物語、自己定立物語であるように思える。 | ||||
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不幸な生い立ちの男の陰々滅々な手記である。 読み進めるうちに主人公が誰なのか見失ってしまう「主人公の消滅」な作品とでも言おうか。死んだ恋人のための復讐譚なのか、男のトラウマ話しなのか、マッドサイエンスものなのか、さらっと読むとわけわからんになるので、精読すべし。結局何の話?って言うとネタバレになってしまう。 冒頭、手記を書く男の傍らにある怪しげなトランクの中が、気になりつつラストまで。 純文学的な現実崩壊感が甚だしい上に、ミステリ的な展開で話が進む。どんよりと暗い印象が残るものの、物語の細部となると思い起こすのが困難である。ラストに、タイトルの意味が分かる。 某殺人者論理(作中では実名)は、一読の価値あり、とは思う。 | ||||
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これは復讐の物語で、復讐の手段として「洗脳」が使われる。 具体的には近代洗脳の手法をもとに、その人自身の記憶および人格を別人のものに書き換える。 「私」とは一体何か。どこまでが「私」でどこからが「彼」の記憶なのか。今ここで涙を流して悲しんでいる私の感情は、本当に私のものなのか。 まるで酩酊したようにアイデンティティがぐにゃぐにゃ揺らいでその揺らぎがとても面白かった。何が真実なのか最後までわからなくてページを繰る手が止まらなかった。 | ||||
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被害者家族や加害者家族のことを思うと、いたたまれない気持ちになった。このようなカタチで出版をしたことに甚だ疑問だ。 事件の考察と他のレビューの方は書いているが、おそらくそうではない。この小説のベース自体が事件そのもであり、単なる妄想ともいえる勝手な拡大解釈で構築されている。 さらに残念なのは作品としても全てが表面をなぞるようなアイデアの羅列で、どこにも人間らしい人間が登場しないところだ。ここまであとがきと内容に、ギャップがある小説も珍しい。 | ||||
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久しぶりに本で泣きました。 でも健全に真っ当に暮らしてこられた方には 暗くて少しわかりにくいミステリーでしかないと思います。 宮崎元死刑囚についても殺人犯という私達とは全く別の生き物でしょと。 取り上げる事が不謹慎だというレビューも見ました。 それでいいと思います。 そう思える方を羨ましく思います。 私もゆかりさんや主人公の生い立ちや衝動に なんの共感も出来ない人生を歩みたかったです。 今は主人と娘と穏やかに暮らしているので こういった小説に触れる事で少しずつ消化していけたらなと思います。 | ||||
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正直プロットが安易で安っぽく前半は辟易しましたが最後まで読んで印章が変わりました。 この話にはやり過ぎな位の人物の背景が必要だったのかなとは思う。 長編でもっと普通のもしくは普通に見える登場人物で描かれていたら普遍的な哀しみみたいな物にもっと近づけそうな、惜しい感じが残った。 読後感は悪くない。 | ||||
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話の中にぐいぐい引き寄せられ、あっという間に読み終わってしまいました。幼いころの虐待がのちの人生に大きな影響を及ぼすのですね。 | ||||
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著者の小説は初めて読みました。洗脳には二種類あって、自ら進んで洗脳される場合と、そうでない場合。この小説では電気ショック療法と絡めてはみたものの、洗脳というものを都合よく使いすぎではないでしょうか。 死刑囚を登場させる意味も分かりませんというか、倫理的にどうなんでしょう? | ||||
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この作家の本は二冊目です。 ほぼ同じパターンでした。幼少期の過酷な状況がもたらしたトラウマ。 それにより人格に著しい障害を受け、その後の人生が狂わされてしまった登場人物たち。 結局はそこに行きつくのかよ、と思った。人間とは何か、世界における人の 存在意義はなんなのか、テーマは大きくて深いがすべてをトラウマにもってくるのは、 他の作家も腐る程書いてて新しくはない。ミステリー的な味付けもいまいち。洗脳をかなり 便利に使ってないか? 実在の元死刑囚の考察に関してもそれ程画期的とは思えなかった。 | ||||
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中村文則の始めての小説 心療内科の医師と患者を巡る物語。 芥川賞作家だけあって、読ませる文章。 設定がやや込み入っており、ミスリードを誘うような書き方。 前に戻って再確認する気は起きなかった。 他の小説と読みたいと思わせる小説だった。 洗脳のくだりは、とても納得した。 "褒める"というアメと "理不尽"というムチの組み合わせで完成する。 無自覚にも交際相手の女性を洗脳している男性は結構いそう。 | ||||
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文庫化されたので地元の書店で買いました。 おもしろいです。そして、なかなか暗いです。 内容は、170ページほどの中編で、精神科医の『私』がかつての恋人を自殺へ追いやった人間に復讐するというものです。 作中では、『私』による、80年代末の異常犯罪者として知られる宮崎勤の精神分析が行われたり、ソビエトの行った洗脳実験、電気ショックや催眠療法で消去したはずの記憶の回帰などが語られる。 自分は、中村さんの小説をずっと集めていたのですが、途中から作風が変化したというか、かなり作品の雰囲気が変わったなと感じ『あなたが消えた夜に』からはもう新作を読んでいませんでした。 (『銃』や『遮光』、『掏摸』のような、カミュやドストエフスキーを思い出す暗く冷たい作風が好きだったので) けど、この本を地元の書店の新刊コーナーで手に取ったとき、少しびっくりしました。 文章の作りが最近の口語的な柔らかなものから、初期に近い冷たさのあるものに戻っていたからです。 内容のほうも、本格的に長編メインに移行するより前のかなり暗い感じになっていて、ベストセラー作家になる前のものに戻っています。 特に、前半に何度か挟まれる小塚亮大という男の自分の子供時代を回想した手記の部分は、ほぼ昔の中村さんでした。 自分は読んでいて、しんどいな、と思いながらもファンとして嬉しかったです。 (もっとも『銃』『遮光』『土の中の子供』あるいは『掏摸』というより、全体的には『何もかも憂鬱な夜に』と『去年の冬、きみと別れ』を足して割ったような雰囲気になっています。吉見という老精神科医は『悪と仮面のルール』の父親に似ています。そこに『教団X』以降のマインドコントロール、人間の意識そのものへの問が掛け合わされているといった感じです) ところで、この『私の消滅』を読んで思ったのですが、もしかしたら中村さんは雑誌掲載の中編と、新聞や雑誌連載の長編とで雰囲気を意図的に変えているのかもしれませんね。 (『私の消滅』は文學界掲載、『教壇X』は雑誌連載で『あなたが消えた夜に』は毎日新聞連載) 個人的には、これからは雑誌掲載の中篇は必ずチェックしようと思いました。 一言でいうと、初期の中村作品が好きだった人におすすめです。またあの暗い中村文則が読めますよ。 (あと中村さんではないのですが、同じように暗くて深刻で救いようのないミステリータッチの作品として松村涼哉さんの『ただ、それだけでよかったんです』という小説があるので、中村さんが好きな人はチェックしてみてください) | ||||
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間接的なネタバレみたいなものです。 全然スッキリした感はないのにこの切なくて心に残る読後感は何なのでしょうか?実はこの方の小説は初めてなのですが、このテンションで行ったら「教団X」などは疲労で卒倒してしまいそうです。 苦しくなるような、歪んだような、それでいて純粋な切なさに心を打たれました。 ところで暴力の連鎖に取り込まれ、渦を巻く、というテーマであるとするならばもしかしたら妹とゆかりの関係性とは?…と考えてしまいます。 もう一つどんでん返しがあるとすればそこかな?と考えて読んでました。 | ||||
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つらかったですが、救済を感じるような気がして何度も何度も読みました。救済ってなんだろうと思うことは多々ありますが、他に言葉が見当たりませんでした。 作中に登場するゆかりさんという女性に共感しました。そして、私もそうだった、と思わずにはいられませんでした。 ゆかりさんは診察の日に丈の短いスカートを履いていました。 性犯罪被害者は大きくふたつにわけて、性的なことがものすごく怖くなって、そういった話を聞くのもつらいと全く受け付けられなくなる人と、体を売ったり複数の男性と性行為をするようになったりする、つまり性的に奔放(この言葉は苦手であまり使いたくはありませんでしたが、他に言葉が見当たらず、この言葉を使ってしまいます、ごめんなさい)になる人がいると思います。 私は、今まで誰とも付き合ったことがなく、風俗につとめたこともなかったので、性的に奔放になることはなかったと思います。恋人がいないことは悲しいですが、それは、出会いがない、縁がない、性被害にあったから恋愛が怖い、それらだけでなく私の性格などに問題があるのだと、思っています。 短いスカートをはいて、やや挑発するような態度をとる、ゆかりさんのしたことは本当に性犯罪被害者の苦しんで苦しんで苦しんだ末にとった行動だと思いました。 あとになってから、ゆかりさんの短いスカートのくだりを思い出して、泣いてしまいました。彼女の傷は深すぎて、誰にも救うことができない、だけど、ほんとうは助けて欲しい、そういった気持ちや感情で、短いスカートをはいたのだと思いました。本当に苦しい気持ちです。 私には性被害にあった人に何ができるのだろうと思います。 考えてもほとんど何も思いつかず、ふがいなく自分が憎いです。 私はたくさんの性被害にあってきましたが、強姦されたことはありません。 母親は「犯されたわけじゃないんだから」と呆れています。 私の傷はそんなにどうでも良くて軽いものだったのかと、一番信頼できる家族の言葉が本当につらかったです。 私も性的に奔放、とまではい全くかないかもしれませんが、でも、覚えがあります。 セカンドレイプも何度も受けました。 日本では、性犯罪被害者の支援が遅れていると強く思うし、なにより被害者の話を聞いてくれる人がいません。 ゆかりさんも恐らくそうだったのだと思います。 そして、小塚亮大さんに会った。会うことができました。 私はゆかりさんが羨ましかったのだと思います。 二人の男の人に愛されて、嫉妬に近い感情を覚えてしまいました。 私はなんて醜い人間なのだろうと思います。でも、それでも私はゆかりさんが羨ましく思うのをやめられなかった。 自分の醜さに嫌悪しながらも、ゆかりさんの幸せを願わずにはおれませんでした。 もちろん、和久井太一さんと小塚亮大さんの幸せも。 微かな希望を残すラストシーンは本当に悲しかったです。 みんなが幸せになれることを願います。 人を傷つける人もなにか傷を背負っていると思うから、だれかを傷つけたいと思えなくなるくらい幸せになってほしいです。 | ||||
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なかなか読み応えのある本でした。又吉氏が推薦していたので購入してみました。 | ||||
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この作者は、毎回毎回人間のトラウマをわかりやすく書きすぎ! 幼少期の虐待によって傷を負い、それがもとでこころに闇を抱える・・という物語の作り方は、 すでに食傷ぎみだよ、わたしは。 それはこの作者に限ったことじゃないけれども。 心の闇の描き方が型通り過ぎて、逆にうさんくさい。 実際は、心の闇なんてこんなにわかりやすく表にあらわれない。 意識にのぼらない。 こんな明確な虐待が意識化されてるなら、それはもう闇じゃないと思う。 本当にこわいのは、意識化されずにわけもわからず鬱屈している心であり、 そういった「一見、平凡に見えながら危うい心」こそが、現代に生きる「我々の心のありよう」じゃないのか? ようするに、 「虐待などされず、両親も揃い、見かけはいかにも幸せそうなフツーの家族のなかで 育った人間が、ある日、いきなり無差別殺人を起こす」 現代における人間の闇って、そういうものでしょう。 そういうわけのわからぬ怖さを追求しないと、 いつまでたっても「私たちの時代に届く文学」なんか生まれっこないんじゃないの? ただ、 この小説内で言及される、宮崎勤事件の迫力はやはり半端ない。 あの不気味さと、どことなくいまの時代を先取りした空気感と、 彼という人間を思い浮かべる時に感ずる、言いようのない親近感というか、絶望感。 小説自体はいかにも「作り物」でちっとも現代を表現してないが、 宮崎勤事件に言及することで、その余韻を物語に引っ張ってくることに成功している。 純粋に小説としてだけ見ると★2だが、宮崎事件の迫力で★3。 | ||||
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ある精神科医の復讐劇。 彼は、幼少時代を不遇に過ごした。 成人して医者になったのち、 ある患者と恋に落ちる。 しかし、その女性は自殺してしまう。 そのため、彼は自殺の原因を作った男たちに 復讐を決行する。 犯罪者などの精神世界に踏み込んで、 作者なりの理論を展開している点は興味深い。 しかし、「私」がコロコロと入れ替わる内容は 作者なりの伏線だろうが、非常に難解だった。 登場人物たちの思考は、 短絡的かつ非常に偏ったものであると考える。 | ||||
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様々なカタチの悪意が現れては消え、 何が正しくて何が間違っているのかわからなくて、 でもなぜか心地よい不安に包まれる話でした。 生々しい描写が続くのになぜかファンタジー小説を読んでいるかのような浮遊感があり、 最後まで飽きずに読み終わりました。 | ||||
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前半はいま語っているのが誰なのかわからなくなり、混乱が多いです。 けど、復讐のために何が行われたかを理解するとスムーズに読めるようになりました。 宮崎勤事件の作者なりの解釈や、パブロフの犬などの心理実験などのネタも興味深く、 作品への理解が深まれば深まるほど、タイトルの意味が重みを増し、ラストは切なかったなぁ・・・。 読んでいて楽しめるストーリーとは言えないし、好きなタイプのお話でもなかったので星は3つ。 だけど、しっかりと練られててうまい。これぞ中村文則な作品でした。 たんに私に合わなかっただけです。 | ||||
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