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ジャッジメント
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ジャッジメントの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 41~51 3/3ページ
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内容がハードで、私が好きなジャンルです。 小林さんのほかの本も読みたいと思います。 | ||||
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復讐法が制定され、被害者側の遺族が加害者に復讐する、という話。 もしこういう法案が出てきたら、私は賛成にまわると思います。 その私が読んでも、復讐すべきかどうかの苦悩や、復讐を実行するときのおぞましさは、壮絶な感じがします。 そして、これは、素人の私がプロを相手に、大変失礼なことを承知の上で書くのですが、著者はまだそれほどうまくない。100点満点の70点くらいかもしれない。そのへたさが、かえって幸いして、この復讐を(私が)かろうじて直視できたのではないか、と感じました。 もし100点の作家が書いていたら、直視できないか、できたとしても毎晩悪夢にうなされて目をさますことになったのではないか、そんな気がするのです。 最後に、作品のデキとは無関係のことです。 奥付に、著者の生まれた年が出ています。 女流作家の場合、ここは公表しないのが普通じゃないでしょうか。 ですから、この著者、女性のようなペンネームですが、男性かもしれない、と思ったのでした。 文章も、そういえば、中性的な感じがしますし。 さて、どうなんでしょう。 | ||||
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市の図書館では今年話題の本は予約希望者がいっぱいで借りられる頃には夏休みは終わっている。 映像化されていない図書という条件もあり、なかなか探せないでいる。 宿題や模試の勉強で忙しく、いつまでも決められない。 そんな子供にしびれを切らして、親が本探しをしてしまった。 子供が興味を持ちそうな内容だったので、本人にも確認してもらい購入。 犯罪者から受けた内容と同じことを刑罰として合法的に執行できる「復讐法」をテーマに五つのストーリーから 何を感じ取ったのだろうか?(感想文見せてくれないからわからない) 5話を感想文にするのが難しいといっていたが、何とか書けたようでよかった。 本の内容も良かったといっていた。 | ||||
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復讐法というテーマ自体はとても面白い。 実際の法律を基にした、現実にありえそうな内容を期待していたが、空想の世界のお話で終わっているのは残念だった。 娯楽として捉えればまあまあ面白い。 一つの話が短いので、人物描写などが物足りず、感情移入しずらかった。 | ||||
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誰もが酷い事件が起きたときに思うこと 『被害者と同じ苦しみをあたえてやりたい』『被害者は命を奪われたのになぜこいつは法で守られてるの?』 そんな遺族の気持ちを見事に解決してくれる復讐法。 ただし遺族本人によって行われなければならない。 これがデビュー作!? 今後も期待せざるを得ないですね! 中古もamazonで販売されていますが、これがデビュー作なので新冊を購入しましょう。 値段以上の内容なので絶対に損はしません。 | ||||
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内容はイマイチ。配送がポストは許せない。宅配便にして貰いたい。注文の時に希望を取るシステムにしたらどうなのか | ||||
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表題となるジャッジメントは、一番最後の作品であり受賞した作品でもあるので、 4編が非常に復讐を選んだ者たちの内面をうまく描いており期待が非常に高まっていましたが、 表題作は非常にありきたりで主人公の行動もなんか腑に落ちない感じが強く思いました。 そのため、星をひとつ減らしての評価にしました。 でも次の作品を発表したら間違いなく買うに違いない今後が期待できる物書きだと感じました。 | ||||
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殺人事件の被害者遺族の心情をテーマとした小説です。遺族は殺人加害者を報復として殺して良いという、架空の設定で物語が展開されていきます。 短編形式のなか、第1章のサイレンにこの本の伝えたいことが集約されている様に感じ、非常に興味深く読めました。 被害者遺族の心情と苦悩を書き上げています。 テーマに対して直球で物語を展開させていくのでとても読みやすくわかりやすいですが、伏線の回収がたのしめるものなら、個人的にはもっと楽しめたと思います。 小説はそれほど読まないですが一気読みできよかったです。 好みとして同じ復讐劇の湊かなえさんの告白には及ばないかなー?と思い4つです。 | ||||
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以前からこの方法があってもいいのでは?と考えていました。 復讐法が可決されるとこんな可能性も出てくるんだ、と考えさせられ又、実際昔は日本に存在していたのだしもう一度開始されてもいいのではと思ってしまいます。とにかくあらゆる世代の方にオススメです。 | ||||
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本作のテーマは「復讐と救済」 「復讐法」 更に言えば、その執行者が被害者若しくは関係者 執行方法が被害(殺害)手段と同一でなければならないという設定が 著者からのメッセージをより強く訴求することとなっている。 昨今、残虐な犯罪が多発している社会で 犯人も被害者と同じ目に遭わせてやりたいと思うことは多い。 しかし、いくら合法的に認められたととは言え、いざ敵討ちを自ら、被害者が負ったのと同様の手口で執行することに葛藤が生じるのではないか? 情報化社会ならではの個人の特定に寄る、周囲からの圧力もあるだろう。 また 復讐したとしても、亡くなった方は戻らないし、事件を無かったかのようにリセットすることなど不可能であり、復讐が本当の意味での救済となるのか? 法で認められた行為とはいえ、人を殺めたという新たな苦しみがのしかかってくるだけなのではないか? 不幸な人をこれ以上増やさない、憎しみの連鎖を断ち切ることが、ベストではないにせよ、この状況下で出来得る最大の救済ではないか? 司法の在り方も含め、当事者は勿論、応報監察官の苦悩についても、深く考えされらた。 | ||||
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犯罪者から受けた被害内容と同じことを、被害者、またはそれに準ずる者が、合法的に刑罰として執行できる『復讐法』にまつわる、短編5編からなる小説。 刑を選択し、執行する上での、執行者の苦悩、葛藤、がリアルな情景や心情となって届くため、私自身とても考えさせられ、辛くなりましたが、辛いと思いつつも最後まで読む手が止まらないほど、作品の世界にのめり込んでしまいました。 果たして、大切な人が殺されたら自分なら『復讐法』を選択するであろうか?と自問すると同時に、人間とは、愛とはなど、様々な観点から考えさせられる作品です。 しばらく、この余韻、世界観から抜けられそうにありません。 | ||||
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