この限りある世界で



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    初公開日(参考)2023年06月
    分類

    長編小説

    閲覧回数907回
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    この限りある世界で

    2023年06月21日 この限りある世界で

    中学三年生の少女が同級生に刺殺された。加害者はネットに、最終候補作になっていた小説の新人賞に落選して哀しいので殺すと書き込んでいた。 一方、加害者が応募していた新人賞の受賞作を担当することになった編集者の莉子は、受賞者・青村とともに原稿の修正を行っていたが進捗は捗々しくなかった。 加害者の小説がネットに公開されていたことから受賞作と比較され、ネットを中心に青村への批判が起こる。そんな中、青村が自殺を図る。――赦しと再生を描いたミステリー。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    この限りある世界での総合評価:6.50/10点レビュー 4件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    たどたどしいリード、肩透かしの終盤。もどかしさが募る

    著者が得意とするイジメ、罪と罰、加害と被害の公平さをテーマにした書き下ろし作品。物語の構成はミステリー的だが、ストーリーはヤング・アダルトな自分探しである。
    新人文学賞の最終候補になりながら落選した15歳・中学3年生の少女が教室で同級生を刺殺した。少女が「最終候補で落選。哀しいので明日、人を殺します」とコメントを付けて自分の小説を投稿したため、ネットで騒動になる。受賞作より落選作の方がいい、コネで受賞したのだろう、などと誹謗中傷された受賞作家が追い詰められ「自分が受賞して申し訳ない」と残して自殺したため、担当編集者は自責の念に駆られる。一方、加害者の少女は犯行動機を二転三転させ、少年院で入所者の更生を手助けする篤志面接委員に「私の本当の犯行動機を見つけてください」と語る。何が少女を犯行に導いたのか…。
    犯行動機を解明するのがメインの物語で、最後にどんでん返しも仕掛けられているのだが、読んでいる時はミステリーであることを忘れてしまう。犯行からその波紋、担当編集者、篤志面接委員、犯人のキャラクターが明らかになるリード部分はたどたどしく、犯行動機の解明プロセスも同じテーマの堂々巡りでテンポが悪い。ミステリーというよりは、若者の社会的成長や常識形成を巡るヒューマン・ドラマというべきか。2時間ドラマなら高評価されそうな作品だ。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (4pt)

    いい‼️

    なるほど
    この限りある世界でAmazon書評・レビュー:この限りある世界でより
    4575246395
    No.2:
    (1pt)

    あらすじに興味を持った人は読まないほうが良いでしょう

    作家や新人賞に関する話は、まったく物語の関係ありません。
    どこにでもある凡百の結末に魅力的な冒頭を無理やり結合した歪な作品です。
    この限りある世界でAmazon書評・レビュー:この限りある世界でより
    4575246395
    No.1:
    (5pt)

    心情描写が細やかで、高いレベルでまとまったサスペンス作品!

    久しぶりに紙の本で購入して読みたい本だなと思い、近所の本屋さんにて購入したので、作品に対してのみのレビューです。(ネタバレではないですが、作品の構成に関してのコメントもあるので、事前情報をシャットダウンしたい方は読まないようにして下さい)
    複雑な謎が張り巡らされたような作品なのかなと思って読み始め、どんな文章的なトリックがあるのかと気を配りながら一気に読んでしまいました。結末までたどり着いてみると意外とシンプルな構成で、どちらかというと心情描写がとても細やかなで良い作品だったのではないかなと思いました。作品の構成上映像化は難しいので、映画化などの展開が望めないのは勿体無いですが、非常に高いレベルでまとまった素晴らしい作品だと思います。
    同作家の別作品なども是非読んでみたいと感じます。
    この限りある世界でAmazon書評・レビュー:この限りある世界でより
    4575246395



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