■スポンサードリンク


ジャッジメント



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ジャッジメント
ジャッジメント (双葉文庫)

ジャッジメントの評価: 3.71/5点 レビュー 51件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 21~40 2/3ページ
No.31:
(5pt)

発想がよい

実際にあった事件を元に親が復讐する話、発想はよいが後半、親が腰砕けになるのは迎合主義的な感じがする。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.30:
(2pt)

内容が浅く薄い

復讐法という題材はおもしろいし、各話のエピソードもいいんだけど、
テーマや問題を読者に丸投げしてる感じ。
もっとつきつめて深く書き込める題材なのにもったいないと思う。
最後の主人公の決断も、普通すぎてつまらない。
起承転結の転がなくて、あっさり終わってしまった。
買わなくてよかったけど、次の作品も一応読むと思う。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.29:
(5pt)

初めての作品の初めての作品

初めての作家の初めての作品を読了。殺された被害者の関係者は、加害者を憎み、復讐を後押しし殺すことを許される法律ができた時代の話。息子の友達に殺された息子の父親、孫娘に祖母を殺された母親、通り魔に殺された三人の関係者、息子を殺された母親、両親に殺された妹の兄の5つのエピソードから成り立つ。それぞれどんな復讐をするのか、どんな背景があるのか、どんな悩みや葛藤があるのか、非常に興味深い作品です。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.28:
(5pt)

罪は罪しか生まないのだろうか。罰は罰しか生まないのだろうか

イスラム教では「目には目を、歯には歯を」という言葉がある。昔の日本にも仇討ちというしきたりもあった。復讐というのは、被害者が加害者に対する合法的に罰を与えられる良い機会なのかもしれない。本当にそうだろうか。本作品は、罰は罪しか生まないことを示唆している。復讐は被害者の関係者を癒すのに手っ取り早い手段だと思う。でも、実際は復讐で心が晴れることはない。じゃあ、どうするんだ!人類は解を見つけていない。そこが司法の限界なのかもしれない。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.27:
(1pt)

つまらない(笑)

サクサク読めますが期待していた分、がっかりです。とにかく浅ーい内容だから。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.26:
(3pt)

人間洞察が秀逸。泣ける

殺された被害者の遺族による復習が法で認められる時代になったという想定の近未来もの。
従来の罰ではなく、個人的に復習してやりたいと思うほどの事件なので陰惨なものもありますし、復讐の方法がまた長期間かけて死んでいくのを見ている、とか残酷なものもあります。
ただ、復讐に燃える遺族もいざとなるとひるんだり、むしろ自分を責めて自殺したりと様々なドラマがあり、「復讐」が果たして正しいことなのか社会に問いかける内容です。復讐をとげた人物は自らも殺人者になるわけですし、実名もネットで拡散されるので、将来的に就職に支障が出るのでは、とか現実的な問題も書かれています。
作者は人間洞察力が優れていて、登場人物にそれぞれ人生ドラマがあります。
往年のミステリー小説に比べると全体的に病んでる感は否めないのですが、泣ける箇所も結構ありました。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.25:
(1pt)

浅い

中学生とかにはいいんじゃないかな。内容が浅くて、びっくりした。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.24:
(5pt)

考えさせられる作品

ページをめくる手がとまらなかった。
私がいちばん興味をもったのは、エレナのはなし。
エレナと同い年なのでとても興味深いはなしだった。

どのはなしも、人間の真の姿がかかれている。
コミニケーション不足から、すれちがってしまったかぞく。
このほんは、最近読んだ本の中で一番面白かった。
買う価値のある本です。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.23:
(4pt)

フィクションなんですけど(笑)

「最近は凶悪犯罪の発生率は低下してるんだよ!」と、誇らしげに知ったかぶって評価を下げてる人がいますけど、この作品はフィクションなんで、それは関係ないですから。
この物語の中では、「そういう設定」なんです。
設定に明らかなミスや矛盾があるならばともかく、現実の価値観と倫理観の上に成り立つ物語にしか興味と価値を見出さない人々には、映画、小説、漫画など、その種類を問わずフィクションの作品を楽しむことは難しいんでしょうか。
現実と異なるからと、設定にイチイチ難癖付けてたら本なんか読めません。テレビや映画なんか見れません。
「夢だ」、「ロマンだ」、「冒険だ」などと、体のいい言葉でオブラートに包んで、海賊などという犯罪行為に手を染める犯罪組織一味を描いた国民的作品(笑)は年端もいかない子供にまで見せて、時にはそれを一緒に見て楽しんでいる大人までいるというのに。

まぁ、その話はさておき、最後まで読んで思い出した言葉が一つ。「人を呪わば穴二つ」。
やはり法的に認められた事とはいえ、凶悪犯罪者を被害者と同じ目に遭わせて復讐しても、復讐相手の家族からは恨まれ、新たな凶悪犯罪を招く可能性もあり、仮に、被害者の無念を晴らすためにとか、自身の気持ちに整理を付けるためにとか、大切な人を奪った相手に自分なりの裁きを下す、という大義名分があっても、「人を殺す」という結果に変わりはなく、それはやがて「理由が何であれ人を殺した」という、罪の意識に囚われる事に繋がると、幾つかのエピソードを通して知らせているようにも感じる作品だった。
僕は死刑反対論者ではない。かといって別に死刑を推進する訳でもない。
自分が裁判員となって凶悪犯罪の案件を取り扱うことは何が何でも回避したい、とも思わない。
もし指名されたなら慎んでお受けするまでである。
「自分は死刑台のスイッチなんか押したくないけど、他人がやるならドンドンやっちゃえ!殺人鬼なんぞ皆殺しじゃ!」
って人は、作中の復讐法に賛成って人多いんだろうけど、もし、自分の身内が人を殺して裁かれる時、同じ事が同じ事が言えるだろうか。聞いてみたい気もする。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.22:
(4pt)

応報監察官という職務を遂行する鳥谷の心理描写がよかった

犯罪者への復讐を行う復讐法の是非を巡って、復讐を見守る応報監察官の視点から展開される5つの短編集。

復讐法を適用することに対する被害者遺族の苦悩と葛藤が丁寧に描かれていた。自分だったらどうするかと考えずにはいられなかった。

また、応報監察官という職務を遂行する鳥谷の、応報執行者に対する無力さや責任感、虚しさなどの心理描写がよかった。

個人的には「アンカー」が印象に残った。
イカロスという復讐法の反対運動に所属している被害者遺族がどのような決断を下すのか、自らが被害者となって初めて分かる感情とはどんなものか、読み応えがあった。殺害された婚約者の葉山リオからのメッセージには胸が熱くなった。

本作がデビュー作である著者の今後も作品も楽しみにしたい。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.21:
(4pt)

被害者の葛藤がリアルに描かれた興味深い作品

第33回小説推理新人賞を受賞された小林 由香さんの連作短編集です。

「サイレン」 「ボーダー」 「アンカー」 「フェイク」 「ジャッジメノト」
の5編が収録されています。

内容紹介にあった「復讐法」に興味を持ち図書館で予約しましたが
やはり関心を持つ方が多いのか順番待ちで数ヶ月後ようやく貸出する事が出来ました。

テーマは今までになかった内容で非常に新鮮でした。
そして重いテーマではある物の、復讐そのものより人間ドラマが濃く描かれているので読みやすさがありました。

「復讐」を見届ける役割の「応報監察官」鳥谷文乃(とりたに あやの)の目線で、それぞれの復讐が描かれて行きます。

大切な人を殺された時、自分は旧来の法に基づく判決か
あるいは復讐法を選択するかどちらを選ぶだろうかと考えながら読み進めて行きました。
但し復讐法を選んだ場合は、選択した物が自らの手で刑を執行しなければいけません。
復讐法を選んでもその後、苦しい日々が続く事が予測出来、結局答えが出せないまま読了しました。

もし復讐法を選ばず、加害者が牢から出て又同じ事を繰り返してしまえば
復讐法を選ばなかった人間としての責任までもが問われる様な気がして
難しい問題だと考えさせられました。
心から反省している加害者、罪を罪とも思わぬ加害者を見ぬく力も必要な気がします。

後味の良い作品ではないけれど、5編共、夢中になって読みました。
次作も楽しみです。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.20:
(5pt)

心をゆさぶられる小説だった。

これは凄い話だった。解き明かされる謎の先には、それぞれが抱える悲しい想いがあった。
遺族の苦しむ姿が心に深く突き刺さる。改めて安易に人を傷つけてはならないと感じた。
なぜならば、その先にこれほど苦しむ人々がいるからだ。
登場人物の祈りや叫びが聞こえてくる作品であり、人間について深く考えさせられました。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.19:
(5pt)

涙が止まらない切なさ

惨い殺人事件をニュースで報道されるたびに、犯人に対して同じ処罰をと思っていました。この本は、そんな思いを根底から見直させるほどの衝撃を与えてくれる内容でした。「復讐法」自分の身内が殺されたら、同じように犯人を殺せる処刑法。口では「目には目を!」と簡単に言っていたが、実際に執行(応報)する立場になったら、人を殺めることが出来るのか?ここに出てくる5つのオムニバスは5つの方向から「復讐法」を考えさせるものばかりでした。どれも涙が止まらない程、身に詰まる内容ですが、心には何とも言えない感動が残る作品です。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.18:
(4pt)

難しいテーマ

悲惨で遣り切れない事件をテレビ、新聞等の報道で目にする度、誰もが一度は考えてしまうような『復讐法』が実際に適用された場合の、遺族やその関係者たちを、その『復讐法』を運用する担当者の目を通じて描いた連作集。

遺族や刑の執行者たちの関係は、父息子や母子、または他人同士の3人であったり、あるいは子供であったりと、ワンパターン化しないかと思っておりましたが、刑の執行を通じ思いもよらない事件の背景が見えたり良く工夫されていたと思います。
エンターテインメントとしては面白い設定ですが、遺族たちのつらい、という叫び声が聞こえてきそうです。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.17:
(1pt)

凄いなこれ

「増加する犯罪」って部分があったが、死刑が適用されるような凶悪犯罪って減少してんだぞ?
この本読んで「凶悪犯罪が増えてるし、復讐法を取り入れよう」みたいな考え持った異常者が増えないことを望む。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.16:
(3pt)

は?犯罪は減っている?無知と無駄口は罪ですね

誰かが犯罪は減っている、今後も減少は容易に推測出来るとか、増えるか減るかは何とも言えないし、数の問題じゃない。被害者の苦痛は、復習しても救われる事はないでしょう。正直やられたらやられ損で終わる現実がある、これはどうするのかは永遠の難しさだと思います。
色んな考えと想いがありますが、誰かの言葉をわざわざ否定して、こんな小さな争いさえ耐えない事が人間の現実の姿ですね。
こういう小説は必要だと、出来るだけ多くの人に読んで貰いたい本だと感じてます。
星はあえて3つ、後で変えてしまうかも知れません。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.15:
(1pt)

もはやSF

『増加する犯罪』『犯罪に年齢は関係ない』
20XX年と書いてはいたが、これらは事実とは違う。
2016年現在、犯罪は徐々に減少しており、この先も減り続けていくのは統計を見れば誰でも容易に推測できる。
まあ、この国で戦争が起きた後なら話は別だが。
そして、犯罪に年齢は関係がある。これは犯罪心理学や、発達心理学などを勉強したことがある者なら理解できるだろう。
フィクションであり、未来の話であるのだろうが、それらの知識を有している自分としては、一体この物語をどういう目線で読めばいいのかわからなかった。
それと、レビューで復讐法賛成などど言ってる輩は、自らの無知と、思慮の浅さ、そしてそれを堂々となんの躊躇いもなく言えてしまえる自分を恥ずべきだ。
何ゆえにそんな法律が日本だけでなく、世界中の先進国で存在してないのか。
何も知らなければ、考えなければ、自分一人くらいは幸せだろうか。
しかし、人の命、人生が天秤にかけられているとき、無知は罪だ。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.14:
(2pt)

全体としては消化不良

ためし読みの小冊子を読んで面白いかなと思い購入。法制化された私刑という話なので、それが自分に何かを考えさせるかというと、そこまで深いものはなかった。罪に対しては制裁が伴うべきと思うが、自ら他人を裁きたいと考えて実行まで起こす人はいるだろうか。法の隙間や非道徳的な行動が気になる今の時代には一見食いついてしまうけど、考えなきゃいけないのは結局自分だよねと再認識する話し。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.13:
(4pt)

「復讐法」賛否が分かれるのは当然でしょうが断然「賛成」します

大切な人が殺された時「復讐」したいと思うのは当然だと思います
それが合法になる
みんなが待ち望んでいるのではないでしょうか
自らの手で行わなければならないとしても、色々な葛藤や苦しみと直面したとしても
どのみち残されたものは、殺された人について考えることから逃れられないのだから
ただ自分の感情だけでなく、人の感情まで背負ったり
メディアにさらされたりという、耐え難いマイナス面もありますが・・・

このようなテーマの小説はありそうでなかったので、最後まで一気に読めました
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704
No.12:
(5pt)

考えさせられる良い作品だった

面白い内容でした。実際にはあり得ないだろうがもし復讐法があればどうなるか、どういった心情で復讐をするのかリアルに書かれていました。
内容は読みやすく、題材に反してそこまで残酷な表現はありませんでした。
ジャッジメントAmazon書評・レビュー:ジャッジメントより
4575239704

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!