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死霊列車
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死霊列車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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巻頭の地図を見ながら物語を追っていくと面白さが倍増すると思います。私は巻頭の地図に載っていない駅とかが出てきた場合にはgoogle mapで確認しました 笑 物語自体も「んな、アホな」と思わないではない所もありましたが私的には全然OKでした。映画的な表現をするならノンストップサバイバルホラーでしょうか。 | ||||
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8年ぶりに読み返してみました。 評価の分かれる作品だとは思いますが、個人的には「それなりに」面白い、と感じています。 ただこれは、自分が「乗り物好き」と言う趣向が一致したからで、もしコレ・・鉄道なんかに興味も感動も無い方が読んでもどうだかなぁ? と言う気がします。 作者もきっと立派な鉄ちゃんで、豊富な知識とウンチクに引き込まれてまるで日本列島を旅している様な気がしながら読み進めていきました。 しかし、然しこの作者さん・・もっと「自衛隊」の事勉強せなアカン、とも思いました。 鉄道についての精緻な進め方に対して余りにも「雑」。 武器・兵器、言動・振る舞い・・ ダメですねぇ。 それに、「特殊部隊」弱過ぎ!! 有りえないくらい簡単にゾンビに噛まれて死んでいく。いくらなんでもこの描き方は失礼では無いかと。。 この軍事面をもっとしっかり描ければ、肉付きが良くなったのになぁ〜と惜しまれます。 全体としてA級にはなれないけどまぁ、趣味の合う人なら楽しめると思います | ||||
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著者がゾンビ系の映画を参考になさったと書いていますが、本作も映画を観ているようなスリルとスピード感があります。 他の方がレビューで指摘なさったように、小説とすると登場人物が薄い感じも否めませんし、その配置もありがちな設定です。 でも、その分、あまり難しく考えずにすっと入り込めましたし、本当に2時間30分もののCG満載の映画を観ているような迫力でした。 あと、鉄道に関しての知識がすごいなぁ、と思いました。 乗ったことがある路線名や行ったことがある駅名がでてきて、旅行した当時の記憶が蘇り「あ~、あそこの駅がヤバいことになってるっ」と 臨場感があふれました。 エピローグが「う~ん、余計かも」とは思いましたが、これも映画によくある手法です。 とにかく、読みごたえに満足しました。 | ||||
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とりあえず日本が舞台のゾンビ小説自体珍しい。 しかも登場するゾンビは、銃社会でもない日本が舞台なら、即終わりのように思える走るゾンビだが、列車の存在により、その影響は少ない。 しかし停車駅や建物にはもちろんそのゾンビ達が待ち構えているので、そこで描かれる自衛隊とゾンビの戦闘シーンは見ごたえバッチシ。 目的地に着くまでのトラブルも息をつかせない展開で面白い。 昨今のゾンビ映画にはない、ハラハラ感をまさか本で楽しめるとは。 もちろんゾンビ物には付き物の、自制心を失った人間たちも登場するあたりがGOOD。 日本が舞台で走るゾンビ、それをここまでうまく描けている時点で☆5つだと思いました。 是非映画化してほしいものです。 | ||||
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以前から気になっていたので購入。 おもしろくて一気に読んでしまいました。 いわゆるゾンビモノですが設定が新鮮でしたので 良かったですが、やや中盤で中だるみを感じました。 ので、☆一つ減らしました。 | ||||
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ハリウッド生まれのゾンビ(つまりアメリカ人!?)だが日本人が小説化するとこうなるのかなと思わせる。映像化するとグロくなり好き嫌いが分かれるが、小説だと文字の世界なのでグロテスクになりにくい。基本的には28日後やドーン・オブ・ザ・デッドのようなダッシュ系なのでロメロファンには抵抗あるかもしれない。嵐の前の静けさのような序章から始まり襲われて仲間を失う過程、そして定番のバッドエンド、ゾンビ映画マニアなら分かり易い展開だけに一気に読み終えるエンタテインメントに仕上がっている。タイトルをトレイン・オブ・ザ・デッドにすればそれだけでも売れたと思う。これがゾンビ小説のパイオニアとなり他のホラー小説の作家も新作を出してほしい。]] | ||||
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ゾンビといえば映画で、 小説の傑作は、あってもマシスンの「吸血鬼」など本当に限られる。 列車を舞台にしたゾンビ物は映画でも見たことがあるけど、 それもイマイチだったので、 正直期待していなかったのだが、序盤からぐいぐい引き込まれた。 凝ったディテールと適度の荒唐無稽さが絶妙なバランス。 ラストがちょっと不満だが、満足のいく内容。 日本の小説でもこれぐらいできるのだから、 邦画のゾンビ・ホラーももうちょっとがんばってほしいな。 | ||||
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ゾンビもの小説というと、グロテスクな描写中心で ストーリーがイマイチな陳腐な作品が多いのですが 本作品はそういったところがなく、ストーリーが しっかりしていて良いです。 また、主人公達が列車を使って北海道を目指すのですが この設定が、ほどほどにリアル+ほどほどにご都合的で こちらも読みやすくなっていて良いです。 唯一の気になる点としては、ラストが ちょっとあっさりしすぎている感じがするところです。 | ||||
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もはややり尽された感のあるゾンビ物。二番煎じどころか十番煎じ以上の出涸らし状態。読まなくたって内容はあらかた察しが付こうというもの。しかもである。ゾンビものなんてグロシーンが肝なのに活字媒体(小説)じゃあ、どうしようもない!……と思っていたのだが、なるほど列車が出てくると、こういう展開になるのか。考えもしなかった。 ゾンビや死体で溢れていたり、全くの無人に見えたり(かえって不気味!)、一駅ごとに異なる地獄絵図。次の駅ではどんな光景が待ち受けているか?のハラハラドキドキ感。 障害物やリスクを避け、迷路のような鉄道網を進んでいくが、分岐のない場所で追い詰められる時の恐怖。そして物語の各所に散りばめられた鉄道豆知識。活字によるグロ描写もそんなに悪くはないね。 巻頭に鉄道マップがついており、小説を読みながら「今、ここら辺か。まだまだ先は長いぞ」などと言いながら読んでいた。まるで自分も乗客になったかのような気分である。 要するに、、はっきり言って面白かった。 | ||||
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ありそうで無かった、日本を舞台にした“ゾンビ物”です。 私は正しくこんな本を待っていました! 作者の方はゾンビ映画が好きなのか、始まり方が『28日後』のオマージュになっています。 また、感染者(ゾンビ)の描写も『28日後』を強く意識しているように思えます。 なので、『28日後』を見た後だと感染者に追いかけられるシーンなどの情景は想像しやすいかもしれません。 登場人物も鉄道マニアの少年に謎の研究員の女性、自衛隊の特殊部隊SFGpの隊員などゾンビ映画マニアも納得(?)の顔ぶれ。 特に自衛隊員のおかげで人間ドラマと戦闘シーンは非常に盛り上がります。 ホラーに武装した軍隊(自衛隊ですが)というのは賛否分かれる点ではありますが、 この小説の場合は必要不可欠な要素として見事に消化しています。 また、ゾンビ物の定番である生存者同士の争いや、感染者に対する扱いの温度差などもしっかり描かれてます。 全体的にも「逃げ」の要素と「戦い」の要素がバランスよく配置されており、飽きることなく読了できます。 | ||||
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