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盤上に散る



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【この小説が収録されている参考書籍】
盤上に散る

盤上に散るの評価: 3.93/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(5pt)

早い対応、きれいな状態。

早い対応ときれいな状態でありがとうございました。
また機会があればよろしくお願いします。
盤上に散るAmazon書評・レビュー:盤上に散るより
4062188872
No.8:
(5pt)

無し

無し
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No.7:
(5pt)

なし

満足
盤上に散るAmazon書評・レビュー:盤上に散るより
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No.6:
(4pt)

昭和的背景が面白かった!

TV「盤上のアルファ」を観て気になり『盤上に散る』を読みました。私が昭和の人間だからか
バックグランドの時代背景がツボにはまりました!泥臭い人間関係と将棋の持つ魅力がうまく
表現されているような気がします!作者は違いますが 同じ【盤上~】にハマりそうです!
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No.5:
(4pt)

ちょっとストーリーが詰め込み過ぎかな

数年前に著者のデビュー作である「盤上のアルファ」を読んだ。将棋を題材にしながら、人物描写の巧さ、筋運びの面白さ、そして全体の関西的
雰囲気から生じさせるエンターテインメントとしての上質さに、これは本当にデビュー作かと驚いた。その「盤上のアルファ」から数年後、著者は、その
作品からスピンオフさせる形で、新しいストーリーと登場人物もうまく入れ替えてこの「盤上に散る」を書いてくれた。前作ではプロ棋士を目指す
真田信繁を中心に話を展開させたが、今回はその時に真田に将棋を教えた真剣師林鋭生を中心に置く。若干詰め込み過ぎかと思う
ストーリー展開ではあるが、うまく筋を絡ませて、その筋に合う人物たちを登場させるという形で読者を惹きつけてくれる。将棋という、昭和の
匂いがぷんぷんする世界で展開する人情劇とでも言おうか、面白い。塩田の作品では、グリコ森永事件を題材にした「罪の声」が有名だが、
この「盤上シリーズ」も雰囲気は違うが、彼の筆力を感じられてお薦めである。
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No.4:
(4pt)

真剣師を題材にしていますが、肝心の将棋対局の描写が少ない

以前、前作の『盤上のアルファ』の方が将棋の対局の臨場感が伝わるもので、それと比較して、本作の方は、「林鋭生」という人物探しがメインテーマとなっています。

ミステリーの要素が大きいので、内容には踏み込みません。関西弁を語る怪しげな登場人物も多く、人物の描写に作家の特徴を感じました。キャラの濃い登場人物が生き生きと動き出すことで、場面展開もスビート感をもってきます。また関西弁の応酬が本書の文体のテンポを作っています。会話の面白さも本書の魅力の一つでしょう。作者のバックグラウンドの関西の風土や景色の描き方も読みごたえのあるものでした。

将棋にまつわる駒師の駒の制作過程も登場します。対局風景は少なくとも、将棋にまつわるエピソードは散りばめられていますので、読後感は悪くありません。

登場人物の人間関係が最後に解き明かされていきます。大団円を迎えながら、地縁、血縁などが複雑に絡まってきますので、よく振り返らないと正確に捉えにくい点もありましたが、ストーリーとしては上手くまとまっていたのではないでしょうか。
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No.3:
(4pt)

犯人探しが99%

犯人じゃないけどね、今はどこでどうしているか分からない凄腕真剣師をさがす面々
それぞれ探すにあたって事情があるんだけどさ、本の大部分がその捜索活動!
その面々のストーリーも語られるから捜索100%ではないんだけど、
捜索しかしていないのに、息つくまもなく面白かったってスゴ技
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No.2:
(5pt)

おもろい

盤上のアルファもおもろいが、これもおもろい。
対局まで時間がかかるが、ストーリー展開が軽快で読みやすい。
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No.1:
(5pt)

待望の続編!(ネタバレあり、注意)

前作「盤上のアルファ」より3年。
待ちに待っていた続編です。

終わり方が次作の存在を暗示させるようなものだったということや、作者のデビュー作だったということもあり、続編があるんだろうなと勝手に思っていたのですが、なかなか出ません。
もう無いのかなと思っていたところに、突然の発売!
これは嬉しい!
すぐに買ってしまいました。

「盤上のアルファ」は実在の棋士の名前も登場していますし、主人公である真田が受ける三段編入試験も実在のものと同じようです。
本文中でも触れられていますが、「盤上のアルファ」は2007年以降の冬の話です。平成でいうなら、平成19年以降ですか。
実際には「盤上のアルファ」の単行本は2011年1月の発売ですから、その頃の話なのでしょうか。平成21年(2009年)頃の冬くらい?

なんで話の時期にこだわるかというと、今回の「盤上に散る」はほとんど時期が特定できそう記述があるんですね。
昭和63年から25年経過しているとか、昭和48年前後生まれの主人公がもうすぐ40歳になるとかいう記載があるので、おそらく平成25年前後の話だろう、と。
要するに前作から4年くらい経過しているのではないかと想像するのです。

「盤上に散る」は前作を読んで面白かったと思うひとを対象にした作品だと思います。
これを単独で読んでも、どうかな?と思います。
ですが、「盤上のアルファ」が面白かった!真田信繁のその後が知りたい!という方にはオススメです!

(ここからネタバレが入ります、2作を未読の方は注意してください)
前作で三段編入試験にかろうじて合格し、三段リーグ編入を許された真田信繁。
現実に則した制度だとすると、真田は2年間以内に三段リーグ(30-40人)を戦いぬき、上位2名に入らなければいけないのです。
現実では今泉さんという方だけがチャレンジしていますが、失敗しています。
(そもそも三段編入試験に合格したのが今泉さんだけなのです)

三段リーグを勝ちぬけるのかどうか、そこを書くのかと思ったら、今作では真田は既にプロとなっています。しかも五段になっていました。
いや、これはすごいですよ。
プロ棋士は四段からなので、既に五段へ昇段しているということなのです!
昇段をするには、なにかめだった活躍がないとダメなのです。
例えば真田と同じ時期で、実際に2010年10月に四段となった佐々木勇気(16歳でプロになった相当に将来有望な棋士)ですら、2014年3月にようやく順位戦で昇級し、五段となったばかりですから。
真田は三十代中盤でプロ入りし、大活躍しているというわけなのです。
現実にいたら、かなり話題となっていると思います。

静とヨリを戻しているというエピソードや、秋葉が新聞記者として相変わらず働いているというエピソードも出てきます。
そして林鋭生の過去も語られます。

最後には前作同様、対局シーンもあります。
前作は有名なNHK杯の羽生-中川戦でしたが、今回は真剣師・小池重明のもののようです。
これも熱戦でした!

ぜひ次作も読みたいです!
盤上に散るAmazon書評・レビュー:盤上に散るより
4062188872

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