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(短編集)
つめたい転校生
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つめたい転校生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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それぞれのお話は面白くて、怪異が関わっていながらトリックが仕掛けられてたのが良かった。 それぞれ、切ない場面もありこれ1冊で満足できる。 | ||||
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ちょっと風変わりなミステリ仕立てのおとぎ話集、といったら避ける人も却っているかもしれません。 しかし、収録された各短編の水準はなかなか高く、暇つぶしと思って読みましたが良い意味で、期待を裏切られました。設定やストーリーそのものはたわいの無いもののように思いますが、一つの物語となると、印象的なものばかりでした。 思えば、作者の北山氏は「『アリス・ミラー城』殺人事件」という小説で、トンでもな内容を一冊のミステリに纏め上げた豪腕のもちぬしですから、物語作りという面で優れた才能をお持ちの方なのかもしれません。 | ||||
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恋愛系だとは思わなくて本屋で見てたら買わなかったです。 | ||||
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2013年に出た単行本『人外境ロマンス』の改題・文庫化。 「かわいい狙撃手」「つめたい転校生」「うるさい双子」「いとしいくねくね」「はかない薔薇」「ちいさいピアニスト」の6話を収める短編集だ。それぞれ独立した話だが、いずれもファンタジー的な奇妙な話に、ミステリっぽい味付けがされている。 もともと『小説屋sari-sari』に2012-13年に連載されたもの+α。 かなり意外/衝撃的な結末の話が多いが、きちんと伏線が張られており、「ああ、なるほど!」というカタルシスがある。 「かわいい狙撃手」のほっこりしたラストがいい。 | ||||
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あらすじではミステリ色を押し出しているようですが,実際にはそれほどではなく, 『人と人でないものとの切ない恋をめぐる』という,もう一方の部分が強く出ており, 近ごろ多く見られる,『あやかし』や『ほっこり』系の作品に近いように感じられます. とはいえ,ただゆるゆると流れるものばかりではなく,全六篇はバラエティに富み, 一篇目こそ微笑ましくまとめかたと思えば,悲しく,胸が締め付けられるものもあり, 相手が相手だけにいくつかの『変化』も交え,あれこれと最後まで楽しませてくれます. また,一つの言葉に拘った篇が多い印象で,「行ってきます」や「さようなら」など, 日常にあふれる何気ない一言に込められた意味,その思いが伝わる様子は切なさを重ね, 訣別や別れ,そして始まりといった幕引きは,これまた篇ごとに違った後味を漂わせます. | ||||
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