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バベル九朔
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バベル九朔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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やっぱ万城目学おもしろ〜〜〜〜!!主人公カッケー! 蜜村さんと主人公が最後の無駄を排出する店子だったわけだ。 バベルに行った時点で全体の半分くらいだったし、初恵ちゃんを送ってからのスピード感もすごいし、構成にびびったよ… てかカラスとネズミと空き巣が出るビルやだなあ、、建て替えなよという気持ち。笑 あの後どうなったのか知りたいなあ…初恵さん三津子さんとかどう思ってるんだろうね。元・大九朔が思ったような人じゃなかったこととか。 主人公も、バベル管理人になって10分後の自分に扉を開けさせて、戻れたのかな。初恵さんとなんかいい感じにバベルのことを話してほしいよね。 流しそうめんもしてほしいし。 おもしろかった! | ||||
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単行本が発表されたとき、プロの書評を含め、評価がさんざんな書かれようだったので、今まで避けていた。だが、知り合いに貸してもらったので読んでみたら、初めから面白かった。そもそも、万城目さんの実体験に基づいたビル管理人の話だったので、かなり作者の当時の心情を反映しているのではないかと思う。 その後のストーリー展開も、中盤は村上の「海辺のカフカ」に通じるような異世界へのシュールな旅だったので、決着のつけ方に興味を持って読み進められた。 ラストは、読み手によって好き嫌いはあるだろうが、作者の決意というか心の踏ん切りが感じられた。単行本から大幅に書き直したのは、作者にとって思い入れのある作品だからなのかもしれない。 | ||||
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品質評価の通りでした | ||||
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一読して、意味わからず、二読す。願いを叶えたいのか、それとも(永遠に)叶えたくないのか、よくわからない。結局バベルは崩壊しない。ということは九朔君はこれからも無駄を見続ける(カラスとともに)、ということでいいのかな? | ||||
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バベルの塔の逸話を下敷きに、夢と希望に向かって突き進んで行くが挫折する現実を垣間見せると共に、挫折感を味わった後の行動について考えさせられる物語でした。 | ||||
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序盤から万城目ワールドに一気に引き込まれました。キャラの立った登場人物たちの息をもつかせぬ展開、深まる謎。ページをめくる度に「何が待っているんだろう?!」とワクワク感を止められませんでした。最後のシーンも謎が解けて、すっきりします。エンターテイメントここにあり! | ||||
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森見登美彦との比較をレビューで見たので、初めて読みました。 狭い雑居ビルの階段を上がる不安感を拡張した世界観、汗っぽく骨太い登場人物たち。 どう回収するのかなあ、そもそもこの世界は何?主人公の祖父や家族の能力はどうして?とか 疑問は残るがエンディングでほぼ回収。 流しそうめんを3人で食べるシーンがほっこりしていて好き。 | ||||
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万城目作品は鴨川ホルモーから大好きで、今回の九朔の不思議な世界観がたまらないです。 | ||||
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話の筋を読めるようで読めない展開。 最後の最後はなんとなく筋が読めるという安心感の下、幕を閉じた。 | ||||
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万城目ワールド全開‼️ | ||||
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万城目ワールド全開! | ||||
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作中、違和感を感じる部分は伏線で、それが最後にキレイに回収されている。 勢いで読んでしまうと「……!?」と終わってしまうが、落ち着いてもう一度読み直す。 あれも、これも、伏線だったのか、ともう一度読んでニヤニヤするのが楽しい作品。 著者インタビューの通り、今までのスルスル理解できる飲み物というより、噛めば噛むほど美味しい固形物のよう。 わかりにくかった、面白くない、という人たちは普段からSFを読み慣れていない層という感じがする。 たしかに今回は土地も歴史も封じたと言われているから、それを期待して読み始めた人は面を喰らうかもしれない。 それでも、この文庫版は単行本を200ページ削り40ページ加筆されたと言われている通り、よりわかりやすくなったし、かなり面白かった。 | ||||
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序盤長く感じたが、途中から面白くなった。初期作みたいにすんなりいかないので好みが別れそうだが、個人的には考えさせられるままになり、それはそれで良かった。世代によっても受け止めは変わるかも。 | ||||
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なかなか面白いと思った。万城目作品は好きだが、これはなかなか印象的な作品だった。また読みたい。 | ||||
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読んだ時間を返して欲しいと思うほどひどい作品とは思いませんでしたが、かといって消化できなかった謎を解明するために最初から読み直そうという気にはなれませんでした。 予測できたのは長編のタイトルだけで、これは予定調和の展開でした。 実の世界から虚の世界に迷い込み、両者の合わせ目に狂いが生じて・・・というお話自体はよくあるのですが、作者がそこにひねりを入れて非凡なものにしようとした余り、読者がおいてけぼりにされてしまうような作品に仕上がったのではないでしょうか。 この作者の作品で心の底から面白いと思えたのは「とっぴんぱらり」が最後です。 | ||||
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ババルの塔をモチーフにしたファンタジー小説です。 意表を突いた展開がとても面白いと思いました。 | ||||
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最初は、いつもの万城目とは、少し違うような気がしましたが、読んで行くうちに引き込まれました。最初は、主人公と同じように訳が分からない感覚でした。読み終えると、万城目らしいなと感じました。最後には少しシュララポンの世界が垣間見えました。 | ||||
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と思い、今回も楽しみに読ませていただきました。 何が起きるのか。胸躍らせて、伏線を見逃さないように一字一句大切に読み進めて行きましたが、 後半に入って、急展開。 あっという間に作者の世界に引き込まれていく。 ただし、作者の世界が奥深く、主人公同様私もバベルから出ることができず、今も取り残されたままです。 出られない状態です・・・。 なので、できればホルモー六景よろしく、スピンオフを求めます。私でもわかる伏線の回収をお願いします。 そして、その後の主人公の世界も描いてほしいなぁ | ||||
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万城目さんは、悟浄出立やとっぴんぱらりの風太郎を契機に 作風をかえようとされているのではと思っています。 これによって、読者層がひろがったのではないでしょうか。 かくいう私も、上記2作を読むにいたり万城目さんのファンに なった者です。 * バベル九朔は単なるライトノベル、あるいはファンタジーノベル ではありませんでした。 ちょっと純文学的な小説かな。 読み始めて、すぐに村上作品が頭をよぎりました。 筋を展開させるために設定された状況や登場人物のもつ影(雰囲気)が どうしても、世界の終わりや、羊を思わせる。あるいはカフカを。 それらを思わせても、払拭する、いえ払拭しなくても わくわくドキドキ、どうした、それからどうなる、なんだこの寂しさは! などと 読み手を思わせればいいのですが、 なんだか今一つ、私(読み手)は乗りきれない。 筋がゴタゴタしててくどい。 主人公が、万城目さんの書いても書いても没の 小説家になる前の時代であることはわかります。 万城目さんご本人も、「三分の一は自伝」と仰っていますからね。 万城目さんの身の置き所のなさが核となった作品で、 「バベル」という壮大なイメージをタイトルにもってきたわりに スケールの大きさを感じることができない。 * 難解という人がおおいのですが、 私は中途半端な作品といえばいいのでしょうか。 万城目さんがちゃんと咀嚼なさってないといえば いいかな。 だから同じ、わけのわからなさ満載だけど すごい力で引きずり込まれた 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」 を読み終えた時の、いつまでも残る寂寥感がわいて こなかった、のでは。 奇書という方もいますが、それならばやはり 壮大なスケールでなければならない。 例えば古川日出夫さんのアラビアの夜の種族みたいにね。 でも、脱皮なさろうとしてるのがわかります。 これからがとても楽しみです。 | ||||
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