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バベル九朔



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【この小説が収録されている参考書籍】
バベル九朔
バベル九朔 (角川文庫)

バベル九朔の評価: 3.18/5点 レビュー 57件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.18pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

かつての同級生

今日万城目の夢を見た。夢の中で万城目はまだスターになってなくて、おれと同じ受験生だった。

受験生なのに馬鹿みたいに時間のかかるすごろくを制作してて、それにおれが突っ込むという夢だった。

こんなんやってられるかっ!おまえそれで試験受かるのか!って。

この本は、目次だけ見るとなかなかアイディアを感じられた。マンションを管理していたという事だが、真面目な万城目のことだ、業務をきっちりとこなしていたのだろう。

それが偏執的なまでに目次に現れていることがユーモラスである。

昔、デビューしたての頃、家にあった鹿男を読んで、少し呆れたのもあって、あとぼくは普段ほとんどエンタメ小説を読まぬので、この本もきちっと読むことはないかもしれない。が、何かの機会で読むこともあるかもしれない。
バベル九朔Amazon書評・レビュー:バベル九朔より
4041034647
No.6:
(3pt)

う~ん・・

待ちに待っていた万城目作品でしたが、これまでとはちょっと違う感じです。というか、最近そんなことも多いのですが・・
私は以前の万城目ワールドの方が好きです。(しゅららぼんぐらいまでの・・)
バベル九朔Amazon書評・レビュー:バベル九朔より
4041034647
No.5:
(3pt)

うーん

マグリットの絵画を文章で読んでいるような感じでした。
万城目さんの長編は全部読んでますが、ここ数作、読み終わった後に暗いものが残ります。
ホルモーや鹿男がちょっと懐かしい。
相変わらず軽い巧妙な文章回しは楽しくて、好きは好きなんですが。

映像にしたら作り甲斐ありそうです。
カラス女は菜々緒さんに演じていただきたいなーと思いつつ。
文句言いながらも、結構楽しく読ませていただきました。
次作も楽しみにしています。
バベル九朔Amazon書評・レビュー:バベル九朔より
4041034647
No.4:
(3pt)

うーん

ストーリーは結構面白い。

序盤は冗長

中盤はSF

終盤はループ物
9と1、終わりと始まり。

小説は微妙だけど、映画化されたら観に行きたい。面白そう!

おっぱい人間もどきとエロティックな展開が欲しかった。「憎悪を込めて乳房を貪る」とかあればもっと面白かったなぁ。
バベル九朔Amazon書評・レビュー:バベル九朔より
4041034647
No.3:
(3pt)

よく森見登美彦と間違えてしまう

最初に読んだのが「夜は短し歩けよ乙女」でその直後「鴨川ホルモー」を読んで
同じ京都を舞台とする物だったからかな?
読み終わってみると「僕とおじいちゃんと魔法の塔」大人版みたいな・・・
あっちは子供向けの児童書だけれどもね。
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4041034647
No.2:
(3pt)

一気読みしました

著者のファンです。今までの作品とは少し違う世界観だったような感じがしました。
バベル九朔Amazon書評・レビュー:バベル九朔より
4041034647
No.1:
(3pt)

爽やかさと苦さが入り混じる複雑な読後感

日々の生活に少しずつ異変が生じ,壊れていく何とも言いがたい不気味さであったり,
別世界へと迷い込み,そこでのあり得ない出来事に翻弄される独特の気持ちの悪さなど,
著者お得意の不可思議な物語でありながら,その落ち着かなさに序盤から引き込まれます.

また,『自伝的小説』と銘打たれ,作家志望の主人公の背景には著者のそれも重なり,
作家を志すことになったきっかけやそれまでの葛藤,結果が出ないことへの不安や恐怖,
才能や努力への自問自答は,立場の違いはあれど,読む側にも感じるものがあるはずです.

このほか,長い階段を上らせ,潰えた希望を映し出す様子には夢への辛く長い道のりが,
かと思えば,その苦悩をあざ笑うかのような甘く,それでいて残酷な仕打ちには胸が痛み,
それでも事実を受け入れ,『決断』をする姿には爽やかさと苦さが混じる複雑な読後感が.

ただ,物語が動き出す中盤以降は状況が掴みづらく,何が本当で嘘なのか戸惑わされ,
誰を信じていいのかわからない展開には,主人公と同じと理解しつつも悶々が続きます.
加えて,ラストの解釈にも理解が追いつかず,やや消化不良の思いが残ってしまいました.
バベル九朔Amazon書評・レビュー:バベル九朔より
4041034647

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