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さよならジュピター



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さよならジュピターの評価: 4.04/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.04pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(4pt)

時代的に無理があるかも。

この小説ができた時代を考えなければ、少し違和感を持つかも。
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.20:
(4pt)

古さを感じません

SF好きでしたが、読んだことがありませんでした。
はまりました。
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.19:
(5pt)

日本のハード(近未来)SF

上下巻あり、読み応えたっぷり。最後まで読みきらないまま、手放した本ですが、また手にいれることができました。小松左京氏の代表作の一つだと思います。木星と宇宙船をバックにした男女の表紙デザインもいい。当時の映画の方も、こき下ろされる程には、そんなにひどくない、むしろ、限りある予算(邦画では破格の予算)であれだけの本格特撮は、撮影職人の為せる技です。ジュピター教団のスタイルなど時代錯誤的な描写もありますが、大筋にはよく出来た映画だと思います。
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.18:
(5pt)

小松左京さんの最高傑作です!

小松左京さんの小説はファンで、ほとんど読んでいますが、この小説が最高だと思っています。映画が良ければもっと良かったんですけどね〜。なんども単行本を買いましたが、この度電子書籍が出ているのを知って、購入しました。時々凄く読みたくなるんですよね、携帯とかから読めるので嬉しいです。小説の状況設定が、今の科学技術の将来での可能性っぽく、緊迫感があり、ひき込まれます。
時々んっ?と思う点、例えば5億の人口がある宇宙社会で、犯罪が0とか?左京さんの理想がうかがえ、青臭いですがそこがいいですよね!(笑)何度読んでも、人類の将来は明るいと感じられ晴れ晴れとした気持ちになれます!
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.17:
(5pt)

待望のkindle版化!必読ですね♪

小松左京氏のエンターテイメント・SF作品のkindle版での販売に垂涎の思いたるやと感動しつつ。
80s前半に出版されてた徳間書店版と同じ表紙(加藤直之氏)や当時の
「スタジオぬえ」のデザインした作中登場のスペース・シップの設定デザイン画など
付録ページや、
映画化の為の絵コンテ、いきさつなど等々も収録。
当時の東宝によって映画化もされましたが、
原作の小説版の展開の方が、はるかに面白いのです!
アナザーサイド的、続編の?
「虚無回廊」と続けてお読みになるのをお薦めします。
なんとか現在のCGと日本のSFXでリ・テイク版の映画を
見てみたいと強く感じつつ。
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.16:
(4pt)

初めて読んだ小松左京SFがこれだったな

当時、小学生だった自分が初めて読んだ、小松さんの作品がこれだった。

アイディアの大胆さと太陽系宇宙空間に広がる人類社会を生々しく描く小松さんの文面に惹かれて、シナリオ版も書い、映画も見たが、やはり、このノベライズ版の出来が一番だと実感させられた。

一般的な分類はハードSFなのだと思うが、小松さんの作品の場合、あまりにも人間の香りが強いのだ。科学考証以前に描かれる人間の体臭までもが臭ってくる小松さんの作風が人類社会の生々しさを物語っている。だからこそ、映画の様な作品では尺が不足したのだと思う。もし映画しか知らないのなら読んで欲しい。本当に小松さんの描こうとしたものがここにある。

まぁ、小松さんの原作で作られた映画は殆どが、原作の描こうとしたものを描ききれていないのだけどねw
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.15:
(4pt)

木星消滅!

小松氏の80年代を代表する駄作SF映画原作の下巻。
映画では失笑しかなかったジュピター教団のシーンも小説だとまだ想像に任している分、ましであり、小説はかろうじてSF大作としてのまとまりを保っている。
それでもこれだけのボリュームながら火星のナスカ地上絵の真相とかはほったらかしの感があるが・・・。
最後はなかなか印象的な幕切れである。
これを読めば、どだい本書の実写映像化など無理だったのだと今から読んでも実感できるだろう。
さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)より
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No.14:
(4pt)

80年代を代表する駄作邦画SF映画原作だが小説は面白い

映画版のさよならジュピターは日本のSFマインドの限界を無残に露呈して超絶駄作であったが、この原作はちゃんと面白いので安心されたい。
やはりこの壮大なスケールの原作を実写化するのは80年代では到底無理であったということだろう。
やはりSFは細部が肝心だなと痛感させる。本書の要素をダイジェストに繋いだだけの映画だとどうにもならなかったが、小説媒体では紛れもなくハードSFとして標準以上の出来である。
上巻は木星の謎を中心に引っ張っていく。下巻への興味を繋ぐに十分である。
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.13:
(4pt)

小松先生が…

オーディオ・コメンタリ-で語られていたのですが、続編の構想をお持ちだったようです(冗談めかした口調でしたのでリップ・サービスかも)。

英二とマリアは半分生物・半分機械という設定のジュピター・ゴーストに命を救われ、そのジュピター・ゴーストは地球にやって来るという粗筋だとか。

映画は兎も角、小説は読んでみたかったですね。
さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)より
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No.12:
(4pt)

構想は斬新。

SFものだと、彗星が地球にぶつかるという話は、よくある設定だけれども、このストーリーは、太陽にブラックホールがぶつかるのを、木星を爆発させてコースを変えるというストーリーで、あまりない話だった。
たしかにハリウッドのスターウォーズに対抗するには、このくらいのインパクトが必要なのだろう。
しかし、これだとよくある彗星衝突もののアルマゲドンとかわらない。
それよりも、木星の内部の描写を、もっとしりたかった。
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No.11:
(4pt)

スターウォーズというよりもスタートレック

SFだから理屈が多いのは仕方が無いが、ドラマの要素がすくなくて、科学的説明が多すぎる。
あとがきにもあるが、スターウォーズのような映画を作るための脚本として出発している。
とはいえ、かなり当時はやった2001年宇宙の旅などに影響されているのはたしか。
木星の帯の中に突入する場面などは迫力がある。
リドリースコットのプロメテウスなどをイメージすると読みやすい。
映画はあまりヒットしなかった。
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.10:
(4pt)

映画よりも小説を!

日本のSF小説界の重鎮、小松左京が日本のSF映画をけん引すべく、自ら原案、脚本、製作、総監督を務めた大作映画『さよならジュピター』のシノプシスを、作者自身がノベライズしたのが本書。
1973年に刊行され一躍ベストセラーとなり、映画版も大ヒットした小松の代表作である『日本沈没』を、さらにスケールアップして舞台を太陽系に移し、リメイクしたSFスペクタクル巨編の上巻。
 西暦2125年、太平洋上の無人島が一夜にして姿を消した。その調査に向かった遠距離宇宙調査船「スペース・アロー号」も突然消息が途絶える。一方、主人公の本田英二(旧称:小野寺俊夫)はマリア・ベースハート(旧称:阿部玲子)と運命的な出会いを果たすが、エドワード・ウェッブ総裁(旧称:田所雄介博士)の命により、木星の大気の海に存在する謎の浮遊物体調査の為に木星大気圏深部調査艇「JADE-'V・わだつみ」に乗り込み、木星の深海で海底乱泥流《ジュピター・ゴースト》に遭遇する。その発見と遭難した「スペース・アロー号」の飛行経路から、太陽系マントルの異常によるマイクロ・ブラックホールが地球に向かって来る事が判明する。
このままでは数年で地球はブラックホールと衝突して太陽系から沈没してしまう。人類の存亡をかけた一大計画「木星太陽化D計画-1」がついに発動される!驚天動地のスペクタクル『さよなら日本ジュピター沈没』は怒涛の下巻へ!(←一部ねつ造)
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.9:
(4pt)

映画よりも小説を!

小松左京、自らが『日本沈没』のシノプシスを太陽系へスケールアップしたSFスペクタクルの下巻。太陽系の中心である太陽に衝突するコースを取るブラックホールの存在を知った人類は太陽系脱出計画と、木星を利用してブラックホールの軌道を変える作戦の「豪華2本立て!」という展開。
人間でありながら、生まれ育った環境の違いで地球人類と太陽系人類の意識の隔たりや自然崇拝と科学主義のジレンマというテーマが内包され、SFスペクタクルの中にあって、人間の思想や真理を描く手法は小松の真骨頂。特に、日本の民族性から考察した和製カルト集団によるテロ行為にいたるプロセスは「予言」と言っても過言ではないだろう。
しかし、古代宇宙人の残したメッセージや「ジュピターゴースト」という太古の宇宙船の存在理由は結局なんだったのか判らないまま、煙に巻かれたように回収されず、主人公とヒロインの悲恋にまつわるヒロインの性格と行動が支離滅裂を極めるなど、伏線の《詰め込み過ぎ》による破たんの感は拒めない。小松左京という作家は、「大へんにロマンチストだが、ロマンスを描くのは非常にへたくそな作家である」という事を再確認。
また、本文中で東宝側のプロデューサーである田中友幸が1962年に製作したSF特撮映画『妖星ゴラス』のスチュエーションを会話の冷やかしに用いる場面がある。本書のあとがきやインタビュー記事などを読んで、改めて考察してみると『さよならジュピター』という映画企画の大元は『妖星ゴラス』のリメイクを田中が小松に持ちかけて誕生した作品のかもしれない。

肝心の『さよならジュピター』の映画の方は何おかいわんや。逆に『妖星ゴラス』は古い映画とはいえ邦画においてSFとしても特撮映画としても、非常に良く出来た映画であっ(←いや、本当の話)。
さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)より
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No.8:
(5pt)

原点はここから

1980年代初頭に購入した小松左京作品群の一冊でした。 活字が小さい頃の本だったのも忘れていたので、 読むや「ん?老眼か?」
さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)より
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No.7:
(5pt)

泣く泣く文庫本二冊を手放したのは、引っ越しの為。 古本にて入手し、当時の時代風習を思い出しながら 読みふけりました。
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No.6:
(5pt)

対応が早い

本がとてもいい状態で、新品に近い状態でした。発想が早く日曜日に注文したのに、火曜日には読んでました。
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No.5:
(5pt)

スケールの大きいSF

火星の氷床に地上絵が見つかるところから、スケールの大きなSFが展開されます。
なぜか数を減らした彗星にまつわる真相、地上絵の伝えるメッセージを中心に据え、周辺に宇宙開発にまつわる政治情勢、宗教問題を配して、重層的に物語が構築されています。
通俗的なところに歩み寄った部分もありますが、読みやすくスケールの大きなSFとして、多くの読者に読まれても良いでしょう。
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No.4:
(5pt)

映画は失敗作!小説は傑作!

この作品は傑作だ。SF作家が集結してプロット(あらすじ)を完成。それを小松左京が小説化した。エピソードが多すぎて映画化は不可能だ。作中、ジュピターゴーストのエピソードだけ省略されていたのが唯一の難点。
さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)より
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No.3:
(5pt)

日本SFを代表する正統なハードSF

1980年に公開された同名映画の、映画公開に先立って発表された小説。映画がいまひとつのレベルであったためか、小説作品自体もいまひとつ評価されていない印象があるが(ハードSF自体が最近の流行ではないこともあるかもしれない)、本作は正真正銘のハードSF。20年ぶりに再読したがその印象は変わらず、日本SFを代表する正統なハードSF作品と再認識した。

人類125億人のうち5億人が地球の外で生活しているという22世紀半ばが舞台。火星の氷冠の下からナスカの地上絵に類似した遺跡が発見される。ちょうどその頃、太陽系外縁部の探索に向かった有人探査宇宙船が遭難した・・・。が、それは人類に迫る脅威の警告であった・・・。

木星探査のための大気圏への降下シーン、探査宇宙船の描写といったメインストーリーに関係する描写は当然のことながら、太陽光帆船、月の裏側に設置されたマスドライバー群、ラグランジェポイントのコロニーなど、さりげなく全編にちりばめられ描かれる多数のSF的設定・ギミックにワクワクした。そしてなによりも木星太陽化計画の壮大さは木星や木星周辺に関する描写と相まって本作のバックグラウンドになっている。

携帯電話やEメールがない時代に書かれたにも関らず、それに類似したツールが登場したり、最先端の科学者が触る携帯コンピュータの記憶容量が5ギガバイトだ、と書かれていたり、小道具レベルでの描写をチェックするのも楽しいかもしれない。

宇宙開発をめぐる科学的側面だけではなく、反対派の存在などきちりと描かれているのも好印象な一方で、木星開発を阻止しようとする狂信的グループの描写は、主人公の恋人がそのグループに属しているという設定も含めなじめなかった。

地球に接近するのが大隕石であるという違いはあるが映画「アルマゲドン」「ディープインパクト」、太陽系の宇宙開発を丹念に描いたコミック&アニメの「プラネテス」、毛色は違うが木星&ブラックホールつながりということで宇宙生物の接近に対して木星をブラックホール化するアニメ「トップをねらえ!」あたりが参考図書としてあげておく。
さよならジュピター〈上〉 (ケイブンシャ文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター〈上〉 (ケイブンシャ文庫)より
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No.2:
(4pt)

20年前

この現場にいられたら、幸せだっただろうなぁ。 映画のDVDが発売され、それを見てしみじみと思った。 ふと気づくと、小説を読んでいなかった。 一気に読んだ。 日本沈没を読んだときのような迫力は感じられなかったが、それにしても、すごかった。 なんだかファーストガンダムって、こんな世界観だよなぁなどと思った。 宇宙移民VS地球にしがみつく人々の対立と、政治。 小松左京に新作を望むのは無理なんだろうか?次は復活の日でも読もうかしら。
さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)より
419577439X

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