(短編集)
春の軍隊
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表題作も、いいのだが、何と言っても、「藪の花」が、素晴しい。シュールなSF短編の傑作。 (ネタバレ注意)筍の中から、少女たちが現れる。彼女らは異星人である。私たち夫婦は、少女たちを我が子のように育てる・・・。 本当に、味わい深い一編である。小松左京の短編の最高傑作、ここにあり!!! | ||||
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古くからのSFファンではあるが、小松左京氏の作品は「日本沈没」のイメージが強すぎて、長らく他の作品を手に取ることがなかった。この短編集は週刊ブックレビューの中であるレビュアーが表題作の「春の軍隊」に言及していたので興味を持って読んでみたが著者に対するイメージが変わってしまった。 6篇の短編が収められているが、この中でSFっぽい作品は「春の軍隊」だけだ。それ以外は 「小夜時雨」・・・狸伝説をテーマにした楽しい話 「鷺娘」・・・京都祇園のお茶屋と西洋人の組み合わせが面白い作品。 「共食い」・・・筒井康隆を思わせる、誘拐犯が誘拐犯を呼ぶ込み入った話。 「遷都」・・・著者の古代日本史に対する造詣の深さを感じさせる桓武天皇の即位前後を舞台にした話 「悪霊」・・・これも「遷都」と同様、古代日本史に対する造詣の深さを感じさせる作品 といった具合にバラエティに富んだ作品が収録されており、どれも面白い。 著者の奥行きの深さを感じさせる作品ばかりで、他の作品も俄然読みたくなってきた。 | ||||
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あなたの、そしてわたしの町の平穏な住宅地が、異界から突如現れた二つの軍隊によって戦場に。 描写は酸鼻を極めますが、これはいまもなお世界で起きていることに違いないのです。 課題図書としてもおすすめです。 | ||||
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