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びっくり館の殺人
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びっくり館の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 41~60 3/4ページ
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| この作品は「館シリーズ」としてとらえてしまうと?ということになります。しかし、だからといって内容がおそまつだとか子供向けに書かれたものでは決してありません。氏は短編作品も出していますが、そちらに近いものがあるかもしれません。子供向け?という点ではかつて赤川次郎氏が集英社の「コバルト文庫」に「吸血鬼」シリーズを出してそれなりに成功したように綾辻氏もそれを意識したものでもないでしょうが、新しいジャンルを試したと受け取れなくもありません。この作品の特徴はストーリーの奇抜さや斬新さ、トリックの種明かしよりは登場人物の描写に主眼を置いた点にあると思います。一人一人の登場人物が生き生きと描かれており、読み進むにつれてファンというか応援したくなる人物が出てきます。ストーリーは淡々と進み、途中での「意外感」はありません。ところが、それまで1本の線できたものが最後になってまるで打ち上げ花火が開くごとく複線的な結果を生み出します。ストーリーの種明かしという「読みどころ」は氏も紹介されているように「びっくり館縁起」の項目ですが、事件が収束した10年後の「びっくり館再訪」が本当の意味での真実であり、ストーリー的にも「結末」というにはあまりにも「余韻」を含んだ印象的なエンディングです。これはよくホラー映画なんかで見せる手法ですね。映画なら続編を予感させるラストです。さしづめ「びっくり館の殺人ー青春編」ってところでしょうか。ストーリー構成、展開とも申し分なく、謎解きに主眼を置いた本格的「館」ファンには変化球と写るかもしれませんが、これはこれで立派な「綾辻ワールド」だと思います。あたかも惑星を守る「衛星」のように・・。マイナス1点の理由も特にないのですが、肩透かしを食らったという本格的「館」ファンの心情に同情して評価4とします。 | ||||
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| mixiの綾辻コミュニティに詳しく書いたんですが、この物語には語られなかった真相が背後にでんと控えてる。でも、作者は最後までそれについてはひとことも触れない。 だって、語り手はひとりだから。彼が知らなかったことは、起こらなかったことと同じ。 だから、ミステリファンが眉をしかめたとってつけたような幻想シーンが最後にあるんですね。 そこで、おや、と思った人は、表面的に明らかにされた「真相」に疑問をもってもう一回読み返すかもしれない。 けっ、と思った人はもう二度とこの本を開かないかもしれない。 どっちの態度が正しいってわけじゃないけど、作者は少なくとも二度は楽しめる物語としてこれを書いたんじゃないだろうか。 『虚無への供物』へのオマージュとして書かれたというのは、ガジェットをちょちょいと拝借しましたよってだけじゃなくて、『虚無』がもつ構造的な部分(殺人はあったのか、なかったのか?正統派ミステリとしてなんの破綻もない『虚無』がなぜアンチ・ミステリと称されるのか?)にチャレンジしたって意味じゃないのかな。 傑作じゃないかもしれない。でも、こんな意地悪なメルヘンはそうそうない。 『びっくり館』にはセクシャルな暗喩やサタニズム的な符合が、目立たないように、そこかしこに散らばっている。 そう、ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』みたいに。 | ||||
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| ミステリとホラーの融合を目指すのは別に構わないんですけど、 ミステリならもう少し遊び要素と言うか、選択肢が欲しいですね。 予想通りの展開に正直、がっかり。 ミステリというジャンルは自分で自分の首を絞めるようなジャンルなので 仕方ないですが。 好きな人は好きかも知れないし、今まで綾辻作品を読み倒していなければ 楽しめるかも。 いっそ、『十角館の殺人』位、ぶっ飛んでいれば、そういう話として楽しめますが、 これは登場人物が中途半端に普通なので、設定の不自然さが際立って辛いかも。 | ||||
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| 作者も言うとおり、厚ーい「暗黒館」の後は、薄ーい「びっくり館」。 館シリーズ第8弾はホラー寄り。シリーズの中ではあれやあれ同様「変化球」の部類に入りそう。 文章はジュブナイル的で読みやすいが、ミステリ読みをくすぐる仕掛けが何箇所かある。袋とじの綾辻行人vs.道尾秀介の対談では、そのあたりにも触れていて楽しく読める。 書くほどにより高いレベルを要求されるプレッシャーの中で、兎にも角にも館シリーズ8冊目まで漕ぎ着けた事を素直に賞賛したい。 予定ではもう2冊...楽しみにしています! | ||||
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| 「ミステリーランド」(Uさん)の為に書いた作品だそうです。 袋とじで作者曰く、「シリーズものは読者の期待や要求に『応える』『裏切る』の繰り返し」だそうです。これはそういうセリフが出る作品だと思って買ってください。 20年で8作しか書いてないのに裏切りモノを複数出せる神経の図太さに☆一つ。 スクリーンセーバーが欲しい人、ノベルズで館シリーズを揃えてる人のための一冊。 | ||||
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| この作品だけでなくこのシリーズは子供向けとのことだが、文字が大きいだけで内容は大人向けが多いように思う。 館シリーズのなかでは、物語のスケールは一番ちいさいし、内容も館ものでは一番劣ると思うが、ストーリーはなかなか面白かったので、館ものを読んでいる人なら楽しめると思う。 しかし、この作者が初めての人は、ほかの作品のほうが出来が良いので違う作品をお勧めする。 | ||||
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| なんにも知らずに図書館で検索し綾辻氏のリストの中から選んだ本。 開いてびっくり! 子供向けの本のような字の大きさ、字間、ルビ(笑) なんでもミステリーランドシリーズ(かつて子どもだったあなたと少年少女のための…)だそうな。 これならあっという間に読めそうだ、と思ったもののなぜかなかなか読み進まず(すぐに途中で眠ってしまった^^;) 時間がかかってしまった。 館シリーズではあるんだけども ミステリーランドシリーズだからか、ちょっと違った感じ。 中村青司の建物、っていう特徴が生かされていないような…? ホラー感が漂う終わり方も、なんとなくすっきりしなかった。 やっぱり本格推理の方がいいかなぁ…。 今までのシリーズと比べればやっぱり物足りなさは否めず。 これ、子どもが読んだらどんな風に感じるのかが知りたい。 | ||||
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| ミステリーランドという形での「変化球」として投げられた「館」の一作。これはこれで、十分シリーズの一作といえると思います。 どこか少年探偵団を彷彿とさせる懐かしい雰囲気も、他の館モノと比して風味は違えど、決して劣っているとは思えません。 また、配本の性格上、描写や文章量は抑えめですが、作中で語られる「びっくり館縁起」のおどろおどろしさ(真相を知ってから再読するとなお一層怖い!)や、読者の目の前に堂々と謎を据えたストーリー、叙述における「さりげない」真相の示唆など、決して「手抜き」しているわけではないと感じました。 ただ、完全に取って付けた鹿谷門美の登場と、オチにつけられたホラー風味が不満なので★−1でしょうか。 個人的には「暗黒館」の分量に多少辟易していた感があったので、これくらいの量で綾辻作品を読ませてもらえるのもいいですね。 | ||||
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| 子ども向けに出されているシリーズという事を前提として読めば、楽しめる一冊だと思います。自分が子どもの時、こういう形のミステリーを読んで、ワクワクしたのを思い出しました。江戸川乱歩まで行かないけど、ああいった空気感も感じられます。 ただ、やっぱり「番外編」といった印象は、否めませんでした。 | ||||
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| 子供にも読めそうな『おはなし』。ミステリではなく、謎解きよりも「ものがたり」を重視させたんだろうなあ、というのが読み終わっての感想です。 ただ、子供に読ませたいか、といえばNOです。 内容は殺人事件を扱っているし、動機や結末も子供が読むにはちょっと酷いなあと思えたり、説明が不親切なところも多かったりで、読み終わった後に辛さが残るだろうなあと思いましたから。 館シリーズの愛読者なら、作中にいろいろとちりばめられた素材に期待もできるかもしれませんが、それならもっと書き込んでほしかったなあと、かえって不満が残ります。 ここはひとつ、江戸川乱歩の『吸血鬼』みたいに、大人向けの作品としてきちんと書き込んだミステリと、子供向けとして描写をおさえたものがたりと、二つの形態にそれぞれ書き直してみたらどうですかね? (江戸川乱歩の『吸血鬼』という作品は、ポプラ社の少年向けに『地獄の仮面』として書き直されたことがありました。小学5年生のときに読んだのですが、当時かなり怖い思いをしたので、今でも覚えています) でも、ページの角に丸め加工がされていたり、字は大きくて読みやすく、ほとんどの漢字にルビが振ってあったり、挿絵が何枚もあったりと、装丁には大変優れていると思いました。 | ||||
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| これは子供向けだから、と云う理由で片付けられるのかもしれませんが トリックにしろ、氏の描き出す不気味で妖しげな雰囲気にしろ、 他の館と比べると、全てにおいてスケールダウンした感は否めません。物足りなさを感じます。 さらにまさにとってつけたような中村青司の館とそのカラクリ、そして島田潔。 なぜ館として出したんだろう?あるいは番外編とでもすべきでは?というのが、読後の率直な感想です。 "館"シリーズとして出す以上、そのファンである多数の大人たちも読む訳で、 かつて子供だった〜等と後書きで語られても困ってしまいます。 子供向けミステリとしてはどうなのか知りません。 大人の楽しむミステリ、綾辻行人の館として評価するならば、期待はずれだったと言いたくもなります。 ただ氏のファンなので、☆1つは付けられず。自作にこそ期待して☆2つ。 | ||||
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| 大人ならば、懐かしさを楽しむための作品。 結末には物足りなさを覚えましたが、子どもの頃、わくわくしながら読んだ乱歩の世界が展開されていました。 館シリーズの館シリーズたる所以は、どの作品も趣向を異にする、という点にあると思います。 時計館・黒猫館・人形館・水車館……トリックを基軸に考えれば、これらの作品にも優劣はあります。 しかし、同じ風味のものは一つとしてない。だからこその館シリーズなのだと思います。 その意味で、本作は先行作品とは全く異なる、独自の風味を持っています。 子どもたちに、ミステリーの面白さを伝えるという目的は達していると思うし、 綾辻ファンの大人たちには、子どもの頃、探偵小説を夢中で読んでいたときに 感じた、あのわくわくする感覚を思い出させることに成功している。 これはこれで、立派な「館シリーズ」の一つです。 | ||||
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| 誤解されてる方が多いようですが、ミステリーランドシリーズはあくまで子供達にミステリーを!と言う事で作られたシリーズです。 他のものは、題名内容共、かなり子供向けに書かれているので、分かりやすいのでしょうが、綾辻氏の作品はさすがに大人も読めるものになっています。(物足りなさはもちろんありますが・・・) ウチでは娘(小5)と2人でとても楽しめました。親子で読めて意見交換出来るお勧めの一冊ですよ♪ | ||||
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| 館シリーズではあるが、ミステリーランドの1冊ということで、内容は少々子ども向き。 確かにトリックや謎は他の館シリーズに比べて物足りないけれど、これはこれで面白かった。文字の大きさや行間等で、装丁は厚いけれど中味は中編なのだから、こんなものではないでしょうか。詰め込みすぎてごちゃごちゃするよりは良いです。 | ||||
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| 館シリーズとして読んでいる方が多いようですが、これは、あくまでも「作者が年少の読者にも楽しめる」ように書いた作品。 その割には、結構ダークな雰囲気が漂っていたり、倒錯的な人物が出てきたりと、「オトナ」な部分も描かれていて。 私は、素直にけっこう楽しめました。 ただラストがねぇ…ちょっと尻切れでガッカリ。 ここでパパーッと事件が解決しちゃえば尚面白かったのになぁ…。 小さい頃って、入ってはいけない場所とか妙に入りたくなりますもんねぇ…。 | ||||
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| 綾辻行人の館シリーズ最新刊、期待して読んだ。懐かしい、少年探偵小説の雰囲気をもたせた豪華でこった装丁。しかしこれは、本格ミシテリーではない。他の館シリーズとの差は歴然。肩透かしをくらわされた。オカルトに逃げるのは、フェアではないのでは。 | ||||
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| この著者の館シリーズは大好きで全て読んだ上で、待望の『びっくり館の殺人』を購入した訳だが、読んでみてがっかりした… まあ確かに館シリーズでお馴染みになってる館に施された仕掛けなど骨組みはあるけど、読めば読むほど何やらミステリー小説というよりオカルト小説を読んでいるような気がしてくる…。トリックというか謎にしても、どうもイマイチ。せめてタイトルは『吃驚館の殺人』としてほしかった。 館シリーズのネタはどうやら他にもあるようなので、次こそは(個人的に最高傑作と思っている)『時計館の殺人』を超える作品となることを期待したい! | ||||
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| この作品以外の館シリーズを読んでいて、その続きだと思ってこの本を買うとかなりがっかりすると思います。 これまでの本格ミステリとは全く趣が違います。 タイトルも、“館”とついてはいますが、実際には中村青司も島田清(鹿谷)も重要なファクターとして出てきているわけでありません。“館シリーズ”をうたった手前、体裁を整えるために登場させている感が否めませんでした。 トリックも、トリックというには拙い感じがしました。すぐにオチがよめてしまいましたし・・・('д`) | ||||
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| 館シリーズの最新作と聞いて、期待に胸を膨らませながら読んだ。 が…… どうしたというのだろう。これが本当に綾辻行人の作品なのか。 ・登場した時から怪しい犯人。 これは中篇なのだから仕方がないかもしれない。 ・重要な部分のいくつかをオカルト的な理由で片付けてしまうストーリー。 ある程度のオカルトはミステリを面白くするし、これは個人の好みかもしれない。 ・とってつけたようなラスト。 ……意外といえなくもないかもしれない。 ・無理して子供向けに書こうとしているようなちぐはぐな文章。 書き慣れないのだから仕方ないのか。 ・「ゲームをやりすぎると現実と虚構の区別が付かなくなる」「人生はリセットできない」等のお説教的台詞の挿入。 作品の雰囲気を壊しているとしか思えない。 雰囲気は確かによく、描写はドキドキした。 だが氏の他の作品と比べると…… | ||||
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| 昔、小学校の図書室で恐る恐る読んだ、江戸川乱歩の少年少女向けミステリーを彷彿させる「ミステリーランド・シリーズ」の最新作。 子供向けと侮ってはいけない。 活字にフリガナがふられてはいるものの、文体は幼稚な表現が無く、クールな印象を受ける。 丁寧に展開していくストーリーはシンプルながらも、登場人物が重くて暗い過去を引きずっている。 「館」シリーズのお約束はきちんと守られた貴重なシリーズの一編となっている。 ただし、最後の2ページの終わり方は・・・非常に恐ろしい。 | ||||
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