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びっくり館の殺人
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びっくり館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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シリーズで読み進めていると暗黒館に比べて何ともスケールが小さい本作ですが、子ども向けという事で納得しておきます。 しかししばらく鹿谷(島田)の出番が少ないですね。 別に主人公でも探偵役でも無いはずですが、単純にキャラクターとして好きなのでもっと出て欲しかった。 | ||||
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最初に登場した本屋の名もなき店主の正体が気になる | ||||
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ミステリーとしてのストーリーは特に問題ないし面白く読めたが、子供向けに描かれたというだけあって、やはり緊張感やスリル、綾辻さんならではの重厚な世界感が少し乏しかった気がする。 | ||||
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館シリーズを順番に読んでいるのですが、この作品は他と比べるとあっさりしていて下巻に続くのかと思ったらこれで完結していました。 調べてみて納得。児童向け作品だったようです。雰囲気もミステリーと言うよりかはホラー・サスペンス色が濃くいつもの本格ミステリとは違うのかなといった印象。なぜ館シリーズのひとつとして発行されているのかはよく分かりませんが(スピンオフの位置づけの方が良かったのでは?)いつもの館シリーズと思って読むと肩透かしをくらうこと必至です。 | ||||
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館シリーズにする必要があったのかは、ちょっと疑問もあるが、話としては面白く読めました。 ただ本格というよりは、子供向けホラー要素が目立ちます。そのせいか、一部謎も残ったままなので、そこがマイナスです。 それも含めての世界観ということで、それなりに面白かったので、星3つです。 | ||||
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びっくり館の殺人は発売日に読んでいます。家がびっくり箱になっています。読みやすい内容になっています。 | ||||
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※ 真相に触れています ※ 「館」シリーズ第8弾。びっくり館という洋館に住む少年と友だちになった三知也たちは、クリスマスの夜、不可解な密室殺人に遭遇する…。 少年少女向けのミステリーランドシリーズでもあったようで、次巻の「奇面館」の半分ほどのボリュームで読みやすい内容。登場人物も少ないので、テンポ良く読める。 ただ、他の人の指摘にもあるように、メインの謎に叙述系のトリックを使っている割りに、一人称視点として読者に開示すべき「重要な主人公の思考」を意図的に隠しているため、ミステリーとしては少々アンフェアな読後感が残るものになっている。 タイトルでもある「びっくり館」というのも、タイトル負けしている印象が。特にこれと言って今回の謎に絡むような「びっくりするほどのカラクリ」は何も無く、この館が舞台でなくては成立しない謎ではないのが残念。 | ||||
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地震のくだりがありますが 東北地震前の作品でありながら 神戸の地震の流れから繋がるかのように 『母は再婚、今は福島一度も会っていない 会うのが怖いのだと思う』 ラストのくだりからでも思うし 生きていても、お母さんには もしかしたら、2度と会えないのでは?と 今だと思ってしまいました。 こんな偶然に地震繋がりが文に入ってしまっているところがすごいと思った。 | ||||
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"かつて子どもだったあなたと少年少女のための"ミステリーランドシリーズ第9回の配本作品。 綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」から続く館シリーズの一つになります。 ミステリーランドシリーズの一作ということもあり、言葉の選び方が平易なものになっていたり、ルビがきちんと振ってあったり小中学生に優しい造りになっています。 自身が読書していた小中学生時代にこのシリーズがあったら嬉しかっただろうな。 館シリーズの一作としてはラストがミステリという感じではなく、どちらかというと子ども向けのホラーのような感じなので、ちょっと物足りない感じではありますが、これを読んで館シリーズをまた読んでみたいなと思わせられました。 | ||||
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雰囲気作りは悪くないのだが、他の館シリーズレベルの期待は禁物 トリックは悪くは無いが、良くも悪くも短編レベル 館シリーズということ以外にはそこまで魅力がある作品ではない シリーズファン向け程度の内容だろう | ||||
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結末に至って感じたのがレビュータイトル。最初から、絶対に叙述トリックが仕掛けられてると思って読んでいたが、よもやまさかこんなだとは、さすがに思いもしなかったよ。 私がどういう意味で「何じゃ、こりゃぁ!」と思ったのか、それが良い方の驚きか、あるいは呆れ返っただけなのかは、それぞれ読んでみて感じてください。まず、たいていの人が「何じゃ、こりゃぁ!」と思うはず。 ちなみに、論理的に犯人を推理するのは不可能。真相に至るにはヒラメキが必要で、その分、いろいろと「邪推」が楽しめた作品ではある。例えば密室トリックにつながる「先にドアを閉めてから、びっくり箱を元に戻すと自動的にロックがかかる。そうなると隣の部屋からドアは開けられない」との説明に叙述トリックがあるのではないかとか、思わせぶりに語られている俊生の父親の正体とか。 | ||||
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■〈あらすじ〉 学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』 カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、 クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。 ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生 と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前 が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。 そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。 ■〈感想〉 ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在 (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、 著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、 見極めてみてください。 事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、 必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする 著者の意欲は買います。 著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。 | ||||
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著者があとがきで正統派の館シリーズであると語ってはいるが、ミステリーランド用の書き下ろし作品である本作はいわば番外編とみるのが妥当だろう。綾辻ファンの中では評価が頗る低いのが残念だが、あくまでも「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」というミステリーランドのコンセプトを踏まえた上で読むのが好ましいと思う。 鹿谷門実や中村青司といったおなじみの名前も登場するのだが、あくまでも謎解きをするのは語り部である三知也であり、びっくり館も、とりあえず「館」だから申し訳程度に、といった案配だ。龍平のサイケデリックな性癖、充満したノスタルジーと、綾辻作品特有の情緒はしかし、健在である。「人形館」の狂気と「黒猫館」の騙しを融合させたようなオチは大いに楽しめた。 だが、敢えて「館」にしなければならない必然性が今一つ感じられなかった。別物として書かれていれば魅力が倍増していたこと請け合いだと思うのだが。また、館シリーズファンとしては、公園のシーンだけという鹿谷の見せ場はいかにも物寂しい。敢えて「館」にするのなら、端役でもいいからもっとコミットさせてもらいたかった。 | ||||
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作者も言うとおり、厚ーい「暗黒館」の後は、薄ーい「びっくり館」。 館シリーズ第8弾はホラー寄り。シリーズの中ではあれやあれ同様「変化球」の部類に入りそう。 文章はジュブナイル的で読みやすいが、ミステリ読みをくすぐる仕掛けが何箇所かある。袋とじの綾辻行人vs.道尾秀介の対談では、そのあたりにも触れていて楽しく読める。 書くほどにより高いレベルを要求されるプレッシャーの中で、兎にも角にも館シリーズ8冊目まで漕ぎ着けた事を素直に賞賛したい。 予定ではもう2冊...楽しみにしています! | ||||
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この作品だけでなくこのシリーズは子供向けとのことだが、文字が大きいだけで内容は大人向けが多いように思う。 館シリーズのなかでは、物語のスケールは一番ちいさいし、内容も館ものでは一番劣ると思うが、ストーリーはなかなか面白かったので、館ものを読んでいる人なら楽しめると思う。 しかし、この作者が初めての人は、ほかの作品のほうが出来が良いので違う作品をお勧めする。 | ||||
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子ども向けに出されているシリーズという事を前提として読めば、楽しめる一冊だと思います。自分が子どもの時、こういう形のミステリーを読んで、ワクワクしたのを思い出しました。江戸川乱歩まで行かないけど、ああいった空気感も感じられます。 ただ、やっぱり「番外編」といった印象は、否めませんでした。 | ||||
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館シリーズではあるが、ミステリーランドの1冊ということで、内容は少々子ども向き。 確かにトリックや謎は他の館シリーズに比べて物足りないけれど、これはこれで面白かった。文字の大きさや行間等で、装丁は厚いけれど中味は中編なのだから、こんなものではないでしょうか。詰め込みすぎてごちゃごちゃするよりは良いです。 | ||||
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