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モナドの領域



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【この小説が収録されている参考書籍】
モナドの領域

モナドの領域の評価: 3.66/5点 レビュー 44件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.66pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(1pt)

神が古い

神のイメージがあまりにも古くさく、神に関する記述に不整合や考察の不徹底、浅さえ感じてしまう。神はなぜか被造物の考察を論評し、自身の知的優越をひけらかす。「神の創造」と「神の遍在」について一貫した考えを構築することなしにこの作品を書いてしまったのだろう。創造物を含みこの世に遍在する神なら、創造物に遍在する際は、その存在の現実を満喫するならともかく、創造物に対して優越しようとするだろうか。
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4103145323
No.9:
(2pt)

さほどでもない

作家の自己評価とはかなりかけ離れた作品かな!がっかり。
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4103145323
No.8:
(1pt)

つまらん

中古で購入した 新品で買ってたら許せない一冊
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No.7:
(2pt)

法廷シーンの不自然さ

93ページに「留置場に勾留された結野教授」は「ベッドに腰掛けたまま身じろぎもせず」との記述があるが、日本の留置場にベッドがあるという話は聞いたことがない。作者は恐らく、欧米の映画の監獄に二段ベッドが出てくるのを観て日本でも同じだと勘違いしたのではないか。

また、作中の結野教授は検察から懲役5年を求刑され、即日で懲役3年執行猶予2年の判決を受けている。だが日本では、量刑が懲役1年を超える事件で即決裁判はできないことになっている。つまり結野教授の事件は即決裁判の対象にならないのである。

勿論この作品は虚構である。だが、それでもディテールがあまりに現実離れしていると興ざめしてしまう。本作を執筆するにあたり、作者は2015年6月12日に東京地裁を見学し、できあがった原稿を朝日新聞の大上朝美に見てもらったらしいが、法廷の場面が際立って不自然である。作者はもう少し調べてから書くべきだったのではないか。

「新潮」矢野優は「本作をいただくために自分は編集者になったのだと思える作品」とまで絶賛したらしいが、過大評価だと私は思う。
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No.6:
(2pt)

著者が言いたいことを言いっ放しにしているような...。

題名は、ライプニッツが言ったらしい「モナド」から。文学とは、著者による一つの世界。それを読んでしまえば、著者といえども記憶から消すことはできなくなります。ラストを『時をかける少女』にしたのは不可解です。

 また、日本を無宗教の国とし、自然感謝を推奨している著者の意見には、不賛成です。クウキ任せの情けない日本は、この原始宗教から来ているかと思いますので。

 聖トーマス・アクィナスを多用しているのは、わからないでもないです。ただ、著者が言いたいことを言いっ放しにしているような、この小説。やはり、新潮社レベルでした...。
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No.5:
(1pt)

作者が勝手に作った神の話

神は人間には計り知れないと言っておきながら人間に憑依した神に語らせるから話す内容が薄っぺら。感動もしないし娯楽作品としてもどうなのでしょう。
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No.4:
(2pt)

腕のパンは実在します

こんなこと書くと怒られると思うのだが著作なり表現作品というものは表現という形を採る以上は受け手にどれだけのものが伝わったか?が評価の基準だと思うのです。
作品自体の深淵さや高尚さの絶対値が如何に大きかろうが受け手の読者にそれが十分の一しか届かないのであればその作品は胸に刺さる他の大衆的な娯楽作品に比べて評価できないと思いました。

書評や広告、著者の自薦を確かめると御大の最終長篇で集大成、と書かれています。
住宅地で見つかった女性の片腕に端を発し、ベーカリーでその腕そっくりのパンを焼く芸大生が表れ、そして神様らしきものが憑依した芸大教授が徐々に住民を巻き込んで裁判やテレビ出演で何かを伝え始める。。。という物語です。
GODというちょっと活けてないネーミングを自称した神様が後半で法廷や放送で哲学的な存在論を延々と語る展開になって行きます。

この神を語るという遠大なモチーフに対して筒井先生がなるべく平易なことばで解説しようと心掛けてくれているのですが残念ながらちっともワクワクドキドキしてきません。
わしがこんなに勉強してこの境地に達したことを読者諸氏に分かりやすく説法してあげよう。みたいな面白くない感が離れないのです。

う~~んん。もう少しこれを面白がれる知性があればなあ、と残念至極でした。
この分野ですとSFのハインラインの異星の客という分厚い傑作があったけども、そっちの方が感銘受けたなあ、などと30年前の読書を思い出したりしました。
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4103145323
No.3:
(2pt)

モナドは窓がない

文学部唯野教授と同じようなメタ・メタな説話もの。
小説と言えるかどうかも判らない。
こういうアプローチで書かれている世界観、思弁が
すんなり わかる人いるのかな?
田中小実昌さんの著作「モナドは窓がない」を
読んだ時の 判らなさの方が自分の性分には
合っている。
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4103145323
No.2:
(1pt)

残念ながら駄作と

記述が類型的、漫画的、哲学的議論も軽薄、モナド理解も本当か疑いたくなる。 期待して読んだのに残念。 だいたいSTORYが単調で面白くない。 筒井さんの情熱が上滑りしている。 文体にSPEED感がない。
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4103145323
No.1:
(1pt)

私は作者GODの上位にある。

表題通りです。 恐らくお読みになれば一定数の方が私と同じ感想を持つと思います。
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