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アンブロークンアロー: 戦闘妖精・雪風



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アンブロークンアロー: 戦闘妖精・雪風の評価: 4.07/5点 レビュー 70件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 21~40 2/3ページ
No.34:
(5pt)

そして戦いは続く...

もう小説なんて読むの何年ぶりか判りませんが グツドラツクの続編が出てたというのを偶々一昨日知り 週末迄我慢して 昼前に目を覚ますや否やキンドル版を購入 一息に読んでしまいしたが 面白かった。 前作の最後は(一作目も 有る意味そうでしたが)アレで完結してる様に思えたので まさか本作の様な そのまま話が継続した 続編が出るとは思ってもいませんでしたから 今度は何処迄 この物語の世界の事が明かされるのか 興味津々でしたが やはり裏切られませんでした。 正直 本作の終わり方が 全三作の中で じゃあこれからどうなるんだと 一番 気に成って仕様が無い感じがします。 というのも 全二作の終わり方は 比較的 今後も現状維持というか このお互いを探り合う戦いに終わりは まだまだ続くという感じでしたが 前作の終わりから この続編が 継続的な物語の展開を図って来たので ここで一気に 大きく戦局が変わって来た感がするからです。 勿論全二作が 此処までの
布石 状況説明 伏線張り と言えば 其処迄なんですが じゃあ此処まで来ちゃったけど どうなるの? という読後の印象を与えられたのは この三作目に来て 最初の様な気がします。 何十年も前 小学生高学年か中学生に成りたての子供の頃 飛行機好きで パイロツトに成りたくて あらゆる飛行機の本を読み漁っていた頃 偶々本屋で売っていた発売されたばかりの文庫本の中に ヘルメツトを被ったパイロットと見慣れない誰かの想像で描かれた戦闘機(雪風)が後ろで垂直に飛んでいる絵のカバーを目して以来 読み続けている雪風に憑りつかれてしまった世代で (という事で年齢は察しが付くかと思いますが) 日頃は仕事に追われ 小説等 面倒で読むどころか見たくも無い生活で この前に読んだ小説が 出版された当初のグツドラツクだった訳ですが 今回も 久々に小説を読む楽しみを思い出させて貰えました。 アマゾンとキンドルの御蔭で 本屋へ探しに行く必要も 取り寄せを頼んで来る迄待つ必要も無く 便利な世の中に成りました。 有り難い限りです。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.33:
(5pt)

巨匠の傑作

どの作品でも哲学、宗教的な課題を提示する巨匠。 映像化すれば颯爽とした演出画風に新しいファンも一層増えたでしょう。 でもね、是非読んでほしい。 時間を掛けて。 この悲壮感、哀愁を味わってほしい。 滋味なる効用を体験して欲しい。 天才の奥深い課題に向き合ってほしいのです。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.32:
(5pt)

凄く良い

いやー凄く良かった。 普通、これだけ難しい事を延々と書かれるといやになってしまいそうだが、そうでなくて引き込まれてしまうところが真骨頂なんでしょうね。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.31:
(5pt)

清々しいラスト

それまでの雪風にしては思弁的な部分が多く、人によっては退屈かもしれない。 が、ラストの清々しさを思えば、全てが許せる気がする。 きっと、雪風は負けないに違いない。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.30:
(5pt)

量子宇宙を飛翔する雪風はジャムという魔を祓う矢だ!

前作「グッドラック」からのまんまの続編。
作者はOVAの「雪風」(特に最終話)に触発されて本作を書いたと思われオープニングを飾るのは「ジャムになった男」ロンバート大佐の地球人へのジャムの宣戦布告からスタート。そして今回の戦場はジャムが用意した「リアル空間」。そこで主人公達の生き残りをかけた戦いが始まるのだが・・・このリアル空間、ジャムや戦闘知性体が認識してる世界で作者の別の作品「敵は海賊」のラジェンドラが対人意識機能というフィルタを通さないで記述した世界に非常に似ている。
普通の人間には認識できない世界であり、零たちFAFの特殊戦は雪風やジャムが中継して強制的に認識させた「リアル空間」に放り込まれる。そこは可能性の海であり時間も空間もあまり関係ない、ある意味何でも起こりえる世界。物語の前半はこの「リアル空間」が何なのかの考察、そして後半はこの空間からの脱出にフォーカスされる。自分たちがどこにでもいてどこにもいないという量子的に未確定な状態にいるということを理解したうえで「雪風と零」と「ジャムとロンバート」は自分達が本来帰るべき世界への確定をかけて超空間通路の先の地球を目指す。。。。

いやー今回もマジ面白かった。でも内容が難解なのでこれが物語の骨子(核)だと思っているとどんどん論旨が展開されていって流されてしまい結果、あれ?さっきは何の話ししてたっけと置いて行かれたことが何度もあった。その意味ではこの物語を理解することは作者と読者の戦いでもある。
今回気に入ったのが「人は真の自分を理解できない」という下り。何故なら自意識とは無意識の上に載った仮想なもの(代理人)であり無意識下の本人すべてを表現(言語化)することはできないとし、ジャムが人を認識する為には言語化したもの:自意識を通じしてしかできないというこの皮肉。前作冒頭の「我は我である」というジャムのフレーズもこの意味を知って読むとまた違って見えてくる。

しかし一番すごいのはこれだけのボリュームを使っても、雪風という物語はほとんど進んでいないということ。
1週間ぐらい進んだ?
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.29:
(5pt)

次作が楽しみです

戦闘機に関してはほとんど知識のない状態で「戦闘妖精・雪風<改>」、「グッドラック」と読んできました。 専門用語などは一度読んだだけでは分かりませんが、前作を読んでいればそれなりに楽しめると思います。 OVAの美しい飛行シーンを思い浮かべながら読むとまた一層面白いです(原作とキャラ設定やストーリーは別物ですが) 筋書きはちょっと複雑ですが、文体は簡潔で小気味よく、さっぱりとしていて、私は読みやすかったです。 とはいえ、30年も続いたジャムとの闘いは何も完結していませんね。 一体これからどうなるのでしょうか。 早く続きが読みたいです。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.28:
(4pt)

風呂敷をうまくたたみ切れるか・・・

本作の評価は、全編完結したときに決まるのではないでしょうか。 はっきり言ってしまえば、本作は超巨大風呂敷をようやく広げた段階です。 ・・・まだ広げてる途中かもしれませんが。 これだけの大風呂敷をうまくたためる気は正直しません。 なんだか詳細はうやむやのままおわってしまいそうな。 。 。 しかしもし、読んだ人全員が納得するような完結編が出たなら、 本作はとんでもない名作になります。 期待を込めて、★4つ。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.27:
(5pt)

1巻の出版は何年前

シリーズ3巻目ですね。 2巻目から長かったです。 やっと完結です。 DVDも購入しました(全5巻?)。 不思議な物語(SF)と感じました。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.26:
(5pt)

上手く言えませんが

どちらがオリジナルでどちらが偽者か、現実なのか虚構なのか、未来なのか過去なのか。
兎に角、登場人物も読んでるこちらも訳が判らなくなる摩訶不思議な状況が延々と続きます。
雪風がスカっと飛ぶ描写を期待するとかなり肩透かしを食らいます。
が、何度も繰り返し読みたくなる、読む度に違った感想が生まれる、そんなスルメのような第3部です。
(もっとも雪風シリーズは全てスルメですが。何度読んでも面白い。)

難解な内容ではありますが、人物の会話にクスっとさせられることも多く、
私は最初、そんな会話劇を楽しみました。

前作も、読み返すと会話がとても面白いんですよね。零さんも結構喋るし(笑)

ジャムとの戦いがどうなっていくのかは勿論ですが、主人公・零さんの変化とか、
より強固になった零さんと雪風の関係とか、色々な角度から楽しめます。

さて、4部が出るまでに何回読み返すことになるやら。
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4150310246
No.25:
(5pt)

最高

ペーパーの時から好きでした。  電子書籍で読めるなんて最高です。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.24:
(4pt)

自分用

コレクションとして購入しました。 気に入ってます。 ・・・・・・。
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4150310246
No.23:
(5pt)

どっぷり嵌れる!

メカの絡んだSF好きなので、じっくりと読み込ませてくれるこのシリーズ。 正直、続きを絶賛希望中で待ってます。 ついでに実写映画はキャスティングなどにかなり不安…な昨今です。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.22:
(4pt)

読破した後にOVAのシーンにあった…

雪風が幻を見せて、ジャム人間やBAX-4を駆逐するシーンが頭に浮かびました。 内容としては、イメージするのが大変でこの巻は敷居が高いかもです。 ジャムとFAFと地球人、今後どうなるか楽しみですが読む頃にはこの感の内容忘れちゃいそうです…
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.21:
(4pt)

折れないための三つの「矢」

三つの観測者からの独立した報告によって客観的な世界が形成される。 わたしとあなたともう一人の誰か。 操縦士と航空機とジャーナリスト。 多視点からのパッチワーク的描写の積み重ねと弁証法による重厚で観念的な文章がひたすら続き、最後の最後になってついに雪風とその分身はラムジェットを最大戦速で噴射します。 「ふるさと」を確定するために。 その美しさはまさにハードSFの結晶。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.20:
(5pt)

難易度高し、ですが

前二作を読んだ上で。 読んでないと分かりません。 また、『グッドラック』を最後まで読んだら、 これを読まずには居れません。 三作中、最大難易度かなと思います。 これがジャム、これが雪風、といったところでしょうか。 個人的には1番好きです。 ジャムとの最終決戦が始まるわけで、勝手に完結編かなと思ってましたが、 まだ決戦の始まり、です。 ここからが本番。 「来るべき対話」ですね。 どっかで聞いちゃってますが。 でも雪風の方が先ですから! 次はまた10年後でしょうか?待つしかないっすね。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.19:
(5pt)

いやぁ難しい!

前2冊に比べて空中戦よりも零を始めとした人物の考えを描く場面が遥かに多いです フェアリィ基地におけるロンバートの反乱、ジャムによる゙リアル世界゙攻撃 それを掻い潜ろうとする零と雪風の行動と結果 初見の方は意味が分からないと思うので前作を読んでから、前作を読んだ方はもちろん読んでいただきたい そういう自分は出たの知ったの割りと最近ですが(笑)
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.18:
(4pt)

エリア88を期待する無かれ

人気シリーズの三作めなので、決して本作から読まないように。 戦闘機の出てくる名作マンガ「エリア88」のような空船シーン満載のアクション巨編を期待するとがっかりするでしょう。 もともと理屈っぽいシリーズでしたが、3作目は存在とは何か、現実とは何かといった感じの問答が延々続きます。 エンターテイメント作品としての限界を超えているような気もしますが、第1作、2作を読んでついてきた人を想定読者に絞って書いているのでしょうから、許されるのでしょう。 なんだかんだ書いていますが、続編を読んでみたい気がします。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.17:
(5pt)

待望の続編

今回メインとなるのは空戦ではなく、情報戦。 しかも、哲学的・観念的な内容が延々と続くので、 そういうのがダメな人は避けたほうがよいかも。 人間は戦闘知性体を認識できるが、ジャムを認識できない。 ジャムは戦闘知性体を認識できるが、人間を認識できない。 戦闘知性体は人間もジャムも認識できる。 ならば、戦闘知性体の視点で見れば人間(ジャム)を認識できるのでないか──。 と、いうような話が続きます。 当然、こういった話は人によって好き嫌いがあると思いますので、 参考までに。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.16:
(5pt)

強く、美しい。

前の二巻を読んで、続きが気になって仕方なかった私は、発売日に本屋に走しりました。冗談抜きで学校の帰りに本当に走りました。
帰り道、読みながらバスに乗って帰っているとバスを乗り過ごしてしまい「くそう、神林長平め。」と思ってしまいました。
まぁ、それだけのめり込める作品ということなのです。
三日ぐらいかけて読了し、その日は、ラストの美しさを噛み締めながら眠ったのを憶えています。
そして二度読むと、力強さを感じました。これは強く、美しい物語なのだと思いました。
哲学的で、難解な部分も多いのですが、それでいてエンターテイメント作品的でもあるという不思議な作品です。
続編が楽しみでなりません。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246
No.15:
(5pt)

読者への宣戦布告状

アニメ版に衝撃を受け、原作を読み始めました。神林先生他作品は未読です m(_ _)m。

 古典ミステリーには「読者への挑戦状」というパターンがありますが、
 読後、思わずこの作品自体が、神林長平のPNを被ったロンバート大佐からの
(そして人間世界に接触するための触媒として、彼を利用しているジャムからの)
読者、そして人間的自覚世界への宣戦布告状なのかという感触を抱きました。

 内容は私には要約不可能な難しさで、
以前に禅問答や不確定性原理(のさわり)で悩んだ経験を思い出しました。
 この緻密な物語を10年かけて織り上げた神林先生の、作家の業としか言いようのないものに屈服したい方はぜひどうぞ。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310246

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