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戦闘妖精・雪風



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戦闘妖精・雪風の評価: 4.60/5点 レビュー 53件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全53件 21~40 2/3ページ
No.33:
(4pt)

SF的思想を遺憾なく発揮した良作。ただし、文章がくどい。

未知の生命体<ジャム>との存在をとおして、人類、構成知性、ないしは自己と他者を画定を大きく考え直させる作品だ。
 侵略異星人物の戦闘機SF小説、と侮っていると不意打ちを食らうだろう。
 冒頭から「異星人が攻めてきても、それでも人類は一つになれなかった。地球人になりえなかった」といったくだりは、限りある土地の線引きに必死な人の矮小さをずばり指摘し、そのうえで「俺には関係ない」が口癖の他人に無関心な主人公の特異さを、すなわち作風をビシッと提示できてうまい。
 難点をいえば、文章がくどいこと。
 
 以下、本書の文書の癖をまねつつ感想を書こう、それがどれだけ真似られるかというと、しかし不安ではあったが、ただその雰囲気をなんとなく掴めるだろう、と私は楽観する。
 くどいと思うのは、まず接続詞の使い方が、センテンスのつなぎに多用しすぎている、ということだろう、と私は考えている。“しかし”、の使いどころが、句点のつなぎに使うのでなく、トピックセンテンス的に使うのでもなく、読点のつなぎにつかうから、文章が長くなる、と私は分析した。したがって、文章の切りが悪いのだ、と感じてならい。3ページに1回くらいは、しかしかならず登場する言い回しなので、読んでいて疲れてしまうのだ、と読後に私はふけってしまうのである。
 もちろん、それでも抜群におもしろい小説ではあるのだが、しかしそれだけに残念だ。
 星5つから、しかし一つ引いておこう。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.32:
(4pt)

雪風がしゃべる

なんて書くと誤解を生むけど、実際人語を操りだす。なんというか冒頭で一時的にあった、基本無言で零が代弁するスタイルがよかったけど、そういうのがめんどくさかったのか、新ツールを導入してしゃべらせ始めたらしい。ツール名が笑っちゃうけど。。。まあ、りんごが元気だった時代なわけだ。
内容は全体的に個人や、FAFコンピューターの意識の分析をやってるかんじ。哲学的という言い方をされるようだが、俺には普段の意味のない思考をやや有形にして書いてあるだけような印象もうけた。要するに意味がわからない。腹減った、なんで腹減ったんだろう、あ、あの女かわいいな的な思考が何で生まれたのか?みたいな。
証拠になにを語ってあったかほとんど覚えてない。とりあえず特殊戦の面々の”どうでもいい症候群”を扱いきれなくなってきたのだけは間違いない。んでもまあ、ジャムとコンタクトしたり、幽霊部隊が出てきたり、話自体はちゃんとできている。そのおかげで意味のわからない議論がそれなりに面白い内容になっているようだ。ただしそれほど融合率は高くない。なんつうか、難解なものがウケけるのは人間の自尊心に依存する(俺って頭いいんだぜという思考)らしいので、あんまりおもしろいよとオススメはできない。。。けど、それなりにちゃんと楽しんで読めるので、構成面も含めて4。
ブロークンアローは文庫待つかな?
ちなみにまた尻切れで終わります。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.31:
(5pt)

コミュニケーションの物語

前作は人間vsジャムという戦いの中でパイロットと戦闘機雪風が成長し自立していく物語でしたが、本作はパイロットと雪風だけではなく、所属部隊「特殊戦」やそのコンピュータたち、JAMや外部の人間たちがコミュニケーションを取ろうと模索する物語でした。ここでいうコミュニケーションは友好的なものだけではなく、敵対的なものも含めた交流という感じでしょうか。パイロット深井大尉とフォス大尉、深井大尉と桂城少尉、深井大尉と雪風、ブッカー少佐とクーリィ准将、深井大尉とジャム、人間とジャム、ジャムとコンピュータ...様々なコミュニケーションが絡まりあって、闘いが広がっていく。それだけに今回は長い会話シーン、哲学的な問いが多いです。前作よりは戦闘シーンだったりメカニカルな表記が減った感じ。逆に言えば、前作と比べてより人間ドラマ的になったと言えるかも知れません。これ、もう1回くらい続編あってもいいのになぁ。すごく面白かったです。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.30:
(5pt)

《ヒューマン》な味わい。

神林長平氏の傑作中の傑作『戦闘妖精・雪風』の続編です。でも、個人的には正編よりも、この続編の方が好きだったりします。正編のクールで残酷な世界も面白かったけれど、より《ヒューマン》で、より《哲学的》な味わいを持つ、この続編の方がやっぱり良いです。この作品に描かれた《人=機械》共生体という在り方は、将来的にはありえるような気もします。私も、仕事でコンピューターを使っている時など、まるで《生き物》を扱っているような錯覚を覚えることが、たまにあります。SFという型式でしか描けない、非常に魅力的な物語だと思います。(追記:同じテーマの傑作として、川又千秋氏の『火星甲殻団』2部作があります。未読の方には、こちらもオススメです。)
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.29:
(4pt)

そりゃ無いよという終わり方

前作を読んだ人なら、まず間違いなく手に取るだろう続編です。 前作を読んでいないと、話が通じないのでお気をつけ下さい。 さて、肝心の本作ですが、前作のスピード感あふれる現在形を多用した文体から、ジャムとFAF、零、雪風を内面へ深く分け入る落ち着いた物語運びになっています。 全編を通して大きな一つの物語になっており、じっくりと読ませてくれますが、いよいよこれからという肝心のところで話が終わってしまいます。 早く続編が読みたいです。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.28:
(5pt)

OVAとは全く別世界・・・

OVAをチラっと見て、ちゃんと内容が知りたくて、 最初に読むべき(改)より先にこちらを読んでしまいました。 作者の方も全然知らないので、あまりの文庫本の厚さに一瞬怯んだのですが、 一気に読ませてしまう作家の力に感服いたしました。 <m(__)m> これは「SF」の名を借りた「自分本位な人」への啓蒙書です。 コミュニケーションとは何なのか、言葉とは何なのかということを、改めて考えさせられました。 続きが読みたいような、このままにしておきたいような、不思議な読後感です。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.27:
(5pt)

恋愛になる日。

恋は一人のもの。 けれど。 愛は? 恋愛は一人では完結しない。 意思は伝えなければ。 伝え合うツールを手に入れ、 戦闘妖精と人の。 その意思は伝わりあう。 ひたすらに恋うた想いは、 やがて通じる日をむかえる。 戦闘妖精の本能のままに。 その行き先は戦場。 けれど。 その行き先に不安は無い。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.26:
(5pt)

「新種の複合生命体」

OVAで「雪風」に興味を持たれた方に、ぜひ読んでほしいです。
描ききれていなかったことがたくさんありますよ。

たとえば、「新種の複合生命体」という言葉。原作では、
自分が生き残るため、共闘するパートナーをいつでも犠牲にしうる、
そういうせめぎ合いの果てに生まれたものとして、
深く描写されています。

主人公である零も、原作ではどんどん変わっていくのに、
アニメではほとんど変化なし、でしたね。

機械と人間の関係にしても、ジャムとの戦いにしても、
人間の想像を越えるスピードで事態が進んでいく、
この緊迫感はすごいです。
とくに終盤の展開は圧巻です。

物語はこれからです。
続編熱望します。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.25:
(5pt)

俺には関係ない、

と思ってました。 アニメを最初に見た時も、「絵は綺麗。 まぁまぁの出来」 くらいしか感じませんでした。 その後、本作を(「改」と合わせて) 借りる機会があり、1000ページ、一気に読了。 人とは? 機械とは? 軍とは? 妖精の魔法にかかったかのように、引きずり込まれました (アニメ版が辛くなるくらい)。 冗長な続編という意見もありますが、 私はグッドラックこそが本編に思えます。 続編希望! 待ちますよ〜。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.24:
(5pt)

神林作品真骨頂

『ジャム』ってなんだ?!未知の異星体である。 地球を侵略してきた外敵だ。 迎え討つのは実戦組織FAF。 主人公は特殊戦パイロット深井零中尉とハイスペック戦闘機の雪風である。 誰よりも腕が良く何よりも優れた機体。 操っているのは彼か、雪風の方か。 彼らはブーメラン隊。 仲間を見捨てても戦闘情報を持ち帰ることを至上目的とする。 愛すべきは雪風だ… 永遠に彼の行動を追い続けたい。 『FAF特殊戦』が不滅な限り『ジャム』は人間を理解=支配、出来ないだろう。 人間とマシンの相克をこの本で知った気がした。 ところで…ジャムってなんだ?!
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.23:
(2pt)

冗長な続編

前作「戦闘妖精 雪風」は不定期連載の短編集ながら、突き放すような凄みのある結末だった。 本作はその期待の続編ということになるが、正直いって冗長な上に生ぬるい。 結末に至っては生ぬるさを通り越して甘ったるくなっており、拍子抜けだった。 ある意味前作の鈍い金属のような輝きを再認識させる「反面名作」なのかもしれない。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.22:
(5pt)

グッドラック

せつねぇぇぇぇぇぇまじで切ないよう!!
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.21:
(3pt)

一気に読めた

心理描写などは読み飛ばしてもすっきり読める。 かといって内容も深読みすればいくらでもできる。 何度読んでも飽きないのは、最近の本では珍しいと思う
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.20:
(5pt)

SFファン以外の人にもオススメです

前作を読んでいたので迷わず購入し、一気に読んでしまいました。
このシリーズでは、異星、亜空間というSFらしい設定ではありますが、作者の世界設定自慢のSFとは異なり、シンプルな設定です。SFの苦手な方でも分かりやすいと思います。
理解しやすい設定のため、各キャラクターの心情、立ち居振舞いが見事に表現され、生き生きと描かれています。
また、設定が分かり易いからこそ、逆に分からないモノが一層際立ちました。良く分からない敵の存在こそが、我々人間、人類という漠然とした存在に対して見事なコントラストを描き、人間をくっきり形作っていきます。何より展開がしっかりしていて、途中で止めることができませんでした。
SFファンはもちろん、SFファン以外の方々にもオススメの一冊です。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.19:
(5pt)

やっぱり面白い

600ページ超の長編ですが、グイグイ引きこまれ、もったいないとは思いつつも一晩で読みきってしまいました。神林作品、特に雪風はやっぱり面白いとあらためて感じました。機械生物ジャムとの闘いという正しくSF的な題材はそのままに、ストーリーの根底にある、機械対人間というテーマがより色濃く、より明確な方向性を持って前面に出てきています。ジャムとの闘いに勝つために、人間ではなく、自らが生き抜くことを選び始める味方コンピューター群、人間との闘いであって欲しいと思いつつ、機械達とのコミュニケーションを通じ必死に何かの答えを模索し出す人間達、戦術を静かに変え始めているジャム。この物語のラストは、機械対人間の結末は・・次の続編のことを考えると、何度もまた1ページ目から読み直し始めてしまいそうです。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.18:
(5pt)

わずか120日間の戦闘記録

SFに興味の無い方にも「別のジャンルに挑戦!」ということでお勧めです。 表紙だけ見て引いてしまった女性にもお勧め。 大人の鑑賞に耐えるストーリーと文章です。 仮想空間(のような)フェアリー星での、戦闘機と正体不明の輪略者ジャムとの、壮絶なスカイアクションの「二作目」です。 無駄な部分をそぎ落とした、スカイアクション中心の一作目も最高に好きなのですが、二作目の主人公とそれにまつわる人々との、戦闘に関する「考察」「洞察」「哲学的な思索」等も、本書の魅力です。 友人の男性から「はい、これ、お口に合いますかどうか」と、本をもらって、私はモロにハマリました。 彼の高校の頃からの愛読書だとのことです。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.17:
(5pt)

機械たちの生存競争

冒頭でジャーナリストのリン・ジャクスンが言うように、この作品では、地球に未知の何ものかが攻め込んできたというのに、地球の人々は「地球人」になるチャンスを放棄する。
 人々にとって国家・民族・宗教などの対立軸に新たに宇宙人が加わったに過ぎなかったのである。 
 すでに地球では忘れ去られ、戦う意味すら人々に疑問視されながらも異星フェアリィで戦いつづけるFAF軍。そのFAFにあって異常者集団と呼ばれる主人公の部隊「特殊戦」。特殊戦はその何が何でも敵の情報を持ち帰るという任務上、仲間を見捨てることすら厭わない、自らのためにしか戦わない者の集団である。
 ところが、仲間からも、地球人からもいわば人間失格と言われた特殊戦(特に零と雪風)こそが実はジャムにとって最大!の脅威となる。ジャムから見た人間たち一般とは違いむしろジャムに近いとすらいえる<非人間的集団>であり、個体として生き残ることしか考えない者たちの集団のはずが、現実にはジャムにとって最大の戦力になっているという、この人間の非論理性がジャムには理解できない。一方では、生存を勝ち取ろうとしない地球の人間は、もはやジャムにとってたやすい存在になりつつあるというのにである。
 この作品では、敵は何ものか?雪風は生きているのか?ということを登場人物たちが問いながら、異星での戦争という状況を通して、「雪風ら戦闘機械たちはジャムと生存競争をしている。人間は生存を賭けられるのか?人間は何ものなのか?」までをも考えていくことになる。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.16:
(5pt)

続編としても、新作としても

これは「戦闘妖精雪風」の直接的な続編である。 だからもちろんのこと前作とあわせて読むと内容がよりよく理解できる。 しかし、前作を読まなくとも、内容は新鮮というか、ともかく楽しめる。 実際に自分はこっちから先に読んだ。 続編という枠を超えて独立した作品に仕上がっている。 それほど完成度の高い一冊。 よみだしたらきっとハマル、オススメです!
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.15:
(5pt)

新作としても続編としても・・・

これは「戦闘妖精雪風」の直接的な続編である。 だからもちろんのこと前作とあわせて読むと内容がよりよく理解できる。 しかし、前作を読まなくとも、内容は新鮮というか、ともかく楽しめる。 実際に自分はこっちから先に読んだ。 続編という枠を超えて独立した作品に仕上がっている。 それほど完成度の高い一冊。 よみだしたらきっとハマル、オススメです!
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834
No.14:
(4pt)

さらに深みを増す作品世界

空中の戦いが中心だった前作に対して、本作では空中のみならず、地上での人間,および雪風に代表される戦闘コンピュータ群に焦点が移ることによって、より物語に深みが増す。
深井零は、雪風から強制ベイルアウトされたことによって、それまでの雪風への一方的な信頼から、新たな境地に達し、前作で言及されたジャム人間に対する対策のため、ブッカー少佐はさまざまな画策をする。その過程を追う事で、われわれ読者は人間-機械(コンピュータ)の関係について新しい見解を得ることができる。
中盤のジャムについてのブッカー少佐の長々とした会話はやや難だが、人物の軽妙な台詞と、良質なミステリ風味付け(次にジャムは、雪風は、どう出てくるか?)を楽しめるすばらしい作品。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306834

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