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戦闘妖精・雪風の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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70代のババアですが読み始めたらやめられません。SF、アクション、諜報、哲学、ミリタリー、全てをぶち込みテンポの速い、感動的な物語に仕上げた作者に脱帽。恋愛ものでもあるのです。深い深い愛情の物語です。2巻まで読んだところです。即3巻を購入しました。 | ||||
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人は理解出来ないヒト、コトやモノを恐れる。そして理解することを諦め恐怖から解放されようとする。しかしこの物語の登場人物たちは諦めず理解する努力を惜しまない。その姿勢こそが自分を生存させる行為、意味なのではないかと感じた。 | ||||
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一見、SF戦闘機小説のようだが、むしろ専門用語が散りばめられた戦闘シーンは媒体に過ぎず、実際は人間の生き死に最も重点を置いた哲学小説である。 小説の中で、人間の存在を理解できないコンピュータ異星人との戦闘の中で、機械ではなく人間が戦場に立つ理由を何度も何度も問いかけてくる。そして、人間が戦場に立たなければいけない理由は、人間が生きる理由と密接に関係しており、「生きたいのに戦場に立つ理由」を探ることとなる。 また、異星人が作り出した人間のコピーの出現によって、主人公たちはより人間であることを再度自覚するようになる。人間についてとことん追求した一作と言えるだろう。 ウォージャンキーや無気力系などの言葉では一蹴できない、生に固執し、コンピュータに運命を預けながら、自身は戦場に最後まで立つことを覚悟している零はとても魅力だ。 理解を超えた異星人の描き方は、近年にヒットした「プロジェクトヘイルメアリー」に匹敵するものであり、1979年から連載が開始された小説だとは思えないクオリティだ。 | ||||
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シリーズ開始からもうすぐ40周年、自分が初めて読んで神林ファンになってから35年が経ちました。 このたび電子版として携帯したくなり再購入、今読み返しても本当に面白いですね。 背面吸気の長谷川メイヴの表紙デザインが本当にカッコよく、当時使っていたPCの壁紙にしていたことを思い出します。 (いくとメイヴもアリ、ですが不気味さが足りない気が) | ||||
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「戦闘妖精・雪風(改)」と同じ8章から成っていますが、いずれも明らかに人間をターゲットとして 戦術転換してきたジャムを中心にストーリーが展開します。一作目は各章が夫々個別の展開でした。 二作目を読むと、一作目の各章は二作目のストーリーの為にFAFやフェアリー星の予備知識を与える 役割を果たしていたんだなと感じます。それだけに「グッドラック 戦闘妖精・雪風」はいよいよ 本編開始と言った感じで盛り上がっていきます。 でもまだまだ話は終わりません。ジャムの正体もまだ明らかにはなりません。なので三作目を読む のが楽しみです。 | ||||
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航空宇宙系のSFが好き、かつ哲学的な話も嫌いではない方にオススメです。 初版時にハードカバーを買って読み、最近Kindle版を購入して読みましたが、現代の戦いの様相が、本作の戦いの様相に近付いてきているような気がして、改めて感動しました。 | ||||
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『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』を読むために読み直しました。 前作『戦闘妖精・雪風〈改〉』が 戦闘知性体《雪風》+人間《深井零》vs未知の敵《ジャム》という図式だったのに対して、 本作は《雪風をはじめとする戦闘知性体群》vs《ジャム》という構図がより明確になり、 人類がそこにどう関わっていくのか~という話にシフトします。 前作が《戦闘》であるならば本作は《戦術・戦略》の話です。 なので前作のようなカッコいい空中戦やドンパチはありません。 ひたすら会話と考察、推察が続きます。少々退屈です。 しかし文庫版で624ページ、けっこう分厚い物を最後まで読ませてしまう力量はさすがと言わざるをえません。 少々退屈なんですが、確かに面白い作品ではあるのです。 第3部『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』に続きます | ||||
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1999年の本だが2020年の今、ホットなテーマが取り上げられている。 AI(とその限界) 発達障害 無人兵器 以下、自分なりの解釈を羅列してみる。 <ジャム> コミュニケーション不全。呼べど応えぬ神。大いなる父。 "絶対者が存在するか否かが問題なのではない。存在するならば、その力は人間など介さずに作用するだろう" "個個の人間などには関心がない。だからこそ畏怖すべき対象になり得るのだ" <雪風> 人間に至上命題を設定され、操縦されるもの。人間からの権限移譲の受託者。 プロトコルによる制約。妖精――人間と神の中間的存在。 太平洋戦争において――甲型駆逐艦(陽炎型駆逐艦、夕雲型駆逐艦)38隻の中で、雪風は唯一終戦まで生き残った。 <深井大尉> 過去に囚われている。センシティブであるが故に他者から距離を取る。 "それがどうした、自分には関係ない" 雪風を擬人化(機械の方が信頼できる?)。黒木33Rまでの「湾岸」でアキオにとってZがファム・ファタールであったように。 雪風に裏切られたという思いが"他者とは自分とは違う世界を持っている存在のことだ"という気付きをもたらす。 <特殊戦> 共感能力に乏しい人間たちの集団。全員が他者に干渉しないからこそ居場所となる。 そういう組織が機能するのは、それが個々のサバイバルに有利に働くという判断が内部で優勢となっているからか。 機械知性群にとっても自らの存続基盤である。 <クーリィ准将> 権威的な父親からの抑圧。 "証券会社で一流のディーラーを目指していた" 経済という複雑系と対峙するとき、人は人間の都合とは無関係に発現する巨大な力への無力感を抱く。それは顔を持たない、対処のしようがない敵であり、彼女に受け入れがたい屈辱をもたらしたのではないか。 理不尽なものへの怒り。 "ジャムの正体があいまいなのは、むしろ望むところだ。わたしがFAFに来たのは、まさにそうしたジャムに対して、自分はここにいるということを、知らしめてやりたかったからだ" "圧倒的な、だれにも文句は言わせない、世界は自分のものだと宣言できる力が欲しい、神と対等に渡り合うために" <ロンバート大佐> 脳の器質的な障害による共感能力の欠如。それを自らの短所ではなく長所として捉えたい。 トリックスター的ふるまい。 ダブルスパイの陥穽――ミイラ取りがミイラに。しかし、確信犯として取り込まれることで一体化を目論む。 "わたしの目的は、ジャムを支配することだ" <異なる世界認識用の情報処理システムを持っていて、互いにそれをサブシステムとして使うことができる、新種の複合生命体> "愛には、こういう形態もある" "相手を、自分自身として感じ取れる能力" "浮ついた恋愛感情ではなくて、生き残りのためならばその自分の一部を犠牲にすることもいとわない、という厳しいもの" シビレル。 | ||||
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リアルタイムで読んだ時は、そこまで感じるものは無かった。が、人間に最後に残される仕事が何かを考える度に思い出して、読み返す。最後に残るのは接客業=客が人を求めるというクルーグマン的な方向が今回のコロナで実際の致死率、後遺症がどれくらいの危機かは別として、「常識」として定性的、倫理的に離れて生きていくことが良いとされると、残される仕事は部品としての効率性しかないが、それの行き着く先の否定がこの小説だ。最終的にちてきろーどーは無くなる前提でね。 | ||||
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SF作家神林長平の戦闘妖精・雪風シリーズ、第一作から十年越しで放たれた第二弾であります。 前作のラストで任務中に異星体「ジャム」の人間型兵器に銃撃され、負傷したFAF特殊戦第五飛行隊所属の深井零中尉。 何とかスーパーシルフ「雪風」に搭乗し脱出を試みるも、「ジャム」の攻撃を受け、スーパーシルフ「雪風」は被弾、惑星フェアリィの森に墜落してしまう。 炎上するスーパーシルフ「雪風」。 しかし「雪風」自身は、深井中尉が、いや他の人類や「ジャム」や読者も、思いもよらぬ手段でこの窮地から脱出し、任務を達成する。 負傷した深井中尉も炎上するスーパーシルフから射出される。 深井中尉は「雪風」のとった予想外の行動に受けた衝撃のため?、はたまた失血のため?意識を失ってしまう…。 前作を読了した当時の自分が、多分、最も気になったことのうちの一つが、深井零中尉の「その後」でした。 普通に考えば、まあ「戦死」した、でしょうか。 脱出、そして任務達成、厳密には帰投完了の時点で達成でしょうが、した「雪風」が深井中尉の救難信号受信を近辺のFAF基地に報告しているので、運が良ければ遅かれ早かれ救助が来るでしょう。 ただし、深井中尉は銃撃で負傷している。 また、惑星フェアリィの森には原始恐竜なる、多分、生物がいるようで、前作のⅠ章「妖精が舞う空」では当時のスーパーシルフ「雪風」のフライト・オフィサ、零の相棒、が食べられているらしい。 そんなこんなを考えあわせると、今回の深井中尉の生還率は余り高くない。 でもそこはSFだから…。 続編がもしあれば、ひょっとすると…。 別のレヴューにも書いたのですが、自分と神林長平作品との「最初の接触」が『戦闘妖精・雪風』旧版でした。 幸運な出逢いだったと思います。 これで神林長平作品に興味を持って、他の作品も探して読むようになりました。 それだけではあきたらず、SFマガジンやSFアドベンチャー、SFイズムにまで手を出すこともありました。 あわよくば、『雪風』の続編やそのヒントでも見つからないかなあ、と。 しかし、『雪風』の続編は発表されず、幾星霜…。 自分の中では、すっかり「深井零は戦死した」で落ち着いておりました。 ところが、ある日突然…。 『雪風』の続編が!!! どうやって最初にそのことを知ったのか、最早覚えておりません。 多分、本屋さんでSFMの現物を見たのでしょう。 即買って帰宅して読みました。 これが最初の話の半分だけで、何とももどかしい。 しかも変な気分でもありました。 今更生きてると言われてもねえ。 例えるなら…。 実は、沖田艦長が生きていたとか、年上だったルパン三世がいつの間にか年下になっていたとか…ちょっと違うかな。 ま、何にせよ、最初にあった微妙な違和感は、しかし、次々作品が発表されるに従い、全く気にならなくなりました。 前作もそうでしたが、SFマガジンに飛び飛びに各エピソードが発表されるのですが、この第二部の後半は結構連続で毎号掲載されました。 当時まだ月刊だったSFマガジンを毎号楽しみにしていた覚えがあります。 第二部完結後、単行本が発売されるとすぐ買ってしまいました。 何というか、この第二部は前作と随分赴きが違います。 前作はハードボイルド、ハメットの方、みたいな文体といいましょうか。 対して今作は、確か文庫版の解説だったかにも書いてありましたが、膨大な量の会話からなっています。 前作では人間関係が希薄というか、ほとんど破綻していたというか、残った関係にすがりついていた深井零が、前作ラストの「雪風」の行動に勝手に傷ついて、しかし今作では周辺との関係を再構築していくという、いわば深井零のリハビリテーションの話といっていいのでしょうか。 前作も今作も、大状況としては、わりと絶望的な状況であることにに変わりはない、寧ろ酷くなっているかも、のですか、不思議と悲壮感がないのは深井零がリハビリテーションに成功しているからでしょうか。 思えば、前作ラストの「その後」が気になったのは、当時はそんなに深く考えてなかったのですが、深井零の当時の状況が不憫だとそれなりに感じたからでしょうか。 その辺については著者自身やアニメーション版の、確か今はもう鬼籍に入られたプロデューサーの方もどこかで発言されておられたような記憶があるのですが、さて…。 最後に、外れた自分の予想などを少し。 第二部の最初にヤガシラ小尉という例の「ジャム」側の人間型兵器が出てくるのですが、最初の話の前編だけ読んで、あ、今回は、人間に創られた機械兵器である「雪風」とこの「ジャム」に創られた人間型兵器のヤガシラくんとのバディ物になるんだ、等と無邪気に考えたのでした。 が、そんな、ある意味で能天気な、話が許容されるには、この雪風ワールドはシビア過ぎるようです。 | ||||
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前巻を読み終えている人であれば問題は無いでしょうが。ただ,話はどんどんややこしくなっている印象です。 まぁ,ある程度の期間続く話であれば,物語の中で世界が広がる,あるいは話の規模が大きくなるのは仕方ないといえばそうですが,付いていくのは大変です。 個人差は当然あるのでしょうが。 | ||||
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PanPanPan, code U uniform | ||||
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話が動き出している感じが凄くしました。 アンブロークンから続くこれはまさに承が詰め込まれた一冊ですね。 | ||||
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海外の友達に頼まれて購入しました。 友達曰く、揃えていた本が手に入って本当に良かったとのことです。 | ||||
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前作は、一話完結の短編をまとめることによって、壮大でミステリアスな世界観を描写していて、スケールの大きい物語になっていた。今回の続編は、前作のひとつの短編をダラダラと引き延ばした感じになっていて、物語が全く進まない、やや退屈な展開になっている。雪風や深井零中尉が生活する世界観にいつまでも漬かっていたい読者にとっては良書であろう。 | ||||
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雪風シリーズ、面白い。 これほどの経年を感じさせない。 kinndle版が値段の高い。 電子書籍は中古品の使い回し(転売市場)は機能しないのかな? | ||||
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なかなか興味深い手法で書かれていて面白い。アニメ版も観るとより理解出来るかも。 | ||||
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読み進む内にモヤモヤした鬱憤が蓄積していく。 作者は飛行メカにはある程度の造詣を持つようだが、人間や社会(特に軍隊組織)には疎いに違いない。主人公は幼稚園児程の共感能力も持たない人物なのだが、会話描写がドライかというと反対に甘ったるくウエットで背筋がムズムズしてしまう。アニメ脚本としてはこれでも良いのだろうが、小説としては如何なものか。 それにこのハナシはプロットが破綻してしまっている。 任意の惑星に次元回廊を穿ち、人間のコピーさえ作り出せる能力を持つ存在(ジャム)に、AI搭載とはいえ「ジェット戦闘機」で太刀打ち出来る筈が無いでしょうよ。 そもそも「戦い」は30年続いているということになっているのだが(主人公が生まれる前から!)、それだけの年月、毎日同じ飛行機で出撃しては「今日は何機墜とした」とか言ってたワケ?(そんな戦争、ある訳ないでしょ!) ・・・「戦争」というのは帳尻合わせではない。 特にこれは人類という種の存続を掛けた戦いなのであるから、ありったけの核をブチ込んでも次元回廊あるいはフェアリィ星自体を破壊してしまう、という戦略が採られなければならない筈。 それがIndependence Dayの如き総力戦どころか地球の人々(一般市民)は戦いが行われている事自体を忘れかけているんですと(ありうるか?)。 雪風含む人類側戦闘AIが自律的(勝手)に行動しているというのもいただけない。 パイロットは各国のエース級どころか服役と引き換えに徴用され(シミュレーターでパイロットスキルを刷り込まれ)た囚人で 「俺には関係ない」 が口癖の離人症患者。 (アニメでは「最終兵器操縦者が高校生」という作品もあったが)イイ大人となった身からすれば どれだけお粗末な軍事組織なんだ、と。 「ジャム」については作者自身も確固たるイメージを持ち合わせていないようで、「神かも知れない」などと登場人物に言わせている。 そもそもジャムは何を目的として地球に侵攻したのか? 地球人の兵器と遊びたかった、というのならそういうオチもアリだとは思う。 しかし今回はジャムに人語を使わせて 「何故我と戦う?(ぇ)」 などと言わせている辺り 『描きたかったのはジェットの空中戦シーンで、ストーリーは考えてませんでした』 と思われても仕方ないだろう。 ラストで「雪風」が蒼天へと駆け昇って行くシーンは相変わらず格好良いのだが、この話に収拾を付けるのは生半な困難さではあるまい。 | ||||
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雪風の進化、雫の変化に驚きです。 色んな人物の心理描写も引き込まれます。 | ||||
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時代を感じさせる… 近未来SFの宿命。 設定の面白さがすべて。 文章表現は可もなく不可もなし。 | ||||
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